遭遇戦
帝国とはフェルゼルシアの東にある強大な専制国家です。アングレッドはフェルゼルシアと帝国の国境要塞です。 ややこしくてごめんなさい!
「ヘイルダム乗艦のぺタス艦隊司令長官より通信!。3時の方向に帝国の哨戒艦を確認。進路は維持。本艦へ続け。以上です」
「進路そのまま、ヘイルダムとの距離を保て!」
「進路そのままヨーソロー!」
ヘイルダムは後部主砲が損傷しており、フィーアは乗員数が通常より少ない為、戦闘になると正直厳しいが、向こうは駆逐艦2隻でこっちは戦艦と巡洋艦だ。簡単には手出ししてこないだろう。そう考えていた矢先、見張り員の報告が入る。
「帝国艦より発光信号!読み上げます。貴艦隊は我々帝国の領海を侵犯している、即刻当海域を離脱せよ。とのことです」
「まずいことになったなぁ。面倒な事が次々と起こる。ただでさえ眠いのに」
オルリック艦長はコーヒーはすすりながら愚痴を言う
「今ここで海域を離脱する為陸地に近づけば海岸砲に捕捉されます。しかし帝国艦の警告を無視しては、増援を呼ばれて攻撃される可能性も…」
「落ち着けクルト副長。いずれにせよ我々ではどうすることも出来んよ。この場はぺタス司令の判断を待つしかない。」
「失礼しました。ですが…。」
この場を戦闘なしで切り抜ける方法なんてあるのか。
ーヘイルダム艦橋ー
「司令…いかがすれば…」
「どうしたものか。今ここでこの海域を離脱する訳には…。だが戦端を開く訳にも…」
「帝国の哨戒艦が近づきつつあり!」
「司令!ご決断を!」
「致し方あるまい。今ここで帝国とも争いをする訳にはいかんのだ。進路変こ…」
ぺタス司令が判断を下そうとした直後、帝国の哨戒艦の周りに大きな水柱が上がる。
「帝国哨戒艦に至近弾多数!」
「何?どういう事だ!」




