7-19 巫女姫は『疑心暗鬼』を捨て去りたい(7)
大変、ご無沙汰しております。
九月こと長月見舞いを申し上げます。
ご拝読いただき、ありがとうございます。
今回こそ『巫女姫様の一人愚痴会』の回を終わらせたい所存でございます。
よろしくお願いいたします。
――あ。
炭・煤の効果である汚水『除去』という言葉で、思い出した。
いかんせん…つい「あれもこれも」という、要らぬ思い老けてしまう悪い癖だ。
またしても話が、変わって申し訳ないが――…インフルエンザ等の殺人ウイルスの治療法を『見直し』た方がいいと思う。
毎年毎年、残念ながら…インフルエンザによる死亡者が、増えている。
そして、厭きずな毎年恒例のインフルエンザを含む『殺人ウイルス』が「待っていました!」と、言わんばかりに現れる。
例えるなら“順番待ちからの解放”だろう。
しかし、既にインフルエンザに対する予防薬だけでなく特効薬も存在している――…が、それでも亡くなってしまう人は、後を絶たないのが『現実』だ。
その『殺人ウイルス』に罹らないための予防法は、とてもシンプル――…風邪対策と同じだ。
風邪対策と同じように“手洗い”と“うがい”をすると思うが…残念な事に『手の洗い方』と『うがいの仕方』は、個人差が激しいだけでなく…誤っているのが『現実』だ。
体内に入り込んでしまったインフルエンザを含むウイルスは、本来ならば“異物”として体内に備わっている免疫細胞と、呼ばれる…例えるなら『警察官』だろうか。
この免疫細胞によって、体内に入り込んでしまったウイルスとの『体内戦闘』を繰り広げる。
風邪やインフルエンザを含むウイルスを体内から追い出す活動を行う。
風邪と同じように初期症状である――…咳・鼻水・発熱。
しかし、その『初期症状』ですら対抗できなかった場合――…体内の中では、治すために発熱を主力に『体内戦争』繰り広げられ続けるが体力の急激な低下が、待っているだけだ。
この時の症状は、先ほどの初期症状の『悪化』だ。
その前に“インフルエンザ”の特徴を『おさらい』しておこうと思う――。
私なりに調べた『インフルエンザ』の特徴――…インフルエンザは咳や鼻水を介する飛沫感染によって感染し、約1~2日程度の短い潜伏期間の後に発症すると言われている。
典型的なインフルエンザは、悪寒戦慄、急激な高熱と共に発症する。
同時に、筋肉痛や咳、鼻水などの上気道の症状が現れる事もあるそうだ。
発熱期間は3~5日ほどであることが多く、約38度以上の高熱が持続した後に解熱傾向に向かいます。
一度解熱してから再度発熱する「2峰性発熱」と呼ばれる熱型をとることもあるそうだ。
この2峰性発熱の場合は、インフルエンザの自然経過なのか、肺炎などの合併症による発熱なのか、医療機関で正しく判断を受けることが重要です。
新型インフルエンザでは、下痢や嘔吐などの消化器症状が生じる事もあります。
また、肺炎や脳症などの合併症にも注意が必要。
インフルエンザウイルスの感染に合併症を発症している場合、以下の症状が現れることがあります。
(1)発熱の期間が典型的なインフルエンザの例よりも長くなる。
(2)咳がひどくなり呼吸が苦しくなる。
(3)意識状態がおかしく、けいれんを起こす――…この三点を注意深く様子を見なくてはいけない。
重症の肺炎を発症している場合、呼吸のサポートが必要となることがあります。
また、重症度が増した場合には、通常の呼吸管理が難しくなり、ECМО(体外式膜型人工肺)を用いた呼吸管理が必要になる事もあります。
しかし――…インフルエンザのような『殺人能力の高い』ウイルスに侵され重軽症になってしまったら…どうなるだろうか。
――以前。
友人もインフルエンザに罹ってしまい、例のタミフルを服用した事があるそうで「マジで、ヤバイ」との事だった。
どうヤバいのかを聞いたところ――…友人曰く、個人差があるだろうが…物の数分後に“幻聴”と“幻覚”に襲われてしまったそうだ。
例えるなら軽い『夢遊病』に遭ったようだと…どんな幻聴と幻覚を見聞きしたのかは、熱のせいで憶えていないそうだが…うろ覚えだが、嫌で変な悪夢から逃れるようにベットで寝ていたはずなのに気づいたら病院の一室だったそうだ。
不謹慎で、申し訳ないが…不幸中の幸いという言葉が、合っているだろう。
当時――…実家暮らしをしていた友人のご家族が、友人の異変に気付いて病院に運び込まれて治療を受ける事…約3日で、意識を取り戻したらしい。
目が覚めて初めて目に入ったのが、初めての酸素ボンベと点滴に…思わず“目が点”になってしまったと言っていた。
その後も治療を続け…無事に退院したそうだ。
しかし、治療空しく…まるで嘲笑うかのように亡くなる人は、残念な事に後を絶たない。
今現在の『治療法』を思い切って変えない限り、よくニュースの合間に公開されている浮き沈みの激しい電子計算図式の変化はないだろう。
その――…治療法は、とても簡単だ。
人工血液透析を使えばいいだけだ――…病院によるだろうが、最低でも約5~8台を備えているはずだ。
人工透析の大まかな機能は『血液のろ過』と『余分な水分の除去』だ――…ここまで、言えば分かるだろう。
体内に潜入してしまったウイルスの“毒”は、血流によって全身を巡る。
そのウイルス毒に侵された血液を人工血液透析によって、血液をろ過をしながら水分補給と酸素吸入していけば――…どうだろうか。
しかし、インフルエンザを含む『殺人ウイルス』に含まれている“毒”は、過去に経験した事のない程の想像を絶する脅威だ。
要は、毒素によって侵されて充満してしまった血液を綺麗にしなければ――…いくら水分補給をしても酸素吸入をしても“毒”は、そのままだ。
もっと簡単に言うと「体内は、ウイルスの毒に侵されてしまっている状態」という事だ。
嫌な例えをなら――…ヘドロにより詰まっりまくってしまった掃除されていない下水溝のようなものだ。
どうして、人工血液透析を使うか――…もう分かっただろう。
血液を綺麗にすれば、ウイルスに横取りされていた『栄養』と『酸素』と『水分』が、全身に効率良く行きわたるはずだ。
そして、過度になってしまっていた治療薬の量を最低限に抑えられる事になる。
最低限の治療によって、負かとなっていた費用を抑える事が出来るはずだ。
――そして、効能が強く一時的に問題視された“タミフル”といった…今でも緊急用であり重病用薬を服用を控える事が、出来るだろう。
仮に採用されたとして…人工血液透析を使用するなら最低でも約30分~小一時間程を掛けた方が、良いだろう。
何故、その時間帯に限定したか?
全身を巡る“血液”が、心臓から再び心臓まで元に戻るまでの速度は、約30秒――…ウイルスによるだろうが、最低限の除去になるはずだ。
しかし――…こちらも簡単には、出来ないだろうな。
あくまでも「好くなるのではないか」の『可能性』であるため…仮導入されたとしても突然の事で、対応と対策が追い付かないのも事実だろう。
例えば、不透明な『可能性』を透明化にするために治験を行わないといけない――…応募を掛ければ“それなり”に集まるだろうが…はっきり言って、犯罪者を『実験体』にすればいいだろう。
犯罪者を更生させるため――…聞こえはいいだろうが、それでも踏みとどまるだろう。
どんなに“最低”であっても“凶悪”であっても『人間』なのだから嫌でも“良心”と“良信”が、働いてしまう。
それを利用されているとも知らずにだ――…もやもやするな、本当に…。




