表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/94

中2の夏~独り占め~

「ひな君結構熱酷いなぁ」そう言って僕のおでこに手を当てるあーくんの声で僕は起きた。

「あーくん?」

「ごめん起こしちゃった?ひな君きつくない?結構熱あるけど…」

「何度?」

「えっと…40.9度」やっぱり熱あるのか…きついはずだ。

「ひ~な君。お兄ちゃんいるから寝てていいよ」そう言って僕のほっぺたに手を当てた。

「あーくんの手、気持ちい…」

「良かった♪」

「今日はあーくん独り占めしていい?」

「もう10時になるけど?」

「うん!でもリビング行く~」僕は何故だかあーくんに甘えてしまっていた。

「はいはい。ひな君たてる?」そう言われて立とうとしたけど、やっぱり無理だった。

「お姫さまだっこでもしようか?」そう言ってあーくんは僕を軽々と持ち上げて、リビングに向かった。

「朝日。陽斗の様子は?って陽斗!?」

「うん!リビング来たかったから…」

「ひな君喉渇いてない?」そう言われて見ると、結構渇いていた。

「喉渇いた~」

「スポーツドリンクとかでいい?」

「うん!」

「ゴホゴホ」僕はむせながらコップの中身を飲み干した。

「ひな君まだいる?」そう聞かれたけど、

「いらない」そう言って、僕は眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ