お泊まり会
熱中症も軽くて、すぐに部活に復帰した。
復帰して2日目…
「神谷!お兄さんから~」そう言って大宮先生は自分の携帯を持って僕の所にきた。
「兄からですか?」と出ると、確かにあーくんからだった。
「ひな君。ごめん~」
「なに?」
「友ちゃんが体調崩してさ、友ちゃんの所居ないといけないから、今日迎えに来れない」
「なんだ。そんな事?それより友ちゃん大丈夫なの?」
「あぁ。今寝てるけど大丈夫だよ!」
「良かった!!」
「あっそれと、夕ご飯用意出来てないんだけど…」
「まぁいいよ!適当に食べとく」
「ごめんね。あっ病院くる?」
「部活終わったらまた連絡するから…」そう言って僕は電話を切った。
「んぁ?もういいのか?」
「あっはい!ありがとうございました」
「圭~一緒帰ろ?」部活終わりに圭に話しかけた。
「陽斗!?朝日さんは?」
「友ちゃんの体調が悪くなっちゃったみたいで…」
「じゃあ今日家一人か?」
「多分な…」
「今日俺の家来るか?多分親もいいっていうだろうし…」
「悪いよそんなの…」
「いいって!朝日さんに連絡したら?」そう言われたから、お言葉に甘えて、圭の家に行くことになった。




