第九話、魔王の軍勢に嫌がらせの作戦の実行をしているがどう思う?
いよいよ嫌がらせするヨ、おまけ回読み漁ってないと何が起こってるか理解できないヨ
さて、今日は魔王軍が来るまであと5日となっているが、夜しか作戦実行出来ないので昼は基本的にどうにかギルドの酒場のバイトでもして食いつなぎつつ軍資金を稼ぐ、軍資金と言ってもほぼ使わないけど。
「今回、今回こそは勝つぞ、いつも通りのやられっぱなしじゃないんだ、行くぞーー」
「「「「「おーーーー」」」」」
士気が上がっているがこの士気が戦いの時一人やられて怯んで士気が落ちないようにする役割の客寄せパンダならぬ士気上げパンダがあの。
「やあやあイポクリタ、期待しているよ、ここの皆君に、期待の新人って奴だな、俺の会・・・村にもそういうのがいたよ。」
危ない、会社に勤めてるとかこいつら知らないから変に口走らないようにしないと・・・てか最近、仕事の用語を使わなくなってるような気がする、この世界に馴染んでいるのだろうか。
「有難うございます、士気が上がってますし、今回は勝てると思います・・・まあ、戦いに参加したことないんですがね。」
それにしてもこいつ、中性的な見た目だから男子ウケも女子ウケ完璧、イケメン男子といえばそうだし、美少女と言われればそう見える、まさに探し求めてた商品・・・じゃなくて士気上げパンダだな。
「良いことを教えておいてやろう、一つ、まず簡単なタスクをやらせてそしてそれをこなしたら褒めて褒めて褒めちぎれ、そしたら『自分ならいける!!』ってなってやる気が出る、まあそんな感じ、「そして二つ、この話はここだけの話にした方が良い。」
「何故なんですか?」
「それはだな、この話は聞かれていると士気が下がる原因になる、内容は要約して"この町にはまだ駆け出ししかいないという事を忘れるな"だ。」
掘り下げは聞かれたらにしよう、勘で分かるもんだからな。
「どういうことですか?」
わ、分からなかったか。
「しょうがねえな、この町の奴らではいくらやる気があろうが戦闘力がハッキリ言ってお前と、お前のパーティーくらいしかいない、つまりだ、失敗することを想定しておけ、これを、リスクマネジメントと言う、覚えておけ、物事というのは成功するとは限らない。」
重要なことを伝え忘れていた、これを伝えないと始まらないからな。
「お前は良い士気上げパンダだ、お前の一言で全員が動く、しかしだ、お前が戦いに参加して戦い、雑魚でもいいから大量に敵を倒せばそれだけで『イポクリタさんに続けー』ってなる、そういうことだ。」
こいつが戦えば成功率、こっちのやる気、スピード、何もかもが格段に上がる、こいつには頑張ってもらわないといけない、当然、俺の嫌がらせにも勝利の確立の一部を担っているという事を忘れちゃならんけどな、さあ、夜を待つとするか、それまで士気を上げ過ぎないようにしないとな。
「はい、この町を守るためにも頑張ります!!」
「良い意気込みだな、頼んだ。」
・・・今は夜、つまり闇討ちの時。
「遂に来てしまった、寝てるか不安過ぎる。」
アンデットは寝ないからいつも万全の状態だがそれ以外は睡眠が必須だ、今は例えて深夜23時、寝てないのは見張りくらいだろう。
「ウゴゴゴ、ウガガ、ウゴガ」
「ウッゴゴ、ガガギ、グガ」
ゴブリン語での謎の会話、まあ邪魔するゼっと。
「ウピャアアアーーー、ピキョオオオ。」
頭おかしくなったとしか思えない叫びと謎のかの有名な蛍の光の曲の替え歌を音痴バージョンで流している、当然だけど龍舞でな。
「ウガガ、ウゴ、ウーゴーゴー(訳:なんだ、敵襲、敵襲だー、謎の音楽も流れている、謎の言語だ、謎の民族の襲撃だー、備えろー)」
なんて言ってるかは知らないけど弓でもちょっと撃ってから帰るとするか。
「バシュッ」
一発目っと・・・っておっと、目に見えるようになった、逃げなければ、多分一部だけ寝てるが多分すぐ起こされるだろう、大丈夫だ。
・・・帰ってきたな。
「お徳用情報です、今回なんとなんと援軍が来るそうです、少しだけの数ですが、この町の重要性に気づいたそうです」
イポクリタがなんか言ってる、逆に今までこの町の奴らだけで追い払ってきたってのか?凄すぎるだろ。
「イポクリタ、士気上げの方は順調か?」
「あ、フォーアさん、お陰様ですよ、皆やる気に満ち溢れて、しかも援軍が来るってギルドからも。」
凄いな、こいつ、おだて上手なのか?言い方悪いか。
「イポクリタ、ちょっとこっちにこい、そして耳貸せ。」
「また何かあるんですか?」
「お前以外にもまともな戦力が出てきたんだな、良かったじゃないか。」
他の奴らには悪いがこいつとこいつのパーティー以外弱すぎる、当然すぎるけど弱すぎるの範囲に俺も入っている、なんなら俺は家でビクビクしてる側だけどな。
「俺は戦わないから簡単に言えるけど、逃げずめげず頑張れよ。」
「はい、頑張ります、そしてこの町を守ります。」
それじゃあ二日目も行きますか。
・・・朝になったので少しだけ準備してから行こう。
「すいません、矢ありませんか?この弓なんですけど。」
この世界ではどうやらこうやら弓と矢の魔力の共鳴がどうたらこうたらで威力が上がるらしい、
「ほほーう、こんな感じの弓か、まあでも良い方なのでは?」
弓に性能とかあるのか?てか自作弓渡したらどうなるんだろ、買い替える時勿体ないから捨ててなかったけど、えっと確かこの辺に。
「ついでにこれとか」
「ふざけてんのかこのクソガキ!!フー、フー」
ブちぎれた、なんでなん。
「り、理由をお聞きしても。」
「こんな木の棒紐でくくっただけの物を弓とは言わん、どーせ、テキトーに作っただけだろ、それかお前さんが間に合わせに作っただけの、矢は打ち出せるがそんなもんほぼ投擲みたいな威力しかでないわ。」
まあともかく弓矢職人のプライドって奴だろ、知らんけど。
「じゃあさっきの弓は良いので最初のに合ったやつをお願いします。」
「ほいほい、じゃあお値段はこれで500カリンね。」
う、まあ仕方ない。
「じゃあ、それください。」
「ほい、まいどありー。」
結構いいお値段だったな、基本テキトーに木の枝削っただけだったから0カリンだったのに。
・・・3目までは今までとほぼほぼ変わらなかったが4日目の夜
「ウピョオーーー、ウピャピャン」
「・・・」
あ、あれ?何も起こらない。
「う、ウピョーー」
これはまずい、悪戯かなんかだと思われ始めた、ちょっとこれだけはまずい。、がしかし、俺にはアイデアがある、絶対に起こせる最強の案。
「バシュッ」
「グエッッ、」
そう、テキトーに矢でも放ってたらこんだけいるから当然ぶち当たるわけなんですわ。
「ウ、ウゴゴガ(訳:またかよ、勘弁してくれよ。)」
なんて言ってるかは知らないけどゴブリンは一部起きたらしい、でもそれだと意味ないのでギリッギリまで矢を放っておこうか。
「バシュ、バシュ、バシュ」
テキトーに放ってる矢も狙い違わず全弾命中、死にはしてないがほっといたら多分出血で死ぬだろう。
「ウガ?ウゴゴ、ウガガギ(訳:な、なんだ?今回の襲撃はちょっと違うのか、おい、ちょっと、ここの奴らを全員起こせ、ここでやられたらおしまいだぞ。)」
ちょっとまずいのでひとまず退散。
・・・大戦果だって誇大広告で言おうかな。
「コメン山の魔王軍の事だけど」
「知ってるさ、明後日に襲撃してくるんだろう?明後日の昼に。」
最初そう言ってたじゃん。
「いや、そうだけど最初っからそうじゃなかったのか?」
「?なわけないだろ?勘だよ勘。」
危な、命拾いしたわ。
はい、どうも、総合500PV目前の新人小説家、明太猫です。なんと、何とですよ?500PV目前、前まで「え!!合計100PV!!!!すごすぎやろ」とか言ってたのに、急成長って奴ですね。ここまでこれたのは、この小説を読んでくださった読者の皆様です、本当に、本当にありがとうございます。
コメントとか星とかもつけて頂ければ幸いです。大事なのでもう一度。この小説を読んで下さり、ありがとうございます。




