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怪異日常録  作者: カエデ


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エクスプローラーと怪異

この世界には言葉では説明できないようなモノが存在する。


そういう不可思議なモノを総称して怪異と呼んだ。


そして、そんな怪異を調査し、時には回収し、研究したり誰も触れないように保管することを目的とした組織が存在した。


その名をエクスプローラー。

歴とした会社である。


しかし、エクスプローラーは会社といっても基本的に自由であり、そこの社員の主な活動としては、怪異を発見した際に、調査の情報をまとめて報告書を作り提出することで、報酬を貰えるという形式だ。研究も、その内容の提出により報酬が支払われる。


そして、その会社の中でもっとも危険で不人気なのが、怪異の探索や監視、観測を担う観測者と呼ばれる役職だ。


当たり前だが、人間の常識の外に存在する怪異は、場合によっては近づいただけでも命に関わることがある。


そのため、この世界には観測者は14名しかいない。


この物語に出てくるカエデとレインもその観測者である。


さらに、彼らはエクスプローラーの中でも、問題児として見られている。


その理由は、今後この世界を覗き見していただければ、理解できるのではないかと思う。


だけど、一つだけ知っていて欲しい。

彼らはこの世界の主人公でもなんでもない。

この物語の一登場人物に過ぎないのだ。


この世界には主人公など存在しない。

ただ人間にも怪異にもそれぞれの物語があり、それを少し覗き見て楽しんでいただければと思う。



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