ゾロゾロ連れ歩くのはゲームだけ
寝たふりをしながら耳を澄ませているアスタリス、それに気付かぬ二人では無く周囲を警戒しつつ思念通信で会話を始めた
『で、何が有ったの?』
『??様からの連絡です、ここから約半日の場所に居る姉弟の保護を頼まれました』
驚き半分、呆れ半分と言った顔になったマヤが溜息を漏らしつつ
『ハァ…ナニやってるんだろうね?と言うか??様、もしかして降りて来ているの?!』
『そのようでしたよ、保護を頼まれた姉弟はどうやらタマフジ様の未来に関わる方々らしくそれを盾に保護しろというニュアンスでした』
『無視…する訳にもいかないよね?おひい様の未来にって事なら、さ』
焚火を枝でつつきながらマヤは考える、(保護したら六人での移動になるけど流石にキツイかなぁ、目が増えると迂闊に力も使えなくなりそう)
『ねぇシズル…』
『マヤ、あの…』
同時に名を呼び合い暫し見つめ合うとどちらからともなく緊張が緩む
続きを促されマヤは先程頭に過った事を言葉にしてみた
“タマフジは自分の国を作ろうとしている、国とは人で有る、そうなるとこれからも随行者は増えるかも知れない、それならばいっそ先に国となる地を決めてしまった方が良いのではないか?”と
『あら、偶然ですね、私も同じ事を考えていたのですよ』
少しばかり驚いた顔で同意を唱えると追加の構想話し出した
『姫様の同意を得てからの話になりますが、少人数ならば私とマヤの力で隠蔽したままの飛行、あるいは空間転位で跳ぶと言う方法も視野に入れようかと思います』
『そうすると…、どこかの町に腰を落ち着けてから候補地探しをしないといけなくなるね、おひい様の側にどっちかが着いて居ないとならないから交代で』
マヤの言葉に嘆息を漏らしながら同意を示したシズルはポツリと言葉を発する
「こうなるとアスタリスさんを同行させたのは正解だったかも知れませんね、魔法もそれなりにこなせるようですし…」
本人が聞いたらシズルを押し倒しそうな言葉はアスタリスの耳に届いてはいたが、黎明の時間まで起きている事叶わず夢の世界に旅立った彼女が聞く事は無かったのである
書いたモノを読み返して思う、私の文は富野由悠季氏の影響が多いな、と
ペ「本家様、ウチの2人以外でしたらいかようにも使ってやって下さいませ、親木の横に生えた若木の枝が親木に触れるなんて良くある事ですので」
マヤ「え〜、私達も出たい〜、匂わせでも良いから〜」
ペ「君等はタマフジが関わると暴走するからダメ」
マヤ「創主様のケチ、ドケチ、ロ◯コン!」
ペ「ちょっ、最後のは違うでしょ?私は胸の薄い娘が好きなだけなの!」




