『布切り』
『アルファ教室』
「うわ!凄い。本当にこんな短時間で教室が修繕されてるわ!」
「良かったです~!これで全部解決です~」
いやいや、問題山済みでしょう。教室の同級生にメチャクチャ見られてるわよ。ソフィアーー!
「うぅぅ!スカートの中がスースーします‥‥‥」
私の前の席に座る。カグラが恥ずかしそうにスカートの裾を掴んでいる。
「スパッツを履いてないのがそんに気になるの?カグラ」
私はそう言ってカグラのお尻に触れた。
「当たり前です!っ?!な、なんで私のお尻を触るんですか?レイカさん!!」
カグラが顔を真っ赤にして怒る。‥‥‥‥反応がいちいち可愛いな。最初会った頃は気難しい人かと思ったけど。今では、お尻が綺麗なハレンチ美少女剣士に早変わりである。
「‥‥‥いや、綺麗で形の良いお尻をしてるなって。羨ましいなって」
私は自分の欲望のままにカグラのお尻を触りまくる。
「い、いい加減に離して下さい!!」
赤面しながら身体を捩り始めるカグラ。
「女の子同士なんだから良いじゃない!」
うーん!美尻のカグラ。巨乳で美乳のソフィア。そして、私はなんなのかしら?
「い、嫌です!!か、神楽剣‥‥‥」
「ちょっと!わ、分かったわよ!離す!離すから!剣技を出すのを止めてえ!」
わたしはそう言うとカグラのお尻から手を離したのだった。
「‥‥‥‥‥今度、同じ事をやったら本気で斬りますよ!レイカさん!!」
カグラは顔を真っ赤にして怒っている。私は手に残るカグラのお尻の形を思い出している。
「最高の美尻ね!羨ましいわ‥‥‥‥」
「ひ、人の話を聞いているんですか?レイカさん!」
「貴女達!静かにしなさい!今はリクリエーション中ですよ」
担任のサラル先生が私達を注意する。
「はい!すみません」
私はすかさずサラル先生に謝る。
「あっ!ズルいですよ!レイカさん。自分だけ!すみません。サラル先生」
そして、カグラもサラル先生に謝った。‥‥‥‥確信したは‥‥‥カグラのこのオーバーリアクション‥‥‥‥これは天性の弄られの才能が彼女に有ることを。
魔剣学園『アルティア』放課後
「へー!今日は九聖光の仕事は無いんだ?カグラ」
放課後。私、ソフィア、カグラの3人は城下町のレストランへと来ていた。私が使う日用品の買い物を手伝ってもらう事になったのだ。
『レストラン・アクア』
「日用品の買い物はだいたい終わりましたか?レイカさん」
学校ではカグラに対して、結構酷いことをしたというのに。カグラはソフィアと一緒になって私の買い物の手伝いをしてくれた。
「うん!殆んど揃えられたわ!ありがとう。二人共」
「いいえ!良かったです」
「はい~!久しぶりのお買い物。楽しかったです~」
「久しぶり?」
「はい~」
「ソフィアさんは、オルガリア家の淑女。普段は城下町など歩けない方なのですよ。レイカさん」
「ソフィアが淑女。‥‥‥まぁ、雰囲気とか性格を見ると確かにそうよね。」サワサワ!
私はカグラのお尻を触りながら。そう言った。
ん?何か肌触りが布越しのような?
「何故、また、お尻を触るのです?レイカさん」
「‥‥‥‥なんか、学校の時とお尻の肌触りが違うんだけど?カグラ」
「なんで、怒りながら言ってるんですか?さっき洋服屋でスパッツを買って履いたんですよ」
「‥‥‥なんで‥‥‥すってえ!?」
私は驚愕の表情を浮かべる。
「なんでそんな驚いてるんですか?貴女は」
あーーー!私のオアシスがあああ!!‥‥‥‥そうだ!こんな時こそ。魔法書で覚えたあの剣水魔法を‥‥‥
「えっと‥‥‥‥剣水魔法『布切り』!!!」
シュン!シュン!シュン!
私が『布切り』を発動させた途端。何か布が切れる音が聞こえた。
「へ?‥‥‥‥な?!なんでスカートの中が‥‥‥スパッツとパンツが‥‥‥」
カグラが慌てて、座っているイスから立ち上がった。
そして、スカートがその勢いで舞い上がる。
「嘘?生えてない?!パ◯‥‥‥」
「キャアアアアアア!!!」
その日、『レストラン・アクア』の店内に九聖光の悲鳴が店内中に響き渡った。




