エピローグ:【とある悪魔の日記帳】
一年後…
あれから一年の時が経った。
俺は真央との約束通り、魔王となってこの世界を守っている。
ふと、久しぶりに日記でもつけてみようと思い立ちペンをとった。
『真央、お前は今どうしているだろうか。』
…何か、手紙みたいだな(-д-)
『真央、お前は今どうしているだろうか。
この一年は本当に大変だった。
あの戦いでボロボロになった城の修復、それに俺が魔王になることに反対する者達の説得。
…まぁ、キュバスとポチが手伝ってくれたお陰もあって今は何とか上手くやってるけど。
それから、キュバスは今もずっとお前の転生を待ち続けている。
何が何でも契約するんだって言っていた。』
「はは、完全に真央宛ての手紙だな…。」
広い部屋に俺の独り言だけが響く。
――バンっ!!――
突然、部屋の扉が勢いよく開き、1人の悪魔が飛び込んで来る。
「魔王様っ!!大変です。天使の軍勢が攻めて来ましたっ!!」
天使と悪魔は今までずっと敵対関係にあった。
しかし、俺が魔王になってから全く音沙汰無かったはずだ。
「その数、200程ですっ!!」
「200ー―――――――っΣ(; Д゜)゜!!」
俺は、慌てて窓から外を覗く。
「…なんてこった。急いでキュバスを呼んでこいっ!それから、ケーキと紅茶を200セット用意っ!!」
「はいっ!…え?ケーキ(°□°;)?」
間もなくして、聞き慣れた、バカデカイ、小憎たらしい、あの声が聞こえて来る。
「おー―――いっ!ジェダー――!遊びに来たぞー―――――っ(≧∇≦)!」
「…人数多すぎだろ(-.-;)」
俺に静かに過ごせる日がやって来るのは、まだまだずっと先のことらしい。




