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20話 刀(お前)の名は。

 

  まだ昼前で時間があるので、散歩するかのように、リーンの森へ薬草採取をする為歩いていた。


 「今回はウサミ、ゆっくりと散策できるな。昨日は、ほんとバタバタした日だったな」


「はいぴょん♪会えないのは、寂しかったですぴょん。ゆっくり散歩したかったぴょん♪」


 昨日事だけど、結構前の話のように、感じるヒサとウサミだった。


「ご主人様に助けて貰ったにゃん、嬉しかったにゃん」


「そうだな。俺が助けなかったら、多分死んでたな」


「嫌にゃ!!死にたくないにゃ!!本当にありがとうございますにゃん♪」


「ははは。どうも、致しましてだぞ」


「ヒサ様、私も、封印解いて頂きありがとうございます。今では本当に会えて良かったですわ。絶対運命ですわ!」


「運命か。そうか。俺も、こんな美人さんと会えて嬉しいよ!」


「うふふっ美人さんなんて、嬉しいですわ。うふふっ」シルフィさんはご機嫌のようだと思うヒサだった。


そんな話をしていると森が見えて来て、森の手前で良さげな大きな木が一本立っていたので、あそこで昼飯を食おうとヒサは思った


「なあ。みんなあそこで飯にしようか。良し決定!行くぞ!」と勝手に決め、勝手に大樹に走りだし、


「待ってにゃん!「待ってぴょん!「待って下さい。」」」と追いかけ、


 ヒサは、みんなを連れて楽しそうに走り出した。


 着いたヒサは、大樹に背を持たれかけ、座りこんだ。着いたウサミとワカバは、ヒサの胸に飛び込み、抱きつきヒサは受け止めた。シルフィはヒサの横に座り、肩を寄せた。


 ヒサ達が、暫くまったりとしてると、優しい風が吹いてヒサ達は、風を感じていた。


「良し!飯にしようか、昨日の露店で買ったので、要望の食べ物あるか?」


「ワカバは、肉!筋肉の変態おじさんの肉が良い!」


「ウサミはね、シチュー!あのミルク匂いの、美味しかった」


「私は、あの厳選された、野菜とあの秘伝のタレとの、凄い相性、堪らないわ!」



 ワカバを筆頭に自分達の食べたい物を要望をした。


 ワカバは、あの変態の肉を、確かに作る人とは違い旨い!と思ったし。

 

 ウサミの、あのシチューは、トロトロに何かの骨の出汁をベースに煮込まれた乳とホーンラビットと色んな野菜の、旨いシチュー、だが、ウサミよ、ホーンラビットとなる物、ウサギのモンスターだが、同類だぞ!と思うヒサだった。

 

 シルフィは、滅多に見せない熱い語りで、あの旨い野菜と秘伝のタレのベストマッチされたのを思い出しながら、語っていた!

 

 ヒサは、みんなの要望とパンとジュースとか、あと適当に出し、ヒサは、お気に入りのワイルドチキンの串焼きを、出した。


「さあ。出したぞ、腹ぺこだな、良し、頂きます。」


「頂きますぴょん「頂きますにゃん「頂きます。」」」と手を合わせ食べたい物を各自食べ始めた。


 料理を堪能に少し休憩にして、ウサミとワカバが遊び、シルフィは静かに目を瞑り、風を感じていた。


 ヒサは、気持ち良い溢れ日の中ふと、自分で作った刀を改めて見ようと思った。



 ヒサの直ぐに近くに刀帯から外されたいた刀を両の手に取り、静かに刀を抜き、鞘を地に起き改めて刀の刀身を眺めながら[鑑定]をした。



 武器  名称、銘無し 《打斬刀ウチキリガタナ


 制作者 九条 久二郎(刀鍛冶)


 〈詳細〉

 久二郎によって打たれた非常に良く斬れる新たな打刀。本来の打刀より少し長く少し反り、太刀にもなりそうな、《打斬刀ウチキリガタナ》。


 初代九条久兵衛が子孫の為に緋緋色金を更に錬金した《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》で打たれた刀。本来の打刀より硬く、だがど靭やかな不思議な刀、久二郎が丹精込めて打ち、鍛え上げ、仕上げ、研磨、鞘、鍔、柄、錬金以外、全て久二郎の手で永い間丹精込めて大切に作り上げた刀。


 九条家代々村民全員で護り《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》を遺して来たが誰も刀を打たず、今迄遺して来たが、源六の決断で久二郎に托した。





 

 ヒサは、刀を鑑定し、刀を柄頭から鋒まで全て眺め、今迄の初代様筆頭に九条代々の方々と村の皆の護って来た《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》の全ての想いに静かに涙し、そして死んであろう村の皆、その想い込めて決断した。


 その頃シルフィは、ヒサが刀を眺めている時、静かに見守り涙の事を察し、静かに見守り見届けていた。


 「お前の刀の銘は!里で代々護って来た想い、そして綺麗な、緋色のこの刀、お前の名は、

緋里あかり》だ!!」


 銘を決めた時、手に持つ刀が鞘と共に、緋色に燦爛とし、ヒサは眩しさにも負けず、光が消える迄見届けた 

 その時、シルフィと共に気付いたウサミとワカバが、驚き、シルフィとワカバは初めての命名に凄く驚いていた。



 五分後だろうか、緋色に燦爛とした光は消え、緋里あかりは緋色の銀に煌めいていた。



 そして、光が納まった後


 『久二郎様。命名。有り難う御座いました。私、緋里あかりは、新たに生まれ変わりました。

 久二郎様に、私、緋里を丹精込めて、永い間鍛え打たれた事を、心から感謝致します。此れから宜しくどうぞお願い致します。

 其れから、流一刀流剣術、失伝された技、技法、私目が御教授を致したいと存じます。』



(ああ。緋里を打ってとても良かったと思うよ。これからも宜しくな。剣術も宜しく頼む。実際は教えられた流一刀流剣術は全て教え込まれていて、強さ、技を、師匠の面々態と隠してきた。これでまた俺は、強くなれる。感謝する。)


(はい。私も大変嬉しく存じます。本当に宜しく致します。剣術の方も丁寧に御教授致します。)




 その頃、シルフィは凄い光景を目にし、未だ刀を眺めているヒサに凄き、そして新たなヒサを見届けた際、ヒサの仕草、ヒサの心の強さを感じ、誰かを想う優しさ感情が、シルフィに凄く流れ込むように感じたせいで、改めてヒサの事が、好きになった



 ウサミは、ヒサが凄いのは知っているから、凄く心からウサミは嬉しく思っていた。


 ワカバは、ヒサに威風堂々としたヒサを、羨望、希望、恋い焦がれた、女を磨き、恋人からお嫁さんになる事を、此処で心から決めた。



(ふう。これから大事に緋里を振るわければならないな。新たな刀、緋里、鑑定)



 武器  緋里あかり 《打斬刀ウチキリガタナ


 作成者  九条 久二郎(刀鍛冶)

 


 [詳細]

 久二郎の命名と《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》の特殊によって《打斬刀ウチキリガタナ》が新たな《緋里あかり》として進化し、また、進化し続ける刀。


 また進化して緋里は焔を纏いし刀と化し、《流一刀流特殊アビリティ》が獲られ又増える。 


《流一刀流特殊アビリティ》流一刀流剣術を使える物が緋里の持ち主際得られる


 《焔纏えんてん》(焔の魔力を纏い身体能力敏捷が魔力込めるほど上がる)

 《焔斬ほむらぎり》(大焔な大きな焔刃で斬り伏せる)

 《飛焔斬ひえんざん》(魔力を込めるほど大小変わる焔斬を飛び放つ)

 又新たに絶対破壊不可能な刀と鞘になった。盗難、紛失の際、如何なる結界でも刀の力により突き斬り、緋里を呼び出せる



 久二郎によって打たれた非常に良く斬れる新たな打刀。本来の打刀より少し長く少し反り、太刀にもなりそうな、《打斬刀ウチキリガタナ》。


 初代九条久兵衛が子孫の為に緋緋色金を更に錬金した《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》で打たれた刀。本来の打刀より硬く、だが、靭やかな不思議な刀、久二郎が丹精込めて打ち、鍛え上げ、仕上げ、研磨、鞘、鍔、柄、錬金以外、全て久二郎の手で永い間丹精込めて大切に作り上げた刀。


 九条家代々村民全員で護り《緋緋色神金ヒヒイロカミカネ》を遺して来たが誰も刀を打たず、今迄遺して来たが、源六の決断で久二郎に托した。


 

(凄いな!緋里に流一刀流!特殊アビリティだとよ。確か初代様の剣術。それが緋里に受け継がれたのか。)


 ヒサ一人緋里を眺めながらいるとシルフィとウサミとワカバがやってきた。流石に刀を剥き出したままだと抱き着いて来なかった。



「ご主人様〜「ご主人様〜「ヒサ様。」」」とヒサの所にやって来た。


 皆が来たので鞘を取り、静かに納刀して、立ち上がり、帯刀した。


「よし!薬草採取に行くか!」と声を掛け



「はいぴょん!「はいにゃん!「はい!」」」と皆言って、



 ヒサ達は、リーンの森に薬草採取に行った。


 

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