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第43話 王子と世界樹に祝福される夫婦?

結婚回って書くの難しい…。 つかれました。

第43話 王子と世界樹に祝福される夫婦?


アーサーがトゥーランに戻り

冬にアーサーとルフィアは15歳になったのだった。 つまり二人は成人したのであった。

アーサーとルフィアは元々シュトラール王国とクリスベル王国の同盟のために婚約したのであった。

当然二人が成人したのであれば婚約が結婚になるのは当然の流れだあった。

そして、二人はシュトラールの王城に召喚され盛大な式を挙げるのであった。

アーサーがどこか影のある黒髪の少年であるのに対して、ルフィアはステンドグラスの光を反射して、きらめく腰まで届く銀色の髪はの少女の二人は対照的で並んで立つ姿は幻想的でもあった。

式の進行している中で

「それでは、これより指輪の交換を行います」

と聖職者の静かな宣言があり、アーサーとルフィアの前に

二つのシュトラールを象徴する紅き不死鳥の意匠のある指輪と、

クリスベルを象徴する水の守り神である水龍の意匠がそれぞれ刻まれている指輪を

お互いが通して、二人の宣誓の言葉を交わし、

誓いのキスをすることで、二人の結婚が成立した。

結婚式の式本番がが終了して披露宴となった。


————披露宴にて


ソレイク「ご立派でしたぞアーサー様。 ご結婚おめでとうございます」

とアーサーをねぎらうソレイク。


国賓として招かれたアーサーとルフィア兄と姉である


クリスベルの王太子クロムと王太子妃フレアが


クロム「ルフィアお前も結婚おめでとう。 すごく綺麗になったな」


フレア「アーサーも結婚おめでとう ずいぶん領主として頑張っているみたいじゃない」

アーサーとルフィアもそれぞれの祝辞にお礼を言った。 式典も終わり第三離宮に戻り


アーサー「ルフィアにこれを」


と不死鳥と水龍と真ん中に神秘的な樹が意匠が刻印されている 蒼いミスリルの髪留めをルフィアに渡す。ルフィアはそれを受け取り「これは?」と聞き返し。


アーサー「二つの国の象徴と世界樹を刻印した髪留めだよ。時間を見て作ってみた」

といってルフィアの髪につける


ルフィア「うれしいわ」と言って二人はキスをする。


第三離宮の裏にそびえる世界樹が二人を祝福するように静かに枝を揺らしていた。

そしてふたりは初夜を過ごすのであった。


次の日

二人は世界樹の前でユグドラの前に来たのだった。


ユグドラ「パパとママは本当の夫婦になったんだ~おめだとうなの~これは私からのパパとママへの結婚祝いなの~」

と上にある世界樹から小型の実が落ちてきて割れると二対の指輪が出てきたのだった。


アーサー「これってまさか、対の指輪?」と珍しく顔色を変えるアーサー


ルフィアが聞く「対の指輪って?」


アーサー「世界樹に祝福された男女に贈られる古代遺物アーティファクトとして伝承されている結婚指輪だよ」


ルフィア「それを私とアーサーに?」


アーサー「悠久の時を見守り、生命の創造と輪廻転生を司る世界樹の結婚指輪は神話の時代から、

永遠の愛を象徴するものとして伝説になっていたんだ」


ルフィア「伝説なの?」


アーサー「世界樹から祝福されること自体普通ないはずだよ」


ルフィア「考えてみるとそうなるわね」


とおそるおそるアーサーとルフィアは結婚式であったように対の指輪を取り出して


お互いの指にはめてキスをする。父・母の概念が少しばかり違うが、 娘から結婚指輪を贈られるという妙な祝福をされたのであった。


再び第三離宮に戻り


ルフィアがアーサーに対の指輪を見せながら聞いた。

ルフィア「この指輪って何か特別な力があるの?」


アーサー「そういえば」と鑑定魔法をかけて絶句する。


   〈対の指輪〉 ランク 神器

世界樹に祝福された男女に与えられる伝説の指輪

祝福された二人以外に身に着けることができない


効果:HP自動回復Lv10 ・MP自動回復Lv10・経験値熟練度増加Lv10

   転生魔法付加(一日に一度死亡しても蘇生魔法がかかる)・老化遅延Lv10・全属性強化Lv10

   全属性防御Lv10・全状態変化無効・結界魔法Lv10・全能力強化Lv10


とチート全開の指輪だった。


ルフィア「複数の効果があるけど一つだけでもあれば国宝も真っ青なレベルよ……」


アーサー「公にはできないし、俺たち以外には身に着けられないから国宝にはできないと思う」

と特大の爆弾をさらに抱えたアーサーとルフィアであった。


————城下町にて


 結婚翌日ということもあり

シュトラールの街を二人で散策することになったアーサーとルフィア は街を歩いているとそこらじゅうの住民から結婚おめでとうコールがあり、 政略結婚であってもお互いの想いが強い二人であったが、想いが強くても政略結婚であることには間違いはなかった。

 それは二人はシュトラール王国とクリスベル王国の同盟を強く象徴する立場であったのだから。

そして今のシュトラールは二国の同盟によって大きく繫栄していることも事実であったから

二人を国じゅうの住民がそれを祝福するのも当然のことだったのだ。

デートをしようにもロイヤルすぎてゆっくりと街を歩くこともできない二人であった。

1週間ほどシュトラールに滞在して公務で城・街・要人のもとをはしごした二人は

疲れ切ってロギオンに帰っていったのであった。

しかし、ロギオンに戻っても、

1週間ほどおめでとうラッシュがまっていたのであった。

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