閑話その8 世界樹娘と第二の世界樹
閑話その8 世界樹娘と第二の世界樹
エルフたちとの戦いが終わり、世界樹の周辺が解放されたことにより
精霊たちはユグドラと樹海にあった枯れ果てた世界樹を見て、 ムーア樹海を元に戻そうと決意するのであった。
ユグドラ「エルフたちひどいです~。 ママも木に癒しの魔法をかけてください」とルフィアに言った。
ルフィア「ママ?」
ユグドラ「癒しの魔法で私を成長させてくれたからママなの~」
とルフィアもママ認定されるのであった。
ユグドラ「元の世界樹は枯れちゃったけど私の分身の苗木を植えれば精霊力も戻ってくるよ~」
大地の精霊「世界樹はわれらのエネルギーのもとじゃから」 と巨大な獣型の精霊が言う。
水の精霊「あめあめふれふれ~」
と次々と精霊たちが森林に宿り急速な勢いで樹海の樹木が回復してくのであった。
精霊たちから感謝として希少資材を大量に送られたアーサーはこれをどうしようか迷うのであった。
炎の精霊「今回エルフどもに好き勝手にされたからわれらの聖域が穢されたのだ!」
闇の精霊「ならばどうするのだ炎殿。聖域を闇や炎の力を使えば閉ざすのは簡単だが、 住む者がいなくなればわれらの力も失うことになるぞよ」
ユグドラ「パパに相談するの~」
炎の精霊「人間の若造にか? 人間もまた自然を破壊する存在だ逆に危険だから焼き尽くすべきだ」
光の精霊「いいえ、 ユグドラ様が誕生したのは彼の人間の力だと伺っているので、 すべてを排除するのは早計です」
と精霊たちは話し合い代表のユグドラはアーサーに相談したのだった。
森の浅い層は出入りを簡単にして中層・深層に結界を張ることを提案されて、 シュトラール王国・クリスベル王国ではその触れが徹底され、ザビエ連邦やローザリア第二帝国など樹海に隣接している国では素材を求めて結界を超えて中層以降に行くものが行方不明や死亡するのであった。
もともと本体だった世界樹は分体となり、 本体はシュトラールの山岳を中心に森林を広げていくのであった。
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