表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/20

第17話 私の防災意識とアサッテな問題点


 最近(8月)のニュース、熱中症対策が主だったけど、また地震発生で再び防災モードになってますねえ。

 仕方ないけど、いちいちそういう危機感に振り回されてしまうわけで……。

 

 米が不作で足りないっていう時期に、余計に買占めが起こっているらしい。

 無くなってから買えばいいさと思っていたけど、毎日空っぽの棚ばかり見てるとつい焦ってしまう。新米が出るまで残りの米持たないし。


 おまけに食パンを買おうと思ったら、パンの棚もカラだった。みんな米が買えないからってパンに移ったのかしら。


 大体食料も大事だけど一番大事なのは水だよねえ。なんて思ってたら、ミネラルウォーターの棚も空っぽだった。

 たまたまなんだろうけど、なんか怖いよ~(;´Д`)

 

 でも備えあれば憂いは減らせるので、やっぱ必要だよねえ。

 私も能登半島の教訓で今度こそ防災品を揃えようと思ったのだけど、何故かこの肝心の水がまだなんす。


 何故か? それは青田が面倒臭がりやだからだ。

 まず水を買って来るのはいい。


 ただ置く場所が問題なのだ。

 その場所を片付けなければいけないのだが、それがなかなかやる気が起きないのだ。我ながら何というぐうたらさ。

 書いていて改めて情けなくなってきた……(-_-;)


 現在はそんな状態だが、この数か月前の地震対策がトップニュースだった頃、不肖青田も防災グッズを真剣に探していた。

 

 ふんふん、ネットで検索だ。

 何気にこうして選んでいる時が一番楽しかったりする。

 

 そうして水よりも先に探したのが 『ライト』 と 『簡易トイレ』だった。


『トイレ』 

 トイレの回数を減らしたいから水は出来るだけ飲まない、ってのはホントに危険だよ! 

 よく言われる脱水になるからねえ。


 この脱水を軽く考えてる人はいるし、私もそうだったけど脱水は怖いよ。後遺症が出るから。

 軽くても脱水を繰り返してると腎臓を傷めたりする。


 寒い時期で喉が渇かなくてもある程度体内に水を循環させないと、腎臓は弱るんだよ。

 原因は違うけど身内が脱水で腎臓を弱らせたから、怖さが沁みた。


 腎臓が弱ると色々な弊害が出るけど、必要な薬(抗がん剤とか)も使えなくなっちゃうんだよ。

 本当に深刻な悪循環になるから、水分をとれる状況なら我慢しないでね。



『ランプ』

 ダイソーで買った300円の小さなカンテラ(単3電池式)があるけれど、さすがにこれでは力不足。トイレぐらいならOKなのだけど。


 で、あらためてネットで探すと、カンテラやランタン、キャンプ用からインテリア系まで沢山あってになかなかに目移りする。


 電池式と充電式、どちらがいいだろう。ソーラータイプなんかもある。

 出来ればハイブリッドタイプがいいけど、そういうのは比較的ごつくて高いのばかり。(あくまで個人的見方です)

 どうせならちょっと可愛いのがいいなあ。段々本来の使用目的から変わってきた。


 そこで色んなタイプのを見ていて、ふと思い出した。

 ん、そういやウチにある折り畳み式のスタンドライト、USB電源だった。


 試しにモバイルバッテリーに繋げてみたら見事に点灯。やったぜっ! 

 そんなこと当たり前だろうとか言われそうだけど、青田はそんな当然の事をいちいち発見しております。


 一時期 寝ながら本を読むために買ったシンプルな卓上ライト。(定規を三つ折りにしたような形状)

 カンテラと違って一方方向への照明だけど、自分のまわりだけが明るければ良いのでこれで十分である。

 

 最近天井のライトをリモコン式に取り換えた為に使っていなかったが、こんな時にも役に立つとは。

 光の種類や光量も細かく調整出来るし、2,000円そこそこ(タイムセールで)でなかなかに使えるじゃないか、コイツ。と、ちょっと嬉しい。


 あとは手持ちのモバイルバッテリーで何時間持つかだな。

 とりあえず使用してみたのは30000mAh容量と、重いし分厚くて持ち歩き用というより非常時用として買ったものである。

 スマホ以外にタブレットを使ったりするからなのだ。

 

 まあ放電やらなんやらの蓄電池の法則? で、実際は半分くらいの電気量しかないのだけど。

 

 さて、どのくらい持つのだろう。もちろん試してみた。

 出来れば1日6時間ぐらい使うとして、なんとか18時間、3日分は持ってくれるといいなあと思った。


 これは光量とかにもよるかもしれないが、結果から先に言うと合計6時間しか持たなかった。これは3日間2時間ずつ試した結果だ。

 もう日が暮れたら昔の人のように早く寝ろってことだな。


 だが、今回このように試してみたのは大いに価値があったと言える。

 バッテリーの持続時間以外に、問題点が浮き彫りになったからだ。

 

 今更だが、私は怖がりである。

 そして暗闇が怖いことをあらためて痛感した。

 

 いつもの照明の代わりにこの卓上ライトをつけ、PCやテレビもつけているというのに、ふと気がつくとまわりの薄暗がりにじっとりとした気配を感じてしまうのだ。

 背後や視野の隅につい要らぬ不安を抱いてしまう。


 トイレに行くとか少しの間なら別にいいのだが、ずっとぶっ通しでいることが駄目だった。

 だから1回2時間までしか持たなかった。


 こうなるとバッテリー容量とかの問題ではない。

 私 ソロキャンプ出来ない人間だった。

 夜空きれ~いって味わってる場合じゃなく、真っ暗な森の中で1人テントにカンテラ1つって、絶対に無理だよ。

 落ち着かなくて眠れない、きっと。


 思うにこれは、以前からたまに見ていた悪夢のせいだと思う。

 闇の中に何者かがいて、気がつくとのっそり近づいて来るのだ。そいつらは大抵白い着物を着ている。


 これはもう先生(霊能者)によって祓ってもらったので、もう出ないはずだ。

 その前にも一度白蛇様が追い払ってくださった。


 そうなのだが、ふと暗闇に包まれた時、あの時のじわっとした恐怖感を思い出してしまうようだ。


 それは夜の海のようなもの。

 黒い波間に独り漂う不安。

 もしくは暗い深海の底、闇の奥から奇怪な魚が音もなく姿を現してくるのにも似ている。

 

 自分にまたこんな恐怖症があったとは……、あらためて自覚した。

 昼間なら雨の日で同じく薄暗くても、電気つけずに平気でいられるのになあ……(;´Д`)だけど夜は何かが違うんだよぉ~。


 うっかり守護霊様が背後に来たら、咄嗟に裏拳しちゃうかもしれない(~_~;)

 そんなビビりな私。

 猫でもいいから誰か一緒にいてくれたら全然違うんだけど……。


 ――あ、そうか、そんな時は自分の部屋――あの梁のある部屋にいればいいんだ!


 そうだよ、どうせ停電になったらテレビも見れないのだから、居間じゃなくてもいいんだった。

 動画はタブレットにダウンロードしたのを見れるし、本も積読本が沢山ある。


 そうしてあそこなら誰かがいる――


 話が飛ぶが、私にとっての真の悪夢とは起きた後も尾を引く厄介な夢である。

 ジェットコースターのように降りてさえしまえば、ああ怖かったで済むものは只の怖い夢である。

 

 あの『第11話 ガーディアン その3』で、守護霊様の存在を身近に感じた青田。

 なんか仏間で寝るとたまに金縛りに遭ったりするけど、もう大丈夫じゃない? なんて油断していた。


 その11話を打ち上げた日の夜、

「さあて、じゃあ今日はあっち(仏間)で寝ようかな」と、ふと自室の入り口で伸びをしながら呟いた。

 

 すると、ボトッと棚から小さなロボ時計が落ちてきた。

 あれ? いま私、この棚を押したっけ?


 その棚は『第4話 地震警報』で揺れていた、あのスチールラックである。

 確かに上に重い物が乗っているせいか揺れやすいのだが、物が落ちて来ることはまずない。


 それにこのラックが揺れやすいと言っても、どうやら前後からの力には揺れやすいのだが、横からの力にはちょっとやそっとではビクともしない。

 おまけに1回の押しにはギッと1回鳴るだけで、いつまでもギシギシギイギイとは続かない。


 第4話のように長く鳴り続けるには、揺らし続けないといけない。

 あの時は部屋全体ではなく、この棚にだけ何か揺らす力が加わり続けていたというわけだ。

 まあ結果オーライなのでそれはいいのだけど。


 ロボ時計が落ちて来た時、私がいたのは棚の真横だった。

「なに? もしかしてこっちで寝ろってことかな」

 なんて半分冗談めいたことを思ったものだ。


 その日はせっかくなので自室で寝たが、それからしばらく仏間と自室を交互にその時の気分で使っていた。


 そうしての仏間で悪夢再びである。 

 いや、悪夢なのか? いつものとは違うパターンだった。

 けれど今までの中でも戦慄のインパクトだった。

 生々しさもひときわの……。


 おかげで仏間で寝られなくなってしまった、今日この頃……(´;ω;` )


 いや、仏間が決して悪い訳じゃないのだよ。

 なにしろ楽しい夢や、起き抜けに面白い奇妙なモノも見たりしたのだから。

 

 おそらくこの頃また引きずりだした弱っちい私のネガティブ思考が、悪夢に反映したのだと思う。


 部屋の向きとか相性とか、ネガティブな気持ちとか、色々と条件が重なって、良くも悪くもそういう氣が作用しやすいのかもしれない。寝ている時だけ。

 

 ただ、寝ている時は無防備なので、やはり安心して眠れる場所がいい。

 野生のインパラみたいに、いつ襲われるかわからないから浅い眠りを一生続けるなんて嫌でござる。


 そう考えると、動物園の草食獣はある意味幸せなのか?

 少なくとも飼い主の横で安心して腹出して寝ているワンコとかは幸せなのかもしれない。


 でもたまには落ち込んだっていいじゃない。だって人間だもん。

 いつもポジティブ思考でいようとするのも疲れるんだよ~。まあ長く引きずるのはよろしくないけどねぇ。


 とりあえず気持ちとしては不安を克服し、仏間de就寝に再挑戦したいところではあるけど、別にすぐには無理しなくてもいいよね? 悔しいけどさ。


 というわけで、ここ数か月は狭い自室で寝ている。 

 

 自室なら、たとえ夜中に目が覚めても、たまに気配を感じたような気がしても、落ち着いて寝ていられる。

 狭くてウチの中で一番散らかっていて、横になるためには机を動かさなくちゃいけないとか面倒な部屋だが、 それもいい。


 そうして気持ちが安定するからなのだろう、ここなら金縛りには遭わない(と、信じている)、怖い夢は見ても、悪夢は見ない。


 以前、怖い映画を見て急に1人で寝るのが恐くなった。

 ビビりなクセについこういう動画を見てしまい、毎度あとで後悔する学習しない青田。

 ひと晩過ぎてしまえばもう平気なのだが、そのひと晩が問題なのだ。


「だぁ~~っ、恐くて眠れん!」


 ちょうど別エッセイ『夏だ! お盆だ!』の第4話に書いたトリによる金縛りの記憶がまだ生々しく残る頃だった。

 起きてる時はなんとかなるが、寝てる時は無防備になる不安がある。

 せめて金縛りに遭う前に起きてしまえばなんとかなるのだが、眠っていると気がつかない。


「せめて変な奴が来たら誰か教えてくれないかなあ……」とつい呟いた。


『  ―― ィ イ ョ ォ 』

 それはとても小さな声だった。


 ひそひそと 声をワザと低めた声でなく、小さき口から発せられた音。

 まさにミツバチの囁きのような。


 だがシンと静まり返った部屋で確かに聞こえた。


 それから数か月して、例の金縛りのことも忘れかけていた頃、本当にダイレクトに教えてくれた。


 そのエピソードは今回字数が多過ぎるので割愛するが、霊感も頭も鈍ちんの私にわかるように大声を出すのは相当大変な事ミッションインポッシブルだったらしい(´□`; )

 なんだか申し訳ない。そして有難う。 


 私は密かに彼らを第3のガーディアンと思っている。

 たとえ思い込みでもいいのだ。信じる者は救われるのである。

 安心がまた落ち着きを生み、抵抗力に繋がる好循環となる。

 なるほどこれがポジティブシンキングというものか。あらためて納得。


 あ、そういや大事な水の用意が――そうしてまた話は始めに戻る。


 お読み頂きありがとうございます。


 本当は『トイレ』の話ももっと書きたかったのですが、字数が多くなりすぎたので割愛しました。

 簡易トイレの話とか、またどこかでしたいです。


『ロボ時計』

 去年のちょうど夏(2023年07月19日 )に書いた活動報告

【カラ梅雨満喫中!】に写真に出てました。

 

 しかし本当に日本も熱帯化してきたなあと、やたらと湿気が多いと感じたのは間違いじゃなかったと思う今日この頃……。

 この温度でも湿度40%なんて今夏は見た事ないという……( ̄□ ̄;)


『ミツバチの囁き』

 同名のスペイン映画ではなく、昔オカルト本で読んだ不思議話より。(あくまで記憶の範疇ですけど)


 ある日から自宅のベランダに立つと、ちゅくちゅくした小さな音が聞こえるようになった女性。

 不思議だなあと思っていたら、ある時それがやっと言葉に聞こえてきた。


【 ココニ 巣ヲ 作ッテ イイデスカ 】  


 それはミツバチたちがベランダに巣を作ろうとしていたらしい。

 女性はすぐに業者に頼んで作りかけの巣を撤去すると、もう声は聞こえなくなったというお話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ