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第23話 鋼鉄の双豹

 だがそんな浴場での大騒ぎは突然のサイレンの音で打ち消された。

 その村の中を駆け巡るけたたましい音響にベールとパールの表情が強張る。

「ニャ!」

「にゃんニャ?!」

 しかし予定の無いサイレンは災害か敵襲のどちらかしかない。

「何だ?!」

 そして警告音は食堂で残飯処理の手伝いをしていたカナセの耳にも届く。

 カナセが外に出ると丁度、目の前にエルマが居た。

 彼女の背中では弟が声を張り上げて泣いていたが、声はサイレンの音に掻き消され誰も耳にも届かない。

「カナセさん、警報です!」

「そりゃ判る。で、何の?」

 そんな中、淡海の西方から砲声が何発も響く。

 音の響きから口径75㎜のガンボートの主砲の発砲音だ。

「砲撃?!」

 カナセの中で緊張が走る。

 そして砲撃は徐々に西側の堤防から村の方へと近づいて来る。

「村が狙われてる?」

「どいたどいた! 民兵団が通るよ!」

 そんな中、いくつもの怒声が村の通りの方から聞こえた。

 カナセが村の通りを見ると荷車を押すおばさん達が走りすぎていく。

 おばさんたちはカナセが時折、立ち寄るマーケットの店主たちだ。

 カナセは荷車に乗せられた武器の山を見て驚かされる。

「何であんな物を……エルマ、ここの人は一体何者なんだ?」

「民兵団の皆さんです。村の人、全員が元ファイタスの一員です」

「なるほど、そういう意味か」

 これで村に孤児院が存在する理由も合点がいった。

 ここの村人は死んだ仲間の子供達を育てているのだ。

「仲間同士の絆って奴か」

 その気概にカナセは感心した。

 なら自分も一刻も早く動かなければ。

「エルマ、この辺りに避難場所は?」

「学校の裏の林に退避壕がそうなってます」

「じゃあ、君は弟を連れて今すぐ避難するんだ」

「カナセさんは?」

「俺もこの辺りを一回りして逃げ遅れた子が居ないか確かめる。じゃあ、行くんだ!」

「はい。カナセさん、気を付けて!」

 エルマが返事を返すと彼女の背中が見えなくなるまで見送った。背負っていた弟が泣き止む事はない。

「さてと……」

 カナセがエルマ達が逃げる反対方向に目を向けた。

 干潟の方で両陣の発砲音が轟き合い閃光が輝く。

「早速、始まったか」

 海の方からの攻撃ならば恐らく敵の戦力は水上艦による砲撃だろう。

 だが目的がはっきりしない。こんな漁村に何の価値があるというのだ。

「もしかして俺を探しに?……」

 あながち的外れとも思えない。奴等は新生魔煌技のカギを探している。

「なら俺の居場所が奴等にバレた? だったら俺のせいだ!」

 しかし今は考えるより先に、村を守る事の方が重要だ。

 ここに居る子供達を出来るだけ速やかに退避壕に送らなければならない。

 保育士だけでは手が足りないはずだ。

「それにスズタマの事も心配だしな……」

 カナセは急いで校舎内に戻ると、その足で浴室の扉の前に立った。

 そして何の考えも無しに扉を開けた。

「スズコ! タマコ! みんな無事か?! 早く避難を!」

 脱衣所に向かってカナセが叫ぶ。

 しかし返ってきたのは無事を知らせる返事ではなく二人の女の子の悲鳴だった。

「ミィギァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 けたたましい叫び声が響く中、脱衣所に置かれていた衣服を仕舞う網籠がカナセに向かって投げられた。

「にゃに、堂々と入って来るニャ! 今はレディの着替え中なのニャ!」

 網籠を投げながらベールが叫ぶ。

「着替え中って今は非常時で……」

「ウルサイニャ! とっととここから出ていくニャ!」

 するとパールが傍にあった固い物を投げつけた。

 それはは旧式の台秤に使う重い増おもりだった。

 重量400gの鉄塊がカナセの顎に直撃した。

「がっ!」

 カナセは増おもりの直撃を受けると、そのまま横転した。

「ふげぇ~……」

 倒れたカナセはその場で動かなくなる。

「ニャ! どうしたにゃ? カナセ・コウヤ!」

 体にバスタオルを巻きながら姉妹が倒れたままのカナセに駆け寄った。

 そして気を失ったカナセの瞳孔を確かめる。

「良かったニャ……。生きてたニャ」

「ニャ! 妹者はやりすぎニャ! 危うくカナセ・コウヤが死ぬ所だったニャ!」

「さ、先に籠を投げたのは姉者ニャ! だからウチも釣られて投げただけニャ!」

「ニャ! ウチは悪くないニャ!」

「違うニャ! ウチも悪くないニャ!」

「むむむ~!」

「ねえ、お姉ちゃん……」

 言い争いを始めた二人の前に男の子の一人が割って入った。

 その声を耳にした途端、姉妹は我に返る。

「そうニャ、まずは避難が先ニャ!」

「皆、自力で逃げられるかニャ?」

 子供達はうなづいた。どうやら緊急事態の為の訓練が普段から行き届いて居るらしい。

「だったら先に逃げるニャ」

「お姉ちゃん達は?」

「この覗き魔を二人で担いで行くから少し遅れるニャ」

「だから心配しなくても良いから先に行くニャ」

「うん、じゃあ先に行くね……」

 子供達は心配気に三人を見守りながら退避壕の方へと向かった。

「慌てて走っちゃダメニャ!」

「そうニャ。落ち着いていくニャ!」

 体よく子供達を送り出した姉妹は着替えを済ませると気を失ったままのカナセを運び始めた。

「さあ、妹者。ここから脱出ニャ!」

「ニャ!」

 姉妹はその足で孤児院の外に出ると人目を忍んで干潟の方へと向かった。

 二人の肩には動かなくなったカナセが背負われている。

 しかし流石に丸見えでは不味いと思ったのか孤児院を出る前にカナセの体をシーツで包むとロープで芋虫の様に縛り上げた。

「ミャア! これで誰に見られても怪しまれないニャ!」

「さっさと運ぶニャ!」

「けど、姉者。この爆発は変ニャ!」

「確かに変ニャ……」

 攻撃は間違いなくウラ鉄によるものだった。

 しかし砲撃が始まった時点で作戦開始はまだ1時間も後のはずだった。

 そもそもガンボートでの夜襲など計画に無い。

「一体、どういう事にゃ?」

「さっぱりわからないニャ?」

 二人は不審に思いながらも村から干潟へと続く坂道を走り続ける。

 だが村を出て干潟の手前にまで辿り着いたその時だった。

 淡海側から放たれた流れ弾が姉妹の傍で不用意に落下した。

 爆発が間近で起き三人が吹き飛ばされる。

「ニャー!」

「ミャー!」

 衝撃に巻き込まれた姉妹が悲鳴を上げた。同時に肩に負っていたグルグル巻きのカナセが二人から引きはがされ、そのまま坂道の下へと独りでに転がり落ちていった。

「ミャ! しまったニャ!」

「急いで回収するニャ!」

 二人は転がっていくカナセを追いかけようとする。

 しかしその直後にも砲撃が次々と降り注ぎカナセとの間を断ち切った。

「ミャぁ! これじゃたどり着けないニャ!」

 もはやカナセの回収どころではない。ベールもパールも自分の身を守るので精一杯だ。

 そんな中、闇夜の空からコアモーターの音が鳴り響いた。

 姉妹は砲撃から逃げ惑いながら頭上を見上げる。

「303號と304號ニャ!」

 それはウラ鉄空軍所属の二機の輸送機だった。

 両機は全幅だけでもラムサール号の二倍に達する超巨人機だ。

「でもこっちは時間通りニャ!」

「それもそのはずニャ! 輸送機はウチ等が頼んだ奴ニャ!」

「なら淡海の奴等は何ニャ?」

「そんな事より早く荷物を取りに行くニャ!」

「カナセ・コウヤはどうするニャ?」

「今は置いておくしかないニャ」

 二人はカナセの回収を一旦、諦めると土手から離れ、輸送機の方へと向かった。

 二機の輸送機から一個づつ大型パレットに乗った荷物がパラシュートに吊られながら投下された。

 荷物は体よく田畑の上に着地すると姉妹は急いで辿り着いた。

 荷物の正体は二両の戦闘車両だった。車両はベルーダ型と呼ばれる空挺戦車でそれぞれ848號と858號の番号が振られていた。

 姉が75㎜戦車砲搭載型の848號に、妹が20㎜四連対空機関砲搭載型の858號に各自が乗り込むと村の周囲を凝視した。

「あそこニャ!」

 闇の中で九隻の艦影が沿岸に向け砲撃を加えていた。

 一隻は大型揚陸艦で残りは九隻の護衛用ガンボートだ。

 それらが島を囲む堤防に向かって攻撃を浴びせていたのだ。

 一方で堤防も防御陣地に転用され、村人たちによる防衛戦が行われていた。

 しかし堤防は砲撃を受ける度に突き崩され、村人達は砲火の下に晒される。

 更にその間隙を縫う様に大型揚陸艦の後部ハッチから吐き出された三隻の揚陸艇が滿汐で沈んだ干潟を乗り越え堤防の勾配から上陸を図っていた。

 小さなラッツ村を攻撃するにはあまりにも過剰な戦力投入だ。

「あいつらどこの部隊にゃ?」

 だが規模や装備を見る限り間違いなくウラ鉄の水軍である事には間違いない。

 ベールが考えを巡らせる。

 これにはきっと裏がある。

 そんな中、パールがある事に気付いた。

「まさか、あの船頭のお爺にゃん?」

「みゃっ! それニャ!」

 妹の一言で姉妹の疑問がみるみる氷解していった。

 三人をラッツ村にまで運んでくれた船頭の正体は情報部の職員だった。

 その彼が本部にカナセ・コウヤの情報を報告して情報部を動かしたのだ。

 情報部は親交のある水軍の一部と結託し、ウラ警に知られる事無くラッツ村強襲作戦を実行した。

 もし作戦が成功すればカナセ・コウヤ奪還の功績は情報部と一部の水軍のものとなる。

 いわば情報部と水軍が姉妹ウラ警の手柄を横取りしようとしていたのだ。

 そうなればここまで頑張って来たふたりは良い面の皮だ。

「そんなの許さないニャ!」

 怒りも露にベールが吠えた。

「変身にゃ、妹者!」

「了解ニャ、姉者!」

 その直後、二両の空挺戦車の中で姉妹が全く同じモーフィング・マギアを詠唱した。

「ニャンパラレ、ニャントレッパナ、テレパラレ~」

 詠唱に導かれながら空挺戦車が姿形を変えていく。

「チェンジ、ロムス!」

「チェンジ、レムス!」

 詠唱の後、空挺戦車は二騎のマギアギアに変形した。

 しかし人型ではない。同じ形をした鉄の黒豹へと形を変えたのだ。

 二匹の鉄の黒豹が戦場と化した村の中を駆けていく。

「もう好きにさせないニャ!」

 そして堤防に陣取る村人達の頭の上を悠然と飛び越えると、最初に目に入った獲物に狙いを定めた。

 獲物は兵士を降ろした後にマギアギアへと変形した三隻の揚陸艇だった。

「ウンミヤャァァァァ! 」

 咆哮を上げながらベールのロムスが揚陸艇のマギアギアに飛び掛かった。

 鉄が軋む音と同時に黒豹の鋭い牙が相手の胸板を一撃で破壊した。

「壱號隊のエース様の参上ニャア! 当たると痛いニャ~!」

 更に着地の瞬間、軽やかに反転すると再び跳躍、続け様に二騎目の揚陸艦に襲い掛かった。

 マギアギアの鋼の体が黒豹の牙と爪で紙の様に切り裂かれていく。

「みゃはははは! 軽い軽い、簡単ニャ!」

 あっという間に二騎目のマギナギアを倒すと、黒豹の中でベールが笑った。

 妹の手を借りるまでもない。

 更にその勢いに乗って三騎目も難なく倒してしまった。

 その流れる様な手際の良さに堤防に居た兵士達が浮足立つ。

「た、退却ー!」

 とても敵わない。一目見てそう悟った上陸部隊が慌てて淡海の方へと駆け出した。

 しかし彼等が逃げる先にはレムスと呼ばれるパールの858號が待ち構えていた。

「何処に逃げるニャ?」

 レムスとの中でパールが兵士達に訊ねる。

 しかし立ち塞がる黒豹を前に皆、茫然とし、恐怖に駆られる。

「答えない子はバッテンにゃ~!」

 妹が背中に搭載されていた四連装機関砲の引き金を引いた。

 兵士達に向かって直径20㎜の鋼鉄の雨が降り掛かり堤防の上が地獄に変わる。

 今まで攻勢だったはずの上陸部隊は瞬く間に全滅した。

 その後も姉妹の遊撃戦は続く。

 月明かりの中を駆け回る二匹の黒豹の姿はまるで戦場の狩人だ。

 だが揚陸側もやられてばかりでは居られない。

 上陸地点の間際に展開していたガンボート四隻が黒豹の方に向かって突進すると、そのまま船体を堤防の勾配に乗り上げさせた。

 黒豹の眼前で座礁した四隻がモーフィング・マギアによる変形を行うと、直後に重装歩兵のマギアギア四騎が姿を現した。

 その中の一騎が僅かに残った兵士達を救おうとレムスに攻撃を仕掛けてくる。

 重装歩兵の主力兵器は両肩に搭載された二門の75㎜砲で火力だけならロムスさえも上回る。

 しかし発砲した途端、目の前に居たレムスの姿は一瞬で消え、弾は空しく堤防の土手を削っただけだ。

 そして次の瞬間、重装歩兵は頭上から殺意を感じた。

 見上げると跳躍したレムスが悠々と中空に浮いていた。

 重装歩兵は慌てて近接戦用の手斧を構え上からの攻撃に備える。

 だがその直後、逆に下から掬い上げる様な衝撃が重装歩兵を襲った。

 それは妹を囮に使った姉からの攻撃だった。

 姉のロムスは低い姿勢から重装歩兵の懐に飛び込むと、鋭い二本の牙で相手の腹部装甲板に斬り掛かった。

「デス・ニャング!」

 ベールが技名を叫ぶとの同時に暗闇で黒豹の牙が青く輝く。

 青き閃光を浴びた胴は一撃で切り捨てられ、オレンジ色の爆炎を起こした。

 更に降下して来た妹のレムスが後詰めに鋼の爪で斬り掛かり、兜を象った頭部を切り飛ばす。

 一瞬の出来事だった。上下から襲われた重装歩兵は全く対応できず、操縦していたマギライダーは他の乗員を巻き込んだまま炎に焼かれ即死した。

「ふん、ウチ等の邪魔をした罰ニャ!」

 黒豹の中でベールが鼻を鳴らす。

 闇に紛れながらの二匹の黒豹の連携は完璧なものだった。

「さあ、ウチ等の邪魔をしてくれたお礼なのニャ~!」

「たっぷりお仕置きをくれてやるニャ~!」

 二人とも操縦席の中で薄ら笑みを浮かべながら残りの重装歩兵に攻撃を仕掛ける。

 一方、重装歩兵側もこのまま殺されまいと、手斧を黒豹目掛けて水平に振るった。

 しかし素早いロムスとレムスの前では鈍重な手斧の動きはまるで止まってさえ見える。

「みゃはははは! 遅すぎてあくびが出るニャ!」

 パールが攻撃を避けながら笑う。

「攻撃はこうするモノにゃ!」

 回避からの切り替えしの直後、姉妹が逆襲に入る。姉が手斧を振った右腕を切り落とし、少し遅れて妹が胸板がえぐり取った。

 二騎目が姉妹によって容易く葬られた。

 恐るべきはウラ鉄警備隊のダブルエース。ゴディバの市の守護神の名は伊達ではない。

 そのしなやかな殺戮者を前に狩られる側の士気が挫ける。

 彼等が脅えているのが手に取って判る。

 しかし狩人達が獲物を逃す事は無い。

 二匹は連携を解くと単身で残りの二騎の重装歩兵に同時に強襲した。

 一対一でも黒豹の力は相手を圧倒していた。

「パンニャークロー!」

 二匹は同時に前脚の爪で相手の首から胸倉を袈裟懸けに切り裂いた。

 もはや強力な艦載砲も意味はない。

 圧倒的な戦闘力を前に二騎の重装歩兵の巨体が同時に崩れていく。

 モーフイング・マギアの魔煌技も解け、陸に上がったガンボートはガラクタに変わっていった。

「さあ、まだまだこれからニャ!」

 上陸部隊を完全に狩り終えた二人は沖合に目を向けた。

 淡海の上ではまだ揚陸母艦一隻にガンボート四隻が残っている。

 しかし沖合まではかなりの距離がある。

「でも心配ご無用ニャ! 妹者、アレをやるニャ!」

「任せるニャ、姉者!」

 示し合わせた二人は堤防の上の長い直線を駆け抜けると、その先端で強く蹴り上げ沖合に向けて大きく跳躍した。

 二匹の黒豹は中空を跳ぶとそれぞれの前脚で互いの後ろ足を掴み合い、大きな一つの輪に合体した。

 黒豹の輪は青白い光を放ちながら猛烈な高速回転運動を起こすとそのまま淡海の上に着水し海面を沈む事なく猛スピードで直進した。

「パンニャドラムー!」

 水面を滑走しながら光の輪が生き残りの艦隊に突進していく。

「妹者、最後の仕上げニャ! ウチ等に楯突くとどうなるか思い知らせるニャ!」

「了解ニャ!」

 その光景を目撃したガンボートが海面を走る光の輪目掛けて慌てて発砲した。

 しかし砲撃はほとんど命中する事なく、当たった所で輪を覆う魔煌障壁によって弾き飛ばされていく。

「喰らうニャー!」

 光の輪が揚陸母艦の船体中央で激突した。

 その瞬間、信じられない事が起きた。

 何と母艦の巨体が光の輪によって中央から真っ二つに両断されたのだ。

 切り裂かれた直後、船体から爆発の炎が上がる。

 浮力を一瞬で失った揚陸艦に為す術はない。ただラッツ村の沖合で淡水を飲み込みながら儚く沈んでいった。

 その後も光の輪は海面を駆けながら残りのガンボートを次々と切り裂いていく。

 もはやこの戦場で無敵となったロムスとレムスに敵う者は無い。

 戦いは姉妹側の完勝に終わり情報部の野望は水軍の実行部隊と共に淡海の藻屑と消えていったのだ。

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