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第17話「私、暴走」D

前回のあらすじ。


ひばなは、しょうきにもどった!


火花が聖域の奥へ走っていくと、倒れるウィンディーネにミシロが回復魔法をかけていたところであった。ロードが何やら身振り手振りで説明している。


「ミシロちゃん!ロード!ごめん!なんか暴走してたみたいで!」


「火花様!正気に戻られたのですね!」


「ティガ、貴女死ぬと思ってたわよ」


「いや、なんつーか紋章蹴らなくても正気に戻ったんだよ。わけわかんねーぜ」


倒れこむウィンディーネに火花は頭を下げた。


「ウィンディーネさんごめんなさい!さっきのは私だけど私じゃなくてえーと今のは言葉の綾波レイじゃなくて言葉の綾でその気づいたらここにいたっていうか!」


ーもういいわよ。この魔族の小娘が言ってあった通りのようね。スヴァローグ、ペルーン、見ているなら出てきなさいー


火花とミシロの指輪が光ると、具現化した騎士姿のスヴァローグとペルーンが現れた。


「おわっ!?なんだお前誰だ!」


「敵!?」


ロードとティガが構えるが、火花がなだめた。


「大丈夫。私の力だから。あのウィンディーネさん」


火花が話そうと前へ出ようとしたが、スヴァローグとペルーンは首を横に振った。ここは任せておけということらしい。


ー久しいなウィンディーネ。私の宿敵よ。ー


ーなんだ、お前も死にそうじゃないか。ー


ースヴァローグ、ペルーン。久しぶりじゃない?死んで魔族と一つになったっていう話は本当だったようね?風から情報は流れてきていたわー


ーならば話は早かろう。私の主に力を貸すのだ。もはやお前も長くはない。むざむざここで朽ちゆくよりは…ー


ーそう簡単にはいかないわよー


ーなんだ、我らが主人の一人にボコられたのが悔しいのか?ー


ー違うわペルーン。その火花という魔族、貴女達の力だけでなく自分でさえコントロールできていないじゃない。そんな危ない奴に私達の力を簡単に渡したら世界を滅ぼしかねないわ。というより別の大陸焼いてきたでしょう?何が目的なの?ー


「あの空にいる天使をぶっ壊して、この世界の人間を滅ぼしたいと思ってます!」


ーなっ!?ぷっははは!スヴァローグ、ペルーン、お主ら死にゆく戯れにそんな戯言に手を貸していたの!?これはお笑いね!ー


その笑いにロードが怒った。


「戯言じゃないわよ!火花様はこの腐った世界を燃やしてくれるのよ!どうせ死ぬならやるだけやって死にたいって思わないの!?」


その言葉にウィンディーネの目が光った。


ー……。火花って言ったわね?ー


「は、はい」


ー私の力、この魔族の小娘にあげてもいいかしら?ー


「理由を教えてください」


ーこのロードという魔族の小娘は私の加護を受けて生まれた存在の一つ。私の力を存分に発揮できると思うわ。それに、スヴァローグを受け継いだ貴女とは私の力は反発してしまうー


「なるほど、火と水の力は相反する存在だもんね」


ーロードとやら。私の主人に相応しいか試練を与えるわー


「えっ?ちょっと待っ!」


突然ロードは足元から溢れ出た水に飲まれた。



次回、ロードの試練。

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