第76章 静かなる侵略
いきなりだが、第三次世界大戦について少し話そう。全ての元凶は、日本の移民対策の失敗から始まったのだ。では、誰がこの移民対策を進めてきたのか? 官僚? 与党? 野党? それとも、日本国民?
いや、答えは外国勢力にあった。そう、日本を一番警戒しているのは、アメリカ、ロシア、中国の3国である。この3国から見たら、日本なんて小さな島国だと思う人も多いかもしれない。しかし、日本はこの3国と戦争になった事実を忘れてはいけない。
例えば、日中戦争(1937年)、日露戦争(1904年)、第二次世界大戦(1939年)などがある。これらの戦争で、多くの人が死んだ。
だが、長くの時が流れ、お互いのやった事を反省して、経済発展の協力し合う関係になった。しかし、それは表面上のモノである。その表面上とは経済である。つまり、お金である。お金こそが、人種や言語を超えた共通の宗教であるのだ。お金の為なら、都合の悪い事が忘れるのが人間という生き物なのだ。
だが、水面下では争っていた。例えば、自分の子供がイジメで自殺してしまった。そして、そのイジメっ子は反省して、少年刑務所に行くことになった。
だが、2年も満たない内に出所してきた。それから、イジメっ子は真面目に働いて、幸せな家庭を作って生涯を終える。一見すると、更生した不良少年の感動ドラマだ。
しかし、イジメで自殺してしまった子の親の立場から考えると、加害者が罪を償ったとはいえ、憎しみの心は死ぬまで消えないだろう。戦争も同じであり、絶対的に日本を許せない勢力も出てくるのだ。
だが、日本は国民と戦争をしない約束をした。なら、戦争をしないで、日本を乗っとろうとする勢力が出て来るのもしかり。その勢力は静かなる侵略をはじめていた。
静かなる侵略とは何か? それはスイス政府が作った民間防衛白書の事である。次の6つの手順を踏んで国を乗っ取る作戦である。全部で6段階の作戦になっている。
第一段階「 工作員を送り込み、政府上層部の掌握と洗脳 」
第二段階「 宣伝。メディアの掌握。大衆の扇動。無意識の誘導 」
第三段階「 教育の掌握。国家意識の破壊 」
第四段階「 抵抗意識の破壊。平和や人類愛をプロパガンダとして利用 」
第五段階「 教育やメディアを利用して、自分で考える力を奪う 」
最終段階「 国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量移住で侵略完了 」
これらを使って、日本版の説明をしよう。
第一段階、日本へスパイを送る。
第二段階、メディア(電通)を支配して、印象操作による洗脳。
第三段階、日本の国歌などアイデンティティを廃止。
第四段階、米軍の撤廃、自衛隊の基地の弱体化。
第五段階、日本人が加害者(悪者)と教育する。
第六段階、大量移民により、日本人の血を薄める。
こうして、日本が崩壊していくのだ。
なぜ、日本が憎いのか? それは島国なのに、真面目で能力の高い人間が多いからだ。第二次世界大戦後も、すぐに経済復興して、先進国として上位に食い込んだ。
しかも、バブル時期は世界の企業ランクでは、日本がほぼ上位をしめていた。アメリカ。ロシア、中国が警戒するのも分かるだろう。簡単に言えば、嫉妬であると思われる。
この3国を芸能界に例えると、お笑いBIG3であり、さんま(アメリカ)、たけし(ロシア)、タモリ(中国)あたりだろう。さすがにこの3人に、ツッコミやイジリを出来る芸人はいない。つまり、日本はこの3国を無視はできない立場なのだ。
では、日本の力は芸人で言えば、誰あたりなのか? バブル時期の日本はダウンタウンくらいの力はあったと思われる。特に松本人志のカリスマ性は、BIG3を凌ぐものであった。女性に人気があり、若者のほとんどに注目されていた。もちろん、番組の視聴率も高く、コマーシャルも多く出ていた。
そうなると、BIG3も面白くはない。そこで、ダウンタウンを降板させて、CMやドラマを減らすようにした。例えば、ハニートラップだ。
さんま「たけしさん、最近はダウンタウン調子にのっていますやん」
たけし「あいつら、天才だからな。松本のトークは面白いぜ。もう、俺はトークじゃ勝てないよ」
タモリ「なら、ハニートラップなんかどうかな? やってもいいかな?」
さんま・たけし「いいともぉー」
さんま「なら、ターゲットは浜田にしましょう」
たけし「そうだな、浜田の方が警戒心なさそうだしな。よし、やってやるぞ、コノヤロー」
こうして、浜ちゃんの浮気が発覚すると、週刊誌はこぞってダウンタウンを叩きまくった。その結果、ダウンタウンのコマーシャルやドラマは減っていた。他にも、テレビ朝日、TBSも出ない時期もあった。
今思えば、ダウンタウンは人気がありすぎたのだ。まあ、これは作者の妄想である(笑)。だが、日本でも田中角栄が同じような叩かれた方をしていたのは事実だ。カリスマの総理大臣と言えば、田中角栄を思い浮かべる人も多いだろう。
彼の人気に日本国民は熱狂して、アメリカがそれを妬んだ話だ。そう、田中角栄はアメリカに逆らって、逮捕までされてしまったのだ。こうして、日本の総理大臣の逮捕は世界中で騒がれた。そして、日本のイメージは悪くなった。
こういう話を聞くと、カリスマのある総理大臣が、必ずしも日本をよくするわけではないと思われる。BIG3(アメリカ・ロシア・中国)を怒らせないようにできる人間も必要なのだ。
例えば、2020年頃は安倍政権であり、移民を受け入れる政策に力を入れていた。これは、日本からすると治安の悪化の原因の一つにもなる。しかし、実質にアメリカの植民地化されていた日本は逆らう事は出来なかった。
ネット上の掲示板では、中国と韓国が日本を警戒して、マスコミを支配している噂をよく聞く。だが、本当はアメリカが一番警戒しているのだ。では、日本がアメリカに逆らったらどうなるのか?
とりあえず、話を一度戻そう。近年の話ではあるが、田中角栄もアメリカに逆らって、逮捕されるまで事件にまでなった。いわゆる、ロッキード事件である。これは難しい事を抜きにすれば、アメリカの面子を潰すとこうなるって見せしめだ。つまり、日本はアメリカに逆らってはいけないのだ。
なぜなら、この地球を支配しているのはアメリカなのだ。いつだって、軍事力ではナンバー1の不動の国である。部活でいえば、野球部。芸人でいえば、明石家さんま。ゲームでいえば、任天堂。車でいえば、トヨタである。つまり、特別な国なのだ。
実際に移民を増やせば、日本は傾く事は分かっていた。その結果、2100年頃には、日本4割近くが外国人の血が入っており、移民を優遇する補助金ばかり出るようになった。もちろん、日本の皇族の権威も落ちていた。だって、日本の約半分は外国人なのだ。
例えば、日本人がイギリスに移民する。そして、エリザベス女王を日本の皇族ほど、崇拝できるかといえば、多分しないと思われる。よそ者にとって、そこの国の歴史よりも、日々の生活が大切なのだ。これは日本にかぎらず、どの国でも血が薄まれば、長年続いた文化は消えていくものだ。
次にヴィンヤード公国の話でも少ししよう。2080年代初頭、日本は海外からの労働力を期待していた。そこで、多くの難民を日本で、外国人技能実習生として受け入れた。すると、外国人技能実習生は仕事がある喜びに期待を膨らましていた。
しかし、実際は過労死する仕事ばかりを、外国人技能実習生に紹介していた。いわゆる、日本人でもやりたくない介護や飲食などだ。その他にも、原発処理など危険な仕事を紹介した。その結果、外国人技能実習生の過労死が増えた。
だが、企業や日本政府は過労死を認めなかった。そう、すっとぼけていたのだ。そうしている内に、外国人技能実習生たちは、日本人への不満をためていく。
それから数年後、外国人技能実習生の1人が日本の首相に向かって、発砲事件を起こしてしまう。首相は肩が撃たれて、病院に運ばれたが、命に別状はなかった。犯人はヴィンヤード公国の青年であった。青年は過労死した妹の敵討ちの為に、こういった行動に出たのだ。
それから、日本の右翼はこの事件に怒りを覚える。そして、ヴィンヤード公国の皇族を殺す計画を立てた。そこで、できるだけ敵の警戒心を解くために、未成年の暗殺者を使う事にした。
それに選ばれたのが、冬子の姉である天王洲アキだった。そして、天王洲会は右翼の暗殺に協力をした。これらは日本の政府も裏で関わっていた。その理由はいずれ説明しよう。
まず最初に、天王洲アキは不法入国に成功する。それから、ターゲットの2人と接触した。その2人とは、ヴィンヤード公国の第一皇女:ヴィンヤード=エヴァリ=ハルミ。そして、第二皇女:ヴィンヤード=エヴァリ=ナツミである。
それから、天王洲アキは2人の皇女を小屋に閉じ込めて、火をつけて放火したのである。しかし、小屋には隠し部屋があり、第二皇女のナツミは人知れず、そこから脱出したのだった。
そのナツミこそ、のちに賞金稼ぎになるナツであった。つまり、ナツの姉を殺したのは、冬子の姉という事になる。ナツはこの放火事件がトラウマになり、それ以前の記憶をなくしていたのだ。
それから、ヴィンヤード公国は色々な調査を行った。その結果、2人の皇女が死んだのは、日本の工作員のしわざだと判断した。こうして、日本とヴィンヤード公国は冷戦状態になっていく。
そこで、アメリカと中国が動き出した。なぜなら、欲しい資源があったのだ。日本には水があり、ヴィンヤード公国の資源としては、核燃料のウランがあったのだ。
そこで、アメリカは日本を支援して、中国はヴィンヤード公国を支援した。そして、資源強奪の代理戦争になっていった。こうして、大国の争いに紛れて、資源を奪い合う戦争が世界中でひろがっていったのだ。これが第三次世界大戦のはじまりなのだ。




