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日記のような物語(ダイアリーテイル)  作者: ミハヤ
「リアスの国のアリス』
61/129

偶然はほぼ必然と同じだろう 6ページ目

「じゃあな冷鵺、また昼休みに教室へ突撃するからな!」


「止めてくれ・・・・・」


そう言って各々の教室へと向かう ユウキは一年、僕は二年なので当然クラスの階は違っている


「あ、やっぱ開いてるか」


ここ夕日向(ゆうひなた)高校では教室は生徒で開け閉め開け閉めしており、朝一番に来た人がカギを取りに、最後に出る人が返しに行くシステムになっている


いつもは僕が大体一番に来てカギを取りに行っているのだが今日は寄り道していたこともあり一番ではないだろう


「・・・・・・・・」


教室の扉を開ける誰かいるかと思ったが誰も居なかった


「ふむ・・・・・・・」


大体この時間だと委員長がもう来ているはずなのだが委員長の席にはカバンが無かった


なぜ開いてるんだ? と思ったが別に朝用事があって先生が教室を開けてもおかしくは無いと思い、特に気にせず自分の席に———————————


「・・・・・・・・・あ?」


「おはよう冷鵺くん!」


声をかけられて振り向いてみればそこには委員長の————————


「・・・・・おはよう、委員長」


委員長がいた ・・・・名前何だっけ? このメガネをかけたインテリ系で明らか見た目委員長の人の名前なんだっけ・・・・・・


「席の前で立ち尽くしてどうし・・・・ おや?」


と、委員長も気づいたようで「君の隣に席が一つ増えているね」と言った


僕の席は一番後列の窓側という素晴らしい立地だった おまけにその列は僕しか席は無い そんな神立地に何故かお隣さんが出来ていた


「何、これ?」


そう委員長に聞いてみると、


「あぁ、そういえば転校生が来るって噂が立ってたな」


「そうなの?」


「結構噂になってたと思うんだが・・・・ 君はクラスの子と会話をしないからな」


うるさい 心の中でそう反論しといた


「たぶんその転校生が使う用の席なのだろう 可愛い子が横になるといいな!」


冗談気に言う委員長だが、 なぜだろう、何かすごい嫌な予感がしてくるのは・・・・・・


「委員長、委員長は勘って信じる?」


「ん? いきなり何だい?」


「僕は何かとてつもなく嫌な予感がするんだ」


「・・・・どうした? 今日曲がり角で誰かとぶつかったのか?」


確かにそのパターンから始まる漫画とかあったがそうゆう訳ではない


「なんか、こう、僕の中の何かが警告してるんだよ」


「なんだいそれ? ま、とにかく転校生には優しくしてあげるんだぞ 君だって転校生だったんだから」


気楽に肩を叩き席へと向かう委員長


・・・・何事も無いよね?


そしてその不安は見事に的中することとなった





「よーし、みんな席に着けー」


チャイムの合図と同時に先生がやって来た その前まではクラスは転校生の話しで大盛り上がりだった

その時に色々な情報があったがウワサは所詮ウワサであり、色々と矛盾している情報が多かったが、ただ一つ美少女だって事だけは皆で一致していた


・・・・・やっぱり嫌な予感がする


「みんな知ってると思うが今日から転校生がこのクラスに入ってくる」


おぉ! と言う皆の声


「転校生、入っておいで」


「はい」


・・・・・・・やっぱ嫌な予感がする!


思わず顔を覆っていると おおー! と言う男子の期待、いや歓声の声が聞こえた


恐る恐る顔を上げて見てみると・・・・・


「初めまして、三鏡(みかがみ)・グレモリーゼ・リアスと言います!」


長い金髪の髪に蒼い瞳、そして頭の横にはリボンを付けた可愛らしい少女、そして何より聞いた事のある声


「私はニホンとノルウェーのハーフで、ダd・・・お父さんの仕事の都合で引っ越してきました」


口調に違和感はあるが間違いない


転校してきたのはあの愉快犯、アリスだった


い、いや落ち着けロスト! まだだ、まだ慌てるような時間じゃない もしかしたら他人の空似かも知れない


正直ここまで似てるとアリス本人じゃねと思わなくも無いが、


「みんなと仲良く出来るよう頑張りたいです! 今日からよろしくお願いします!」


その一言に男子から歓声が上がる


・・・・・やっぱり、何か不陰気が違うな・・・・・


何か決定的なところがリアスとアリスでは違う気がする


「まだ時間があるし、何か質問しておきたいことがあったら今のうちに聞いておいてもいいぞ」

と言う先生の声に多数の男子の手があがる


そしてそれに少し困り果てたように笑うリアス


やっぱり違う、笑顔の質が全然違う


アリスは人をあざ笑い、そして何より自信に満ちていた あんなにも自分が一番と言うようなやつなのだから当然と言えば当然である


それに対してリアスは


「いえ、彼氏はいないですよ」


愛想良く笑うリアス


リアスの笑みは、何処か作っているような不陰気があった どうしてそんな事が分かるかと言えば小学生に時にいじめられていた時に色々されるに当たって段々と誰がどう思っているかが何となくだが少しだけは分かる

ただ本当に何となくの類でこの人が嘘をついてそう程度なのであまり正確性は無いのだが


「おっと、そろそろ時間だから質問タイムは終了だ リアスさんはあの奥、愛想が無い子の横に座ってくれ


愛想が無いとか先生失礼だぞ・・・・・・


少し批難するような目を先生に向けるが全く伝わらないのがこの僕冷鵺


クラスのみんながクスクスと笑い、それに釣られてかリアスも笑う


・・・・・この子はあのアリスなのか・・・・・・・・?


疑問に思いながら席へ向かうリアスを眺める


そしてリアスも僕の方を向いた時、少し驚いた顔をしていた


しかしそれは一瞬ですぐにリアスは僕の席の隣へ付き、そして「隣通し仲良くしようね」と微笑んで僕に向かって言う


そのトーンと言うか、感じがやっぱり似ている為、それから今さっきの驚いた表情、それと昨日のアリスそせいでひどい目に遭いかけたのと今日の朝一の謎テンションの名残か、

ついリアスを完全にアリスと勘違いしてしまい、


「嫌だ近寄るな」


と、言ってしまった


その瞬間明らかに教室が凍った


あ、ヤベ、思わずロストの感覚が出ちゃった・・・・・・


クラスの何言ってんだお前、もしくはそんなキャラだっけお前と言う視線が刺さるが、これはもう自業自得なのでどうしようもない


問題は・・・・・


「近寄るなって・・・・・・」


今度は明確に驚いた顔をしているリアス


泣き脅しでもされるか・・・・・?


そうなるとかなり厄介だろう もう既にクラスの男子は皆リアスの虜なのだ そんな事されたら思いっきりブーイングされるよな・・・・・ 

その後僕の席の争奪戦かな? どちらにしろ凄いめんどくさい事になるには確実だ いや絶対めんどくさい事をする! こいつが本当にアリスなら絶対する!!


そんな事を思ってると、リアスが口を開き、


「初対面で近寄るなって・・・・・・・・・」



そしてその後は予想通りかなりめんどくさい事になった・・・・・・

やーっとリアスとして出てきたわね!


うん、やっとサブタイトル回収だよ 果たしてリアスは本当にアリスなのか、次にこうご期待

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