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21. Xデー前日

今日短めです。

 唐突なタイムアタックをした翌日。


 いつものモーニングルーティンが終わり、ギルドが開くまでの空白時間に俺はステータス画面を眺めていた。



────────────────────



クロト     Lv 18

所属:冒険者ギルド

Eランク



SP       0 pt



HP      180

MP      180


STR     35(+0)

INT     189(+1)

STM     29(+0)

DEF     19

AGI     23(+0)

DEX     25

SEN     19



《称号》

初級冒険者

初級片手剣使い

駆け出し棍使い

初級魔法使い



《熟練度》

細剣術     Lv 13

棍棒術     Lv 7

火魔法     Lv 4

水魔法     Lv 6




《スキル》

【走突】【一段突き】

【叩きつけ】 【横殴り】



《魔法》

【ファイヤーボール】

【ウォーターボール】



────────────────────



 昨日ダンジョンに入る前に見たときは13レベルだったので5つ上がったことになる。


 レベルが上がったことによってステータスが全体的に上昇したものの、大きく変わったところは特にない。


 強いて言うなら魔法使いの称号が「駆け出し」から「初級」に進化して、数字の後のかっこが初めて「+1」になったことくらいか。


 だがしかぁーし! そんなことよりも、俺はこのステータスを見て一つ言いたいことがある。


「あと1レベあればSP振ってちょうどINT200になったやんけ!」


 レベルが上がると『SP(ステータスポイント)』が10ポイント手に入る。


 INTだけがここまで突出しているのは、このSPを今までINTに全ブッパしてきたからだ。


 現在のINT値は、ベースの189と称号のボーナスを合算して実質190。


 そう、まるで見計らったかのように1レベル分足りないのである。


「くそっ、妖怪『1足りない』はこの世界にもいるというのか……!」


 誰しも一度は経験したことがあるであろうこの状況。


 もはやこいつがラスボスなのではなかろうか?


「まぁどちらにせよお金を稼ぐためにダンジョンに行くから良いんだけどさ……。」


 時計を見れば、ギルドが開く時間が迫っていた。


「よっし、あと少し頑張りますか!」


 Xデー前日、6日目の始まりだ!






 ───同日、昼。


 無事に「INT200以上」というノルマをクリアした俺は、少し奮発してお高めなステーキ店で昼食を食べていた。


 今日は午前中いっぱいでダンジョン攻略を終了し、これから最終準備と仮眠を挟んだのち、遂に決行の時を迎える。


 これは、この一週間の慰労と決起を兼ねたプチご褒美という訳だ。


 肉厚なサーロインをタレに絡ませて口へと運ぶ。


「うまっ。」


 濃厚な肉の味と甘辛なタレが口の中に広がり、完璧な調和のまま喉を通っていく。


 この美味しさを表現するのに、長々とした美辞麗句は必要ない。


 こういう高級そうな店でガツガツと食べるのはマナー違反なのかもしれないが、そう考えるよりも早く手と口が進み、気が付けば空のお皿のみが置いてあった。


「ご馳走様でした、っと。はぁ~、やっぱたまにはこういうのもいいなぁ。」


 屋台飯や宿の食堂飯も勿論美味しいんだけど、高いだけあってあのステーキはレベルが違った。


 できることなら毎日食べたいくらいだけど、桁が2つ3つも違うからな……。




 さて、腹も膨れたことだし準備の方始めていきますか!




今回のは設定というよりは裏話なんですが、INTが1レベル分足りなくなったのは偶然だったりします。

詳しいことは省きますが、実はクロトくんのステータスをスプレッドシートで管理していまして、本当にたまたまこの数値になったんですよね。

妖怪1足りない、なんて恐ろしいんだ……

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