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襲撃(4終)

敵の攻撃を避け、剣を振るがどれも弾かれる。

「くそっ!攻撃が届かない」

俺は地面に膝をついた。

そろそろ限界だ。俺は、死ぬのか?

「そろそろ時間かね、お前は生かしておいてやるよ。ただ、この村から出ていくならな。」

敵の一人が呪文を唱えると、奴らは黒炎を纏い消えていった、

「くっ!待て!」

しかし、遅かった。奴らはその場から消えていた。

「そうだ、ドラゴンの方をなんとかしないと!」



ドラゴンは尾を振り回し、村の建物を壊していた。

「なんなのよ、こいつ。少しも疲れていないじゃない」

彼女は剣を杖代わりにして、立っていた。

かなりボロボロであった。

「おい!大丈夫か?」

「な、なんでここにいるのよ。あんたじゃドラゴンに勝てるわけがないわ」

俺は、言葉がでなかった。

確かに今の俺では太刀打ちできない。

ドラゴンは羽根を広げて空に高く飛び上がった。

そして空中で止まった。

「何をする気だ?」

ドラゴンはホバリングしながら、口を開け周りが揺れはじめる。

その後、開けた口の前に黒い粒子が集まっていくのが見えた。


彼女は感づいた。

「あいつ、この村ごと私たちを消す気だわ、あんただけでもいいから早く逃げな。ここは私が止める。」

だが、彼女はボロボロで立つのもやっとだった。

しかし、何も言えなかった。

俺は彼女の言葉に従うことしかできなかった。

俺は剣を鞘にしまい。村から逃げ出した。

彼女は逃げる俺の背中をずっと追っていた。

ドラゴンの魔法は収縮を始め、この魔力で作った球を口の中に含んだ。

そして、村目掛けて魔力砲として発射した!

発射した口元の周りには魔力砲の衝撃波が出来た。


彼女も攻撃で応戦しようとしたが間に合わないと判断し、一瞬のうちに村全体をシールドで固めた。

だが、放った魔力砲は止まらなかった。

シールドに直撃し、地響きが鳴り響く。


俺がいる場所で地割れが起きる

「う、うわ!!なんだよこれ。異次元の戦いだろこれ」


彼女は最初に作ったシールドの中にもうひとつシールドを作った。

「守れぇぇぇぇ!!!」

数秒後、一枚目のシールドは破壊された。

しかし、二枚目も衝突と同時にひび割れが起きる。

「やばい!撃ち抜かれる!」

シールドに重ねるようにしてシールドを張るが魔力が足りず、シールドがどんどん薄くなっていく。

「このままじゃこの村は・・・」

そしてシールドは完全に突破され、村は攻撃によって破壊された。

彼女はその攻撃に巻き込まれた。

そして、途轍もない威力の砲撃によりこの俺は衝撃波とともに魔力砲に巻き込まれた。


そのあとはどうなったかは知る術もなかった。ドラゴンは飛び去ったのかもしれない。

そして、一旦俺の意識は途絶えた。

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