STEP6-3B『シミュレーション結果:こねこのサクレアが日記をつけていたなら』より抜粋
めがさめた。てんしがないてた。
でも、こえをかけたら、わらった。
よかった、めがさめた。ぜったい、げんきにしてやるからなって、いった。
すごくうれしそうだった。
ぼくもうれしくなった。
よし、げんきになろう。
そしたらてんしがもっとわらってくれる。
てんしはさくすっていうなまえだ。
でも、てんしはもっといっぱいいた。
けがくろいるなとふぃーね、ちゃいろいめい。
ほかにもいっぱいいる。
みんな、やさしい。
ここはてんごくなのだ。
ぼくはげんきになった。
さくすはぼくになまえをくれた。
さくれあ。
おそとのぴんくのおはなとおんなじなまえ。
にくきゅうが、ぴんくだからって。
うれしい。
さくすはあったかいから、だいすき。
おひさまのひかりは、たまにどっかいっちゃうけど、さくすはいっつもあったかい。
さくすはごはんをくれる。
なでてくれる。
あそんでくれる。
これが、ままというものなのだ。
だいすき。
さくすはたまにどっかいこうとする。
みーこままのところにいろっていうけど……。
さくすだって、ぼくのままだもの!
で、さくすは、なきむしだから、ぼくがついててあげなきゃいけないのだ。
ずっとついていってたら、やっとあきらめた。
さくすのかたのうえは、みはらしがいい。
おきにいりだ。
さくすはたまにあぶないあそびをする。
にんげんはよわいから、そうやってきたえないとだめなんだって。
しかたない。なきむしさくすがりっぱになるためだ。
でもいさが、「じ」をおしえてくれたから、うれしくなった。
せんをくみあわせて、きもちをつたえるやつ。
すっごい、べんり!
ぼくはにんげんみたくはしゃべれないから、ちゃんとかけるようになって、にんげんのみんなに、いつもありがとうってつたえたい。
それとさくすに、ままだいすきって。
がんばろう。
あめがぜんぜんふらない。
たんぼとはたけがぴりぴりしちゃってる。
どうしよう。
みんなみたくかわまでいったけど、ばけつももてないから、じぶんのけにできるだけみずをふくませた。
でも、はたけまでいくあいだに、だいぶおっこっちゃった。
くやしい。
ふぃーねままはいのりつづけでたおれちゃったし、るなもふらふらだし、さくすたちもまいにちみずをはこんでへとへとなのに、ぼくはろくになんにもできない!
かなしい。
もっとぼくがおっきかったら、つよかったら! もっとみんなをたすけられるのに!
おもいっきりそうおもったら、できた。
はたけも、たんぼも、さくもつも、ちゃんとできた。
ぼくのかわいいともだち、スノーフレークスもまっしろにさいた。
もちろんぼくもおっきくなれた。
やった!
これからは、どんどんみんなをてつだうぞー!




