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お仕舞い




 さて、その後どうなったかと言いますと。

 お姫様を冬の里の裏切り者から助け出したサイゾウはその恩賞として、新たな冬の忍者軍団の頭領となりました。

 女王様は無事に塔から降りてきました。

 長い間国を冬にしてしまい、迷惑をかけたことを精霊大王様に謝ったところ、大王様は許してくれました。

 よかったですね。


 さて、慌てたのは春の女王様です。

 いつもより冬が長かった分、春が短いのです。

 夏の女王様はもう交代の準備を始めています。

 急いで春を迎えなくてはと大張りきり。


 いつもはさぼってお見送りをしている春飛サスケも手伝いに駆り出されます。

 本当ならサスケも春を取り戻した英雄として褒められてもいいのですが、サスケはそれを望みませんでした。

「英雄なんてなってしまったら、昼寝もできなくなるじゃないか」

 しばらくは、まだまだ穀潰しのようです。



 さてさて、そんな穀潰しの最近の悩みは、サイゾウがひっきりなりに里に遊びに来るようにと手紙をよこすことです。

「心配しなくても、どうせまた冬が来て春が来るのだから会えるのだけれど」

 しかし、一足早い冬もいいかと、旅支度を整えます。




 不思議の国は、春真っ盛り。



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