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私が歩けるようになって、しばらくしたら、ナナコが横になることが多くなったの。ゴハンもあまり食べなくなった。お昼ごはんはショウタにメロンパンやバナナを渡して、ナナコは横になって見ているだけの日もあったの。私の看病で疲れちゃったのかな?って心配したわ。
ある日、ショウタと一緒にメロンパンを食べていたら、ナナコが言ったの。
「ショウタ、お兄ちゃんになるんだよ。」
あれ?コレって以前にも…。
思い出した!ショウタがやってくる前にも、こんなことあったんだ!もう一人、小さいニンゲンがやってくるのね。
ショウタが来てすぐの時は、ナナコを取られたみたいで切なかったけど、今度は楽しみって思ったの。どうしてかって?弟のショウタがかわいかったからよ。小さいニンゲンってかわいいのよね。
ショウタはメロンパンを食べながらキョトンとしていたわ。
ナナコのお腹がどんどん大きくなったある日のこと。ハルキはショウタを抱っこしていて、ナナコは大事そうに何かを抱っこして帰ってきたの。すぐにわかったわ。早く見たくて走っていったの。
「メイ。今度は妹だよ。よろしくね。」
この時の小さいニンゲンが、リリ。可愛かった。嬉しかったわ。
リリは歩けないうちから、ハイハイで私の隣に来て寝たりしていたの。そばに来てくれるのがなんだか嬉しかったわ。
『家族って、いいな。』




