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魔法学園アスタロト  作者: 虚構人


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入学そして──共鳴 PART1

やっと話の内容が固まったので書きます。

魔法学園アスタロト、ここには様々な魔法を扱う者達がいる。


そして今日。新入生達の魔力測定が行われる。一人また一人と巨大な魔法陣の中に立つ。


「なっ!?まっ…魔力量S!」


一人の生徒に歓声が上がる。拍手喝采、嫉妬や、嫌悪の声も。


「つぎ!カイナ・シェイネ!前へ!」


名を呼ばれた少女が魔法陣の中で立つ。


魔法陣は光り輝きそして沈んだ。ピタッと光が止まる


「えー魔力量B!次だ!」


先程の歓声の声もなくかと言って嫌悪の声もない。だがカイナはそんな事気にせず自分の席へ戻った。


それからも新入生の魔力測定は続きそして、最後に学園代表なら挨拶で締め括られる。


壇上の上に一人の若き学園長が立つ。『学園長フェイクド』


歴代最強魔法使いだ。バリバリ現役でもある。


「魔法学園アスタロトへようこそ。これから励みたまえ。無断での魔法使用は禁止されている。魔法を使う時は授業や学園のイベントそして、決闘のみとされる。以上!!!解散!さっ飯食お〜と」


代表挨拶が終わりそれぞれ教室に向かう。ランク別の教室に向かう。


そう、この学園にはランクがある。


◆◆◆◆◆◆


Sランク 学園における最高位の階級、そして特別な称号


Aランク 学園内で優秀な実力者の階級


Bランク これが学園内で平均な位置の階級


Cランク 学園の階級でいわゆる弱者を示す階級だ


Eランク 魔法を覚える為にきた、もしくは最弱者を示す階級、そして魔法が使えない無能が居座る場所


◆◆◆◆◆◆


彼女─カイナはBランク教室に入り、黒板に書かれている席を確認して1番前の窓際に座った。


「なんとかBランク入学できたなー!」


「お前ほとんどCと変わらん!って言われてたけどなぁ」


「ねぇねぇ!貴方の魔法は?」


「はっ俺はすぐにAランクに成り上がってやるぜ!」


話し声も増え、皆生徒は新たな学園生活の始まりを楽しんでいる中、カイナは一人前を向いていた。すると、カイナの隣の席の生徒が声をかける。


「ねぇ、貴方の魔法は?」


声を掛けてられてるのか、それとも聞こえて無視をしているのかも分からないほど微動だにしない。


彼女に声かけた生徒はぷくっと頬を膨らませる。


バンっ!!


ぷくっと頬を膨らせた生徒が彼女の席の前に立ち机を大きく叩いた。


「ちょっと!?聞いてるの!」


その声に一斉に他の生徒が二人を見た。


「無視しないで!」


その声は高く、容姿はまるで子供の様に小さい。


頬を膨らませた生徒──アビス・ケイネル。身長143cm。淡い蒼髪のツインテールの彼女はカイナを睨みつけているが、微動だにしなかった。


「おい、あれ。Bランク代表生徒じゃね?」


「うん、ちっこくて可愛い」


「魔法は確か…『加速』だったはず…」


「すげー地味な魔法だな!代表なのに!」


クラスメイトの好き放題の声に若干な苛立ちを感じつつも彼女の視線はただ一人に注がれている。


「なに…」


目線だけを下にしてカイナは小さな代表を見た。


先程まで無視されていたせいか突然話しかけると動揺してアビスは声を詰まらせたが、首を横に振り目を見た。


「貴方の魔法は、と聞いています!無視をしないで下さい!」


「聞く意味あんの?」


それっきりカイナは黒板の方を向いた。目線も落とすことなく微動だにしない。見かねたクラスメイトの一人のアビスの肩を叩いて二人の言い争い?は終わった。


少しして教室の扉が開いた。


「あっ可愛い先生だ!」


「可愛い?いやいや男性だし、かっこいいじゃね?」


「てか、魔物じゃん、サキュバス?やばっ」


「は?いやいや失礼すぎだろ!?どう見ても美しい保険の先生みたいな感じだろ!?」


「みんな、言ってることめちゃくちゃじゃん」


「えっ誰か入ってきたの?」


教室の生徒達はそれぞれ食い違いの声を上げていく。そんな中アビスだけはじっと教壇を見つめる。


「なるほどね……貴方気づいた?」


彼女は隣に顔を向けるがカイナからはやはり反応は返ってこない。だが彼女は満足した様に教壇に目線を戻す。


カイナも教壇をじっと見つめている事に気づいたからだ。アビスは前に視線を向けながら続ける。


「貴方には、何に見えますか?私には筋肉ムキムキの実践教官の様な男の姿です」


「…人外」


一言が返ってきた。アビスは返事が来るとは思ってなかった様で少し動揺する仕草をするが、すぐに動揺を隠す様にするがその耳はほんのりと赤く染まっていた。


教室の食い違いの声は相次ぐ中、教壇の教師が口を開いた。


「はーい、そこまで。みんなの反応いつ見ても面白いですね〜…コホンッ。改めてこれからBランクの生徒達の担当を務める先生アリスですっ!よろしくね!」


教壇から声がした。それだけでBランクの生徒の反応は様々だった。


「えっ先生声たかっ!?てか、え?口どこ?どこから声が?」


「可愛い〜先生。ロリッ子先生とか最高なんだが」


「一人危ない同級生がいるけど、なるほどね。先生私、わかりました!」


「てか、みんな!なんでそんな教壇に人がいる前提なんだ!?オレェ!なにもみえねぇ!」


教壇の先生がふふっと笑みを溢す。


「はいはいっネタバレしますからね〜。見える人も見えない人も聞いてくださーい!これが私、アリスの魔法『虚像』です!そうですねぇ〜。要は偽物の姿をみんなには見せているんですよぉ?分かりましたかぁ?」


教壇からの声に驚く生徒もいれば納得する生徒もいる。


「後ですねー私の姿が見えない生徒が二名ほどいるみたいですね〜。Bランクなら見えないとこれから着いてこられませんよぉ〜?…魔力察知を鍛えましょう!魔力察知で私の姿を捉えることができますからねぇ。そして見える生徒とにはそれぞれみんなが思っている姿として見えてるはずですぅ。魔物であれば、人間だったり、サキュバス、ロリッ子ちゃんだったりーふふっ」


「でも、声は誤魔化しが効いてないみたいですね。筋肉ムキムキの人が見えてる私からしたら。オネェの先生にしか見えません」


筋肉ムキムキの目線がアビスを見る。


「おぉ!いいですよー。流石はこのクラスの代表生徒のアビス・ケイネルさんです!そう、魔力察知が鋭い人こそ私の本来の姿に近い姿が見えるはずです。私は人間なので魔物に見えたりする人は魔力察知をより鍛えましょうねぇ」


アリスの言葉を聞いた隣のカイナに目線を向け、少し顔をあげ上から目線で見つめた。その表情はどこか優越感を滲ませている。


だが、カイナはとっくに窓の外の景色に目線を向けていた。その様子に彼女はまたぷくっと頬を膨らませる。


先生が手を叩く。


「はい、早速ですが!これからBランク専用の練習闘技場に移動します。そこでみなさんに軽く魔法を見せ合いましょう!自己紹介と思って下さいね!では、いきますよー!着いてきて下さいね」


そう言って先生は扉を開けて、生徒達に手招きする。生徒達はワクワクしながら、先生に続く。


そんな中アビスはまだ窓の景色に目を向けているカイナは一瞥し鼻をならして闘技場に向かう。


最後にカイナも立ち上がり、向かった。

主人公 カイナ・シェイネ 魔法『???』


Bランク代表生徒 アビス・ケイネル 魔法『加速』


Bランク担当教師 アリス 魔法『虚像』


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