code07 指導①
週明け――。
朝礼で、本当に班がえが行われた。
「一班の立樹と原田、二班の山崎と多田。
それぞれ席をかわってくれ」
「ええー!?
本当に立樹、かえるんですかー!」
堀口が騒いでいる。
「室長、お願いしますよ!」
「うるさい。ずっと前に決まったことだ」
「聞いてませんよー。今からでも」
「部署ごと変えたっていいんだぞ、堀口」
指名された班員の方たちは。
黙々と荷物を持って移動開始している。
交代になる山崎さんと目礼を交わし。
ファイルなどを抱えて二班の机に移った。
「今日からお願いします」
高桐警部が頷いて迎えてくれる。
スッと顔を左へ向けた。
「じゃあ、あらためて班員を紹介する」
二班、構成メンバーは合わせて5名。
この北海道警、
刑事部捜査特別検証室は、
文字どおり”捜査を検証”するチームだった。
過去、ならびに現在起きている事案の、
捜査内容をフィードバックし、今後に生かす。
捜査部門の強化、意識改革のために、
数年前に開設された部署らしかった。
「基本的に俺が立樹の指導につく。
当面、2チーム体制で行く」
みなさんが「はい」と返事をして。
朝礼が終わった。
席は、高桐警部のすぐ隣となった。
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