code06 配属②
同期に言われた通りだった。
配属先は、北海道警察本部刑事部。
『刑事部捜査特別検証室』。
室長ご本人に案内され。
朝礼でのあいさつになった。
「えー、では。
本日より初任科研修生として配属される、
立樹三朝君だ」
少しだけ進み出て、頭を下げた。
ついクセで90度礼をしてしまう。
「立樹です。よろしくお願いします……」
「予定では本年末までの所属となる。
指導鞭撻をよろしく頼む」
続けて2、3の伝達事項があり。
職務開始の空気になった。
「じゃあ、まずはね」
室長が2つある『島』の左を差した。
「所属する方とは別の班から紹介するから」
幾つもの視線が集まっているような。
室長について近づいた。
「こちらが班長の高桐警部。
立樹くんと同じ警察庁からの出向だ」
緊張のなかで視線を上げて――。
自分でも予想外に固まってしまった。
それは背の高い、恐ろしく格好いい人で。
「……よろしく」
すぐに目を逸らしている。
そこはかとない違和感にとらわれ。
「でね、立樹君。こちらが……」
次々とメンバーの方々を紹介され。
配属先である『右の島』へ導かれた。
「こちらが班長の島木警部。あと右から順に……」
3人紹介してただいて、最後。
またも背の高い、少し年上っぽい、
茶髪のイケメン気味の人――。
「こちらが堀口巡査長。
立樹くんの指導刑事をやってもらうから」
「よろしく。立樹さん」
あまり厳しくはなさそうな雰囲気で。
「よろしくお願いします」
少しほっとしていた。
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