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第45章:章の激突

宝の広間の床が震えていた。


一行の全ての攻撃が一点に集中する。

マーカスの剣。

キアラの風刃。

シオンの全力の技。

カエルとレインの連携攻撃。

アリスは光に包まれた剣を掲げた。


――聖なる光!


同時に――

アレンが刀を抜いた。

炎が刃を包む。


――第一章…

――炎斬。


全ての攻撃が守護者へと襲いかかった。


――ドォォォォン!


巨大な爆発が広間を揺らす。

埃とエネルギーが全てを覆い、

数秒間、何も見えなかった。


一行は荒い息をつく。

アリスが煙を見つめた。

――倒した…?


だが塵が晴れると――見えた。

まだ立っている影。


守護者。


体は傷ついていた。

だが生きていた。

失ったのは腕一本だけ。


沈黙。

最強の連携攻撃が、

それだけしか与えられなかった。


守護者がゆっくりと顔を上げる。

瞳が怒りに燃える。


――人間ども…


声は低く、深くなっていた。

――我を怒らせたな。


空気が変わる。

気配が爆発する。


――覚醒。


体が変化し始めた。

鱗が増え、

体が巨大化し、

尾がさらに伸びる。

存在はより怪物的になった。


間を置かず、攻撃。

マーカスの前に現れる。


――ギィン!


剣で防ぐが、力は凄まじい。

マーカスは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。

床が割れ、彼は意識を失った。


――マーカス! とキアラが叫ぶ。


だが時間はない。

カエルが突撃。

剣が輝き、数度の攻撃をかわし、

守護者の脇腹を斬る。


だが守護者は笑った。

剣が振り下ろされる。


――ザシュッ。


カエルは動きを止めた。

次の瞬間、体が二つに裂けた。


沈黙。


キアラが震え、

シオンが後退する。

状況は絶望的になっていた。


アレンは悟った。

――このままでは全員死ぬ。


彼は叫んだ。

――誰も手を出すな!

――俺がやる。


皆が彼を見た。

アリスが眉をひそめる。

――何をするつもり?


だがアレンは前へ歩み出た。

刀が輝く。


――章…

――次元斬。


刀が振り下ろされ、

空間そのものが裂けた。

攻撃は広間を貫いた。


守護者が目を見開く。

――何…?


だが剣を掲げた。

――第九章…終焉。


両者の技が衝突する。


――ドォォォン!


二つの力が相殺され、

爆発が広間を覆った。


守護者はアレンの前に現れ、攻撃。

だがアレンは感じ取り、

寸前でかわした。


剣は首のすぐ横を通過した。


戦いは一対一へ。

剣と剣がぶつかり合う。


――ギィン!ギィン!ギィン!


凄まじい速度。

誰も追えない。


だが守護者はさらに速く動き始めた。

アレンの体に小さな傷が増えていく。

血が滴る。

このままでは敗北する。


アレンは深く息を吸った。

――ならば…


剣を掲げる。

――第二章…第二節。

刀が震える。

――三次元斬。


攻撃が放たれ、空間が裂ける。


守護者は再び剣を掲げた。

――第九章…


だがその前に、アレンが動いた。

目の前に現れる。

――もう一度…三次元斬!


守護者の瞳が驚きに見開かれる。

アレンの速度は異常だった。

一瞬、恐怖を感じた。


だが辛うじて避ける。


剣と剣が再び衝突する。

戦いは続く。


そして両者とも――

止まる気はなかった。

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