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第七話 睡眠は大事


 あのクソ女神を殺すと誓ったあの日から、俺は魔法に常識に様々なものを勉強してきた。そして気が付いたのだが、神がくれたっていう言語翻訳能力のおかげで、英語だけはわかるのだ。だが、読むことは出来るんだが、書くことは出来なかった。なので、しっかり勉強することに変わりはなかった。


 これからを生きていくうえで必要となってくるものの勉強だけでなく、魔法の練習もしっかりした。いや、練習というか何が出来るかの確認だったのだが……。それで分かったことなのだが、俺は本当に何でもできることが分かった。


 使い魔たちに聞いた未来視なのだが、局所的にしか見られないと言っていたのはどうやら本当だった。回数制限とかはないのだが、ぶっちゃけすんごい疲れる。だから、集中力が切れて局所的にしか見ることが出来ないんだ。魔力が多くても集中力がなくちゃ出来ないだろう。


 まぁ、未来を見ることなんてないんだろうけどな。それに俺は未来見るのつまらないし。何が起こるかわからないからこその人生だもんな。いや、あのクソ女神が現れる時間と場所は知りたいかな?


 魔法を練習するときは決まって、沙耶と使い魔の二人がいた。なぜか聞くと、記憶がない状態で魔法がうまく使えるか不安なのだそうだ。そんで、父さんと母さんから俺が誤って地形を変えないか心配だからと、見張りも兼ねているんだと。俺は核か何かの広範囲破壊兵器なのか?父さんと母さんは俺のことをなんだと思っているんだよ。いや、神の使徒だけれども。


 まぁ俺は、地形を変えることもなく、自分の体のように魔法をうまく使うことが出来たよ。原理はサッパリわからないのに、何もないところから炎や水を出せたよ。しかも、空を飛んだり何もないところに物を収納出来たり、いや~、魔法っていうのは超便利だよ!魔法万歳!


 ちなみに勉強だけじゃなくて、しっかり遊んだりもしたぞ。といっても、高校入学に必要な知識を蓄えなければいけないから、ほとんど勉強だったんだけどな。いや~、なんで日本で超一流の高校に入学しようと思ったかね?箔を求めて入ったのか?もっと楽なところがあったんじゃないか?勉強がしたくなくて何回か脱走したんだぞ?でも、地理に詳しくないから結局確保されるんだけどな。


 俺はな、高校時代のテスト勉強は如何に出来るだけ勉強をしないで赤点を回避できるかということに尽力していたくらい勉強をしたくなかったんだぞ? そんな俺が国一番の高校に入学とか、何の笑い話だよ?はい、現実逃避は早々に諦めて勉強を必死にしましたとも。


 それでも、沙耶がいてくれたおかげで、それなりには出来るようにはなりました。勉強嫌いな俺がここまでやってこれたのは、沙耶のおかげといっても過言ではない。どんだけ俺が出来なくても、根気よく俺がわかるまでしっかり説明してくれました。


 俺はこんないい子に今まで出会ったことがない!将来のお嫁さんに欲しいです!……うん、まぁ、そんなことはないんだろうけどな。俺の悲しい悲しい妄言だ。俺を好いてくれる人は前世で誰もいなかったからな。……ぐすん。


 あと、宮本さんが作ってくれる料理は毎回最高でした。ホントにうまい!もう普通に一般的な食事から豪華なものまでレパートリーが色々あってすごいんだが、そのすべてがうまいときたもんだ。毎日の食事が美味しくて自然と笑みがこぼれて、その日にどんなつらいことがあっても幸せになるんだもの。


 勉強大変だったけど、おいしい料理があったから頑張れたよ。いや、美味しい料理とこの優しい環境があってこそだな!料理はおいしいし、周りのみんなは全員優しいし、もう勉強がなかったら最高だね!


 そして時は流れて、今日は俺が輝かしく高校生になる日、国一番の魔法学校、『柊魔法技術高等学校』の入学式だ。制服なんて久しぶりに着て昨日は舞い上がっていたが、俺は今すこぶる眠くて全然楽しくないぞよ。


 入学式が行われると言われた大きな講堂にいるのだが、沙耶がいなかったら俺は高校にすらたどり着くことは出来なかっただろう。それくらい眠いのだが、これには理由がある。


 それは、高校に入学するのが楽しみで全然寝られなかったのだ!両親や沙耶とかには、子供なのかと言われたが、しょうがないじゃん!だって俺、高校時代はもう終わっていたんだから、また高校生をやれるなんて思っていなかったんだもん!俺は今、純粋無垢な男の子なんだよ!ワクワクしたっていいじゃないか!


 席は適当に座っていいらしく、俺は沙耶と一緒に後ろのほうに座った。まぁわかっていたことだが、俺の近くに好き好んで座ってくる人はいなかった。なんだよ、俺は純粋無垢で人畜無害な新入生だぞ?そんなに怖がる必要もないだろうが。まぁね、眠くて目つきが悪くなってしまっているから、しょうがないかなとは思うけどさ。あー、早く寝たい。


 先程から生徒会や教員、校長などの偉い人の話が始まっているわけなんだが、一切頭に入ってこない。眠くて今まさに眠ってしまいそうなんだよ。というか、俺にはあそこで話している人全員が子守歌を歌っているようにすら聞こえてくるよ。ありがたい話をしてくれているんだろうがね。


 しかもこの講堂、眠るのにちょうどいい温度なんだよ。あぁわかってるよ、こんなところで寝てしまっていびきでも掻いたら悪目立ちしてしまうから寝ないよ。だからさ、さっきから『寝ちゃだめだよ』とか『起きて』って耳元で囁かないでほしいです。それが一番俺の眠りを促進させているんだからさ。


 いやね、最初のうちはドキドキして全然眠くなかったんだけどよ、こう何度もされると慣れてきてしまって、今じゃ俺が眠ってしまう要因になってしまっているんだよ。あーもー、早く終わってくれ……。







 ================







 やっと最後の偉い人の話が終わって、長い長い入学式は幕を閉じた。俺は何とか眠ることはせずに無事に入学式を乗り切ったぞ。あーいや、意識がなくなっていたときがあったし、もしかしたら眠っていたかもしれない。その証拠に、少しだけ眠気がなくなっている。眠いことに変わりはないんだけどな!


「はぁ、やっと入学式が終わった……!」


 俺は大きなあくびをしながら伸びをして、ようやく入学式が終わったことを噛み締める。いつの時代もどの世界も、偉い人の話は長いもんなんだな~。


「もう、翔夜ったら全然話聞いていなかったでしょう?しかも少し寝てたし」


 少し眉間にしわを寄せて言ってきた。なんだろう、怒っているはずなのに可愛いと思ってしまう。というか、俺やっぱり寝ていたんだね。


「眠いのだからしょうがない。というか、話を真面目に聞いていたの沙耶くらいだと思うぞ?」


 普通はああいう話は聞き流すもんだろ。俺は今までしっかり聞いたことなんてないぞ?


「いや、話を聞いていなかったの、翔夜くらいだと思うよ?だってみんな真剣だったし」


「マジでか。そういえばここって国一番の魔法高校だったな。流石エリート」


 そういやここって、前世でいうところの開成や灘と同じくらい頭がいいところだったな。そりゃあ寝ている奴なんていないわな。あーやだやだ、これから堅苦しい生活が始まってしまうのかね。







 ================







 俺たちは入学式が行われた講堂から、自分たちの教室へと他愛のない話をしながら向かった。言っておくが、場所なんてわからないから教室まで沙耶につれて行っていっている状態だ。まぁ周りにいる新入生たちも同じところに行くのだから、それについていけばいいんだろうがね。


 教室に行くまでに沙耶に聞いたのだが、俺たちの学校は一クラス四十人の五クラスしかないそうだ。もっと多いものかと思っていたからちょっと拍子抜けしてしまった。そして俺と沙耶は同じAクラスだそうだ。Aクラスはどうやら優秀な人材が集まるようになっているらしい。


 沙耶は勉強も魔法も優秀だしAクラスなのはわかるが、俺が何でAクラスになっているんだろうか?そりゃあ、沙耶と同じクラスになれてかなり、いや途轍もなく嬉しいが、それでも俺は魔法以外は平均以下だと思うぞ?いや、以前の俺がかなり出来たのかも知れないが、記憶喪失になってしまったんだから俺をAクラスに入れるのを躊躇うと思うんだけどな。


 そういえば、なぜ俺はこの学校のことについて知らなかったかと疑問に思うだろう。それは、俺が勉強しまくっていて、そのことに全く気にも留めなかったからだ!あと、沙耶がいれば何とかなると思っていたからな。寧ろ後者のほうが要因としては大きい。


 いやね、沙耶がいてくれれば大体のことはなんとかなるんだよ。大体一ヶ月暮らしてみてわかったのだが、沙耶は俺に対してとても世話を焼いてくれるのだ。記憶がないということも起因しているだろうが、それでもかなり俺は頼ってしまっているよ。もう沙耶がいない生活には戻れないな。将来的には養ってほしいです!クズとかヒモとかダメ人間とか言わないでね?


「ここだね」


 色々と話しているうちに、自分たちの教室に着いたようだ。おぉ、なんだか扉や教室が新品で新しく出来ているせいか、懐かしさが半減するな。なんか、近未来って感じだな。金があるんだろうな~。俺が高校生だったころは、それはそれはボロかったんだけどな。


教室に入ると、にぎやかだった俺の同級生となる人たちが、シンと突然静かになった。なんだなんだ?俺たちが入った瞬間に静かになったぞ?あぁなるほど、沙耶が可愛すぎるんだろうな!だからみんな見惚れてしまっているんだろう!そうだろうそうだろう、沙耶は俺が今までで会った中で一番かわいいと思うしな!しかも体形がモデルみたいだし、そりゃあ注目するなというほうが無理な話だろう!


 ……はい、わかっていますよ。みんな俺を見ていることくらい。だってみんな俺のほうを見ているし、見るからに怯えとか畏怖がうかがえるんだもん。ひそひそと話が聞こえるんだが、なんか『怖い』とか『ヤクザ』とか、そういう単語が聞こえるんだよな。


 それに、ここに来るまでにみんな道を開けてくれたんだよ。最初は親切心かと思ったんだけど、みんな顔が強張っていたし、たぶん俺が怖くて道を開けてくれたんだろうなぁ。別に睨んでいないんだし、そんな怖がることはないだろうよ。…ごめん、眠くて周りをにらんでいるように見えたかもしれない。


「翔夜、翔夜、私たちの席は一番後ろで、隣同士だよっ。やったね!」


 教室の正面の黒板に書いてある席順を見てきた沙耶が、嬉しそうに教えてくれた。纐纈の『こ』に、東雲の『し』だから席が隣同士になったんだな。今日という日ほど名字が纐纈でよかったなんて思ったことはなかっただろう。そのくらい嬉しいぞ!


「俺も沙耶が隣で嬉しく思うよ」


 自分の席に向かいながら、笑って告げた。いや、元々眠いから笑っていたかは微妙なところなのだが。沙耶は俺よりも朗らかに満面の笑みを浮かべてくれた。あぁ、この笑顔を見れる俺は幸せ者だな!


 俺も自分の席に行く途中に、チラッと黒板に書かれている席順を見てみたのだが、左から二番目の一番後ろの席だった。なんだ、主人公席じゃないのか、残念。


 それと、纐纈がひらがなで書いてあった。いや、確かに纐纈(こうけつ)なんて珍しくて見たことないだろうけどさ、書こうと思えば書けるだろう。しかも、丸っこい可愛らしい字だった。これは、担任の先生は女性だろうな。また怯えられなければいいが……。


「え、翔夜、寝ちゃうの?」


 自分の席に着き眠ろうとしたら、隣の席の沙耶から疑問の声が上がった。いやね、俺は昨日全然寝てないんだからさ、少しくらい寝させてくださいな。


「もう少し寝たいんだ。なんかあったら起こして…」


 そう言って俺は眠る体勢を決めて、重い瞼を閉じた。いやー、ぽかぽか陽気に当てられてすぐにでも寝られそうだよ。


「もぅ……勝手なんだから。知り合いがいなくて寂しいから、話し相手が欲しかったのに……」


「さて、先生が来るまで何を話そうか」


 俺は重い瞼を軽々と持ち上げ、沙耶の方へと体を向けた。今まであった眠気は何処へと行ったのやら。全く、悲しげな声でそんなこと言われたら、起きるしかないじゃないか。


「え、寝るんじゃなかったの?」


 いいえ、そんなこと言われて寝ていられるほど、俺は図太くないんでね。


「いや、先生が来るまでは話していてもいいかと思ってな」


 まぁもちろん、そんなこと口にはしないがな。恥ずかしいんでね!


「ふふっ、ありがとう」


 これですよ、これこれ。もうこの邪を浄化するような素晴らしい笑みを拝めるだけで、俺はつらい日常を生きていける……。まぁ今のところ全然辛くないんだけどな!







 ================







「皆さん、自分の席についてください」


 俺たちが話していると、先生がやってきた。なんか、丸い眼鏡をかけていて優しそうな先生だな。それに、何と言いますか、その、あの、胸部がね、今までで見たことがないくらい、デカいっす。最初メロンでも入っているんじゃないかと思ったよ。あぁ、これは男子高校生にはつらいかな。


 俺は医療系大学に通っていたから、人の体なんて見飽きたな!まぁおじいちゃんとおばあちゃんばかりだけど……。それに俺には沙耶がいるしな、興奮なんてそんなことしないぜ!俺には沙耶がいるしな!大事なことなので二回言いました。


 大体俺は教師に怖がられていたから、そもそもが苦手なんだよな~。


「こんにちは。私はこのクラスの担任になることになった、観月(みづき)りほと言います。これからの高校生活よろしくお願いします」


 あーあ、手を前にして丁寧に頭なんてさげちゃって。ほら見てみなさいよ、そんな大きなものを腕で挟んでいるから、先程より男子たちが先生の胸を見ているぞ?いくらなんでも凝視している奴はいないけどさ、もう少し危機感を持ったらどうだろうか?


「さて、では皆さんにも自己紹介をしてもらいましょうかね」


 嬉しそうにしているとこ申し訳ないんですが、俺は全くこれっぽっちも嬉しくないです。寧ろ自己紹介なんてしたくないです。なんでそんな公開処刑を生徒にさせるんですかね?おれは悲しくて涙が出てしまいますよ。


「では、出席番号一番からお願いね」


「はい、私は———」


 出席番号一番の女の子が緊張した面持ちで自己紹介を始めた。このクラスはエリートクラスで優秀な生徒ばかりなのだろうが、精神年齢大学生の俺からしたら入学したての新入生なんて、子供にしか見えない

な。同年代に思うことは出来ないのだが、そのうち慣れるだろう。沙耶のことだって、本人には内緒だが最初は年下だと思って接していたしな。


 なんだか場違い感が否めなくて、机に頬杖をついて窓から空を見上げた。自己紹介なんてしたくなくて、現実逃避気味だな。あー、なんだか眠くなってきたよ。順番が回ってくるまでまだありそうだし、少しくらいだったら寝ても大丈夫だよな、うん。






「あの~、纐纈君?」


 なんか、呼ばれた気がした。いや、気のせいだな。


「もしも~し」


 せっかく寝ていたのに、目が覚めてしまったじゃないか。というか、呼ばれているの誰だよ。早く返事しろよ。


「纐纈君~?」


 あ、これは俺ですね。間違いなく呼ばれましたね。


「……あ?」


「ひっ!」


 あー、頭がボーっとする。しかもちょっとだけしか寝ていないせいか、頭痛がする。


 そんな頭痛がする重い頭をゆっくりと持ち上げて、俺のことを呼んでいる先生を視界に収めた。


「翔夜、自己紹介をする順番だよっ」


 眠そうに目元を覆っていると、隣から沙耶がそっと教えてくれた。あぁ、寝起きに沙耶の顔を見れるとか、俺はこの世で最も恵まれているな!


「え……マジか。回ってくるの早いな。」


 寝起きだからか、頭が回らず生返事をしてしまった。第一印象は大事だというのに、あ?はないだろう。せめて、しっかりとハイって返事をするべきだったな。しょうがない、しっかりと自己紹介をして、親しみを持ってもらえるように名誉挽回しないとな。


「あー、纐纈翔夜です。よろしく」


 そういえば俺は寝起きなせいで頭が回っていないから、全然おもしろくなく、しかも自己紹介って言っていいか疑問な、普通の挨拶になってしまった。自己紹介とはいったいなんだろうか。


 あー、俺の高校生活は終わった……。もうみんなには不真面目な怖く恐ろしいやつと認識されてしまっただろう。その証拠に、みんななんか怯えているというか、下に見ているというか、俺を友好的な目で見てないな~。


 いや、まだだ。これからギャップ萌えというものを使って株を上げよう!あれだ、ヤンキーが子犬とか拾って、意外と優しいところを見て評価が上がるやつだ!うん、そうしよう!だから今は、自己紹介が終わるまで寝ていよう…。途中で起こされたから、もうクッソ眠い。







「ねぇねぇ、纐纈君、だよね?」


 眠っている体勢から顔を上げて、前の席から声をかけてきた人物に反応する。あー、まぁまぁよく寝たと思うよ。かなりスッキリした。あれ、沙耶は?


「そうだが、そちらは?」


 しっかりと目の前の人物を見据えて問いかけた。俺に自ら話しかける酔狂な奴もいるもんなんだな。しかし、金髪の美少年か……。俺も生まれ変わることが出来たら、こんな人畜無害な見た目になりたいもんだよ。そして沙耶はどこに行ったんだ?


「僕は剱持怜。ちょっと話があるからついてきてほしいんだけど、いいかな?」


 おおっとまさかのお誘いだ。まさか俺を呼び出して大勢で殴る気なのか?前世では呼び出されることなんてなかったから、初めての経験だな!呼び出されていくと金属バットとか持った奴らとかいるのかな?ちょっと楽しみにしている自分がいる!沙耶がどこに行ったか気になるが、ここはついて行こう!後で連絡すれば問題ないだろう。


「あぁ、いいぞ」


 俺はその金髪美少年について行き、教室を出ていった。今の自分は神の使徒だから、どんな攻撃でも問題ないはずだ!神の槍でなければな……。さぁ、何でも来いや!




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