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一気に書いたので変な所あるかもしれませんが広い心で読んでください。



朝の騒がしさで起きた双子は楽しそうに父の部屋へと行っていた。


「だがら、わたくし酔った貴方様としたのですわ!責任取ってくださいませ!」


「確かに飲んだが、貴方が来た覚えなどない!例え酔っていたとしても私はミリアを愛している!決してそんな事などないと言える!」


「それでも、いない女に貴方は寂しくなって私を求めたのですわ!」



事実無根だ!と言っているジルに対し、

朝起きて私がこうしているのだからあるのです!と騒いでる二人は双子がいることにも気づいていないようだ。


もう少したったら魔導具を見せてあげよう。


そう思ってニヤニヤし出たのがイケないのかジルの怒りが最高峰に達したらしい。

一気に魔力が爆発した。



魔道士の中でも特に強い魔力に私の意識は飲み込まれてしまった。





✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲✱✲





目が冷めて最初に見たのは双子だった。


まだ、あの騒ぎから10分もしていないらしく魔力の衝撃で消えた私を双子が見た瞬間にこっちにこっそり来たらしい。


「おかぁさま、おきたー!」

「おかぁさま、だいじょーぶ?」


心配してくれる双子を抱きしめ、4年動かさなかった体を動かす。

流石魔法の国、難なく動けるわ。


取り敢えず、双子を連れていまだに言い合っている部屋へとこっそり行く。

気づかれないように隠蔽魔法まで使ってみた。


双子も顔を見合わせて笑っている。

これからやる事が分かったのだろう。


部屋へと入りテキトーな椅子へ座る。


「だから、私は知らないと言っているだろう!大体何故ここに貴方がいるんだ!ここと君の屋敷は違うだろう!」


「貴方が連れてきましたのよ!それに、今だに寝こけている女なんて待ってもいつ目覚めるか分からなくてよ!」


「んー、そうかなぁ?案外もう目覚めてるかもよ?」


「そんな訳ありませ………っ!目覚めてらしたの!?」



ニヤニヤしながら会話に入ると二人とも驚愕し、片方はアワアワと片方は勝ち誇った顔になった。


「ち、違うんだ!勘違いしないでくれ!スーリアとは何もないんだ!彼女が勝手に私の横で寝ていただけでっ!」


「あーら、お姉様。残念ですわね。彼はもう私と寝ましてよ?だから分かってくださる?お姉様はもう必要ないってことですわよ。あなたは用済み!」



どちらの話も聞いてみたけど想定内の言葉にちょっと残念に思いながらも魔道具を持ってくる。



「こちらに録画が出来る魔導具があります。この中には一部始終が入ってるかも?勿論ジルに差し上げますわ!活用してね。」



これを言った瞬間のジルは凄かった。素早く魔法を展開させ下着姿のスーリアを捕まえつつ私がいなくならないように抱きしめ、映像を再生し、もう二度とこんな事が起こらないように今まで個人的に集めていたらしい証拠と共に私の父に直談判しに行った。



ついでに私が集めたスーリアの映像も流したら、父も流石に酷いと思ったのか継母と離婚していた。



まぁ、その中に継母の他の男とあっている映像とか入れたのは私ですが←



スーリアは魔法禁止の術式をかけられ継母と一緒に追い出されていた。


これで一段落と思った時、旦那が抱きしめながら泣いてきた時はため息が出た。

それから一週間は離してくれなかったので大変だった。


双子ちゃんは相変わらず色々やっているし。

主に私が教えたことだけど。


集めた録画記録の魔石は敵対貴族の脅しに有効活用している。

楽しすぎて個人的にやばい。


最近は双子と一緒に悪戯を考えるのを楽しみにしている。

継母とスーリアのその後なんか知った事じゃないわ。


取り敢えず、幽体離脱した私はもとに戻っても特に何も変わらない生活をしていると思います。




ps.夫以外。





ご指摘頂きました箇所を直しました!

ありがとうございます(^^)


これにて完結です。

ありがとうございました!

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