表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

エピローグ

翌年の秋、世界文化共有協定の後継となる新しい枠組みが発表された。

 名称は「世界文化対話協定」。

 強制的な移転ではなく、各国が自発的に文化を紹介し合い、学び合う場を設けるというものだった。

 事務局長に就任したのは、オレ・キプチョゲだった。

 日本支部の代表には、明智信人が任命された。

 任命の知らせを受けた日の夜、信人はパリにいるマリーにメッセージを送った。

「代表になりました」

「知っています」

 マリーはすぐに返信してきた。

「私はフランス支部の副代表になりました」

「また一緒に仕事ができますね」

 少し間があった。

「仕事だけですか」

 マリーは書いてきた。

 信人はしばらく、その一文を見ていた。

 窓の外、東京の夜景が広がっていた。

 信人はゆっくりと返信を打った。

「それ以外のことも、少し考えています」

 既読がついた。

 しばらく何も来なかった。

 そして。

「私もです」

― 完 ―

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ