文化祭の前日にて
そんなこんなで準備を始めてから数日が過ぎてもう文化祭の前日になっていた。
「じゃあこんな感じで、お店の方はいいかな?」
「うん。これで大丈夫かな」
「結構いい感じだねー」
俺たちは設営を終えて、帰り支度をしていた。
「じゃあ、今日はもう帰るか。明日頑張ろうぜ!」
「おう」
「うん」
そう言って俺たちは帰ろうと教室をでる。翔太と別れて七海と一緒に歩いていると、
「文化祭、京ちゃんを招待しちゃいけないかな」
「最近、ずっと勉強してるしたまには羽を休めても良いのかもね」
「じゃあ聞いてみよ!」
そうこうして家に着く。
「ただいまー!」
「ただいま」
「おかえり〜」
「京ちゃん! 明日の文化祭来ない?」
「行きたいけど、勉強が……」
「まぁずっと張り詰めててもなんだし少しぐらい羽を休めたらどうだ? 余裕あるんだろ?」
「じゃあ、少しだけど行ってもいい?」
「うん!」
「光ちゃんも誘って良い?」
「おう、いいぞ」
光ちゃんというのは京の友達で、よく京と図書館などで一緒に勉強しているらしい。俺も彼女が家に京を呼びに来るときに対応したことがあるぐらいでしっかり喋ったことはない。見た感じしっかりしてそうな子だった記憶がある。
「光ちゃんって、友達?」
「そうだよ。すごく仲良しですごく頭がいいんだ〜」
「いいね〜。仲良く一緒に来てね!」
「いつぐらいに行けば大丈夫?」
「明日は昼までは明人とシフトでホールにいるよ!」
「じゃあ光ちゃんとお昼ぐらいにいくね! そのまま図書館行って勉強してもいいしね」
「うん! 待ってるよ! じゃあ、取り敢えず今日はもう帰るね」
「今日はおねぇは泊まっていかないの?」
「京を誘いたいって言って寄っただけだからな」
「えー! せっかくだから泊まろうよ」
「明日は文化祭だし朝は少し早いしな。きついと思うぞ」
「ごめんね京ちゃん。明日は泊まりにくるから」
「いいの?」
「うん」
「やったー!」
「送っていくよ」
「ありがと!」
そうして家を出て七海を送りにいく。
「明日、楽しみだね」
「だねー! シフト終わったらいろんなところ行こうね!」
「おう」
帰り道、文化祭について話して気づいたら七海の家の前だった。
「じゃあ、また明日」
「また明日。明日は1番に衣装見せてね!」
「はいよ。おやすみ〜」
「おやすみ〜」
そうして七海を家まで送った後、俺は家に帰るのだった。




