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66. ダンジョン最下層

<新規モンスター>

ストライプボア、ダークオクトパス、クイーンクラブ、

ミドルシュリンプ、ヒュージフロッグ

66. ダンジョン最下層


いよいよ第5階層に突入。


ここは最下層までの最後の休憩所ということで、

昼食を取っておく。


第3階層と同じ構造で、部屋には鉄扉があり、部屋の中には湧水が出ている。


オーストリッチとコモンオークのバターソテーにすることにした。


まず、乾燥大麦をゆでる。

一旦皿の上に移動し、

この鍋に、オーク肉の脂身とバターを入れ、オーストリッチとコモンオークの肉を炒める。

そして、塩を少々。

肉の色が変わったら、取り出す。


そして、残ったソースでゆでた乾燥大麦を炒める。


これで、大麦の炒めもの付、オーストリッチとコモンオークのバターソテーが出来上がった。


ブラックゲートの面々は目を触れず食べる。


ディアンヌも

「鍋1つでいろいろな料理ができるんですね。」

という。


1時間半ほどの休憩の後、第5階層の探索を開始する。


ここでは、ストライプボア、ダークオクトパス、クイーンクラブ、

ミドルシュリンプ、ヒュージフロッグがいるとのこと。


この階層では、階層のいたるところに小川が流れているとのこと。


足場が悪いということだ。


早速、ミドルシュリンプが出てくる。

大きなイセエビである。自らの尻尾の反発力で体当たりをしてくる。

あの大きさがあたると痛そうだ。


硬い殻なので、銃があまり効かないが、目を目標に撃てば倒せる。


とりあえず倒したが、回収命令を出す。

「このエビ、ゆでるととてもおいしいですよ。」と。


「ぜひとも食べてみたいわ。」

と、アーサー、ディアンヌが慌てて回収に走る。


エルフの女性って、とてもきれいなのだが、

ミドルシュリンプを大急ぎで回収している姿を見ると、なぜか残念に思える。


「今晩のおかずはこれですね。この料理方法はボイルのほかに美味しい食べ方はあるんですか?」

とアーサーが聞いてくる。


刺身はあるが、マヨネーズやタルタルソースをかけて焼く?

エビチリにする?

刺身は鮮度の問題があるので、やっぱり、ボイルが一番いいと思う。


今夜の食事が決まった。


その後、ストライプボアが出てきたが、倒し方は、ほかのボアと同じ。


あと、ダークオクトパスが出てきたのには驚いた。


「オクトパスは海だけでなく、淡水にもいる。」と、シュミット。

ブルツブルグ川にもいるそう。


ルードが

「オクトパスなんか、柔らかすぎて、悪魔の生き物。食べられない。」

という。


「塩でぬめりをとってから、紅茶などでゆで、色が赤に変わり、足が丸まってきたら、

食べられますよ。」と私。


それを聞いて、アーサー、ディアンヌが回収に走る。


ちなみに銃での攻撃は、なかなか効かず、目をめがけて撃ち、しとめた。


クイーンクラブも出現し、これは、マッドクラブと同じ対応。


足とハサミの付け根を銃で狙う。

こちらのカニは白い。

回収。


最後に第6階層に降りるところでヒュージフロッグが出現。


これも目をめがけて撃つ。こちらは一撃だった。

このころになるとリュックに荷物の入るスペースは無くなってきていた。


そして、第6階層へ坂道を下っていく。


-----------


降りたところの第6階層は広い地底湖になっていた。


水が澄んでいるため、トラウトキングサーモンがたくさん泳いでいるのが分かった。


ルード曰く、

「ダンジョンの魔素が水に流れ込んでおり、トラウトキングサーモンはその魔素が好物で栄養の糧にしている。

だからこれだけ繁殖しているのだ。」


「おぬしも築いていると思うが、ダンジョンのモンスターは、魔素から生まれ、魔素を栄養にしている。

だから倒しても、次から次へとわいてくるのだ。」


「これだけのトラウトキングサーモン、定期的に狩ることはできないかな。」


「レベル40くらいの冒険者がたどり着けるレベルで、Bランクの冒険者以上でなければだめだ。

今回おぬしの使用した武器があれば別だが。」


「?!」


この後、残ったリュックのスペースにトラウトキングサーモンを詰め込み、

ダンジョン脱出の魔法で、ビアリッツのダンジョンを後にした。

作者のうしねこです。

ようやくダンジョンの最下層までたどり着いた様です。

そこにはラスボス、ではなくて、大量のトラウトキングサーモンいる地底湖でした。

このトラウトキングサーモンを国王は、産業にできないかと考えている様です。

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