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#「ある1人の投手の一人事」
俺は松下大河 26歳プロ野球選手だ
入団直後は「神の子」なんて言われてたけど、今では一軍と二軍を行き来している。
それでも高校時代は自分でも無敵だと思ってた。
甲子園で完全試合を成し遂げて優勝まで果たした。
あのマウンドで相棒と抱き合ったときのことは鮮明に覚えている。
その後北海道レックスに入団し一年目は新人王と奪三振王を取った。
その後も安定して成績を残し年俸も鰻登りだった。
そして夢のメジャー挑戦に踏み切ろうと思いはじめたころ右肘靭帯を損傷し五ヶ月ほどリハビリに費やした。
そして復活登板
初回から五失点、最終的に三回八失点でマウンドを降りることになった。どこに投げても打たれてしまう。
今までの無敵感を全て打ち砕かれた。
その後今の体にあった投げ方を模索するも定着できなかった。「もう一度輝きたい」そう決意を固めた時電話が鳴った。
「君トレードね」
「・・・・・・・・え?」
ーこうして
松下大河の新たな物語が始まったのであった。
この作品は更新が不定期になってしまうことが多いと思うのですが一つのエピソードごとにできるだけ予定投稿日を書いておくので気長なら待ってもらえると嬉しいです。




