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運命の―――!?  作者: 夢奈 姫々
1学期
3/39

1話 貴方は運命の――

 皆様、久しぶりです。あれから1週間経ってしまいました。

 クラスでは、みんな仲良くなってるにもかかわらず、私はぼっちのままでした――

 なぜでしょうか?別に、人見知りでもないのに、しかも、近寄ると逃げる…

 でも、今日は、運命の彼――藤堂くんに協力してもらうべく、靴箱に手紙を入れさせてもらいました。

 そして、今、桜の木の下にいるのは、藤堂くんを待っているからです。はたして、来てくれるのでしょうか? 


―数分後―

「あ、あの~この手紙を書いたのは、春岡さん?」

 

 やっぱり、いつも通りカッコいい!!

 あ、しまった。つい、見とれてしまいました。


「はい!!て、あれ?手紙に名前が書いてありませんでしたか?」


「名無しだったよ。」


「わ、忘れてた!!」


「ま、それはいいけど。言いたいことって何?」


つ、ついに、このことを言うときが来ました。

受け入れてくれるのでしょうか?とても、緊張します。


「私、初めて会った時、気づいたんです。あなたこそ運命の人だと!」


「え!?それは違うかと…」


「いえ、違くないです!私たちは運命の―友ーに決まってます!!なので、お友達になってください!!!」


どうか、受け入れてくれますように!!


「ごめん、それは-って、今なんて言った?」


「お友達になってほしいと言いましたが?」


「お、お友達!?彼女になりたいんじゃなくて?」


「「え!?」」


彼女?え!?私が藤堂くんの?

ないない、絶対にない!!カッコいいけど、彼女にとかはないです!!


「ありえないです…」


「そう…」


『・・・』


どうしよう、沈黙が続いてる…

と、その時!!

「良いよ」


「え!?」


「だから、友達になるって話。」


「ほ、本当に?」


「うん。これからよろしくね、ゆうり」


「はい、冬斗くん」


ということで、無事に友達になれました。

これで一応、ぼっちを卒業できたはずです!!

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