番外編 藤堂ABC
四宮高校1年3組には、『藤堂』が3人いる。決して、多い苗字でも無い。もちろん、学校内にはこの3人以外いない。だが、なぜか3人とも同じクラスなのだ。しかも、その中の2人は親戚関係にあるのに同じクラスなのだ。つまり、わざわざ同じにしたのだ。校長が決めたらしいが、何故だかは謎だ。
だが、同じクラスに同じ苗字が3人もいると、当然、ややこしくなる。その為、教師達は3人をそれぞれ藤堂A・B・Cと呼んでいる。
Q:教師達に藤堂A・B・Cと呼ばれていることについてどう思いますか?
ー藤堂Aー
A:良いんじゃない。だって、他の藤堂を呼んでる時に間違って返事してしまった時、すっごく恥ずかしいんだよね。反対に藤堂Bは、間違えるんじゃなく呼ばれても返事しないが多いけど…
まあ、今は二人とも間違えずに済んでるけどね。
ー藤堂B-
A:助かるよ!!これまでは、呼ばれても、藤堂Aを呼んでると思って返事が出来なかったけど、今は、安心して返事ができるよ。これを考えた先生、神!!
それにしても、藤堂B・Cが天才だから、僕は肩身が狭いよ…
ー藤堂C-
A:どうでも良い。てゆうか、転校初日から呼ばれてるから、どうもこうも無いよ。
普通、同じ苗字でも呼ばれたら、自分を呼んだかどうかぐらい判ると思うけど。だから、必要ないと思うんだよね~
同じ、『藤堂』の名を持っていても考え方は全然違う。まさに、三者三様。いかに人間は、色々な人がるのが分かる。
校長は三人を同じクラスにしたのは、単なる気まぐれではなく、これが見たかったのかも知れない。
発行者:生徒会




