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運命の―――!?  作者: 夢奈 姫々
2学期
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19/39

番外編  藤堂ABC

 四宮高校1年3組には、『藤堂』が3人いる。決して、多い苗字でも無い。もちろん、学校内にはこの3人以外いない。だが、なぜか3人とも同じクラスなのだ。しかも、その中の2人は親戚関係にあるのに同じクラスなのだ。つまり、わざわざ同じにしたのだ。校長が決めたらしいが、何故だかは謎だ。

 だが、同じクラスに同じ苗字が3人もいると、当然、ややこしくなる。その為、教師達は3人をそれぞれ藤堂A・B・Cと呼んでいる。



Q:教師達に藤堂A・B・Cと呼ばれていることについてどう思いますか?


ー藤堂Aー

A:良いんじゃない。だって、他の藤堂を呼んでる時に間違って返事してしまった時、すっごく恥ずかしいんだよね。反対に藤堂Bは、間違えるんじゃなく呼ばれても返事しないが多いけど…

 まあ、今は二人とも間違えずに済んでるけどね。


ー藤堂B-

A:助かるよ!!これまでは、呼ばれても、藤堂Aを呼んでると思って返事が出来なかったけど、今は、安心して返事ができるよ。これを考えた先生、神!!

 それにしても、藤堂B・Cが天才だから、僕は肩身が狭いよ…


ー藤堂C-

A:どうでも良い。てゆうか、転校初日から呼ばれてるから、どうもこうも無いよ。

 普通、同じ苗字でも呼ばれたら、自分を呼んだかどうかぐらい判ると思うけど。だから、必要ないと思うんだよね~


 同じ、『藤堂』の名を持っていても考え方は全然違う。まさに、三者三様。いかに人間は、色々な人がるのが分かる。

 校長は三人を同じクラスにしたのは、単なる気まぐれではなく、これが見たかったのかも知れない。



発行者:生徒会

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