9話 もうすぐ、体育祭ですよ!!
『ついに、この季節がやって来たぞ!うちのクラスは、絶対に優勝するぞ!!』
『・・・』
『…優勝するぞ!』
『…オ―――ッ』
最初からこんなんで大丈夫なんですかね…
あ、皆様、お久しぶりです。
ついに、来てしまいました!地獄(と言っても、地獄なのは私だけかもしれませんが)の体育祭が…
そして、今から、種目決めするのですが・・・
皆さん、やる気0(もちろん、私もですが)です!!
『しょうがないな…よし、優勝したら焼肉を奢るぞ!!』
『よっしゃ――!』
あ、皆さん、物に釣られました…
ん!?冬斗くんまで、めっちゃ燃えてます!!
千夏ちゃんは…うん、やっぱり、寝てますね!
こんなにうるさいのに良く寝れますね~
そういえば、私は何にでましょうか?
リレー種目に1個は、絶対なんですよね…
あ、障害物リレーがありました!!
私みたいな運動音痴は、やはり、こういうものに出ませんとね!
『では、障害物リレーに出たい人は挙手してください』
「はい!!」
「「「「いただきます」」」」
やっと、お昼になりました。
最近は、冬斗くん、秋良くん、千夏ちゃんと私の4人でお昼を食べてます。
約半年前まで、ぼっちだった私にとって、お友達とお弁当はとても感慨深いです。
と1人で感傷に浸っていると秋良くんが
「そういえば、3人は何に出るの?」
「えっと、私は玉入れと障害物リレーです」
「俺は、騎馬戦と男女混合リレー(アンカー)」
「私は、男女混合リレーの補欠」
もう、自分のが決まるとボーっとしてたので、聞いてませんでしたが、そうだったんですね。
やっぱり、運動できる冬斗くんは、何故か1番配点が高い男女混合リレーにるんですね。
千夏ちゃんも補欠なんですね~
「え!?千夏ちゃん、それだけなんですか?」
「うん、そうだよ。つまり、団体競技以外は何もしなくて良いんだよね!!」
「ズ、ズルいですよ…」
「良いでしょ!しかも、寝てたらそうなったんだよ!」
「つまり、私も寝てた方が良かったんですね!!」
「さあ」
ホントにズルいですよ!!
私も、ホントは何も出たくないのに…
てか、リレーって補欠でも、良かったんですね…
「で、秋良は、何に出るんだ?」
「俺は、騎馬戦と障害物リレー」
「あ、私とリレーは一緒ですね!!」
「そうだね」
「そういえば、秋良のクラスの混合リレーのアンカーは誰なんだ?」
「えっとね~五十嵐正輝って言う、陸上部の期待の星って言われてる人」
「やっぱり、アイツか」
「そんなにスゴイんですか?」
「ああ。たしか、県大会で1位を取ったはず…」
「そうなんですか~」
その時、ある1人の男子生徒がこっちに来ました。
また、美形ですか!!
冬斗くんと秋良くんだけでスゴイのに、まだいたなんて…
この学校の男子は美形じゃないと入学し難いようになってるんですかね~
『やあ、藤堂冬斗。今日は、お前に宣戦布告しに来た!!』
ええっ!?
唐突に何言ってるんですか、この人!!




