出発前のみなとちゃん
今日は妖精国へ皆で遊びに行く日。
仲が良い同士でも、みっともない格好をするわけにはいかないのです。
箪笥の扉を開けて、内側の扉に付いている鏡で、身嗜みを念入りにチェックしないと!
焦げ茶色の髪の毛は、きちんと梳かしたので寝癖は無し。
同色の目……というより目の周りには、目脂は出来ていない。あと、隈も特に目立ってないので問題無し。
パジャマ姿で朝食をとった後、直ぐに歯磨きをしたので、口の周りや衣服に汚れは無し。
どうやら、お顔部門は、オールクリアですね。
次に服装を確認してみましょうか。
下ろし立ての靴下ではないけど、穴も毛玉も無し。多分、靴は脱がないと思うけど、見えないところも最低限はしないとね。
履いているズボンは、ずり落ちないように、しっかりベルトで固定。学校の制服もそうだけど、男の子って本当にベルトをするよね。おしゃれをするとき、私もその部分を気を付けた方が良いのかしら?
無難な柄のVネックのシャツを着て、無地の上着を羽織る。本日は、みなと君の持っている服を大分多く占めるであろう、無地を使用してみました。みなと君って、模様や柄が無い服装の方が好きなのかな?
うーん、鏡で全体像を見ると、ちょっと地味な服装かしら。
でも、まだ男子の私服に慣れていないから、奇抜な格好にはチャレンジしづらいんだよね。
やっぱり、派手な格好や抜くのは、ある程度熟れてからじゃないと。
とりあえず、今日は、こんな感じで遊びに行きましょう。
納得出来なくて遅刻するよりも妥協して、待ち合わせに遅れない方が大事だからね。




