日本人の世界一の大富豪堤義明について
ぼくが存在はおぼろげながら知っていても、つい認識があまかった重要人物に、
堤義明という人がいます。
西武グループの親会社コクドの社長で、世界一の大富豪になったことのある人物です。
そうです。日本人はとっくに世界一の大富豪にはなっているのです。
ぼくが中高生の頃になったようです。そして、この人物はぼくが経済学部を志した重要なきっかけでもあるのです。
それは、ぼくも世界一の大富豪になろうとしたわけでは決してなく、
世界一の大富豪のいる国に住んでいたのに、あまり幸せではなく、
バブル経済というものが何かおかしいのではないか、
それを解明するのが世界人類を幸せにするためではないかということを、
強く考えたからでした。
そして、「お金とは何か」についてできるかぎり考えました。
堤義明がどのように世界一の大富豪になったかというと、日本の不動産の土地転がしです。
堤義明が重視していたのは、リゾート開発とゴルフ場経営、そして、ホテル経営です。
西武グループの野球球団もずっとすごい強豪チームでした。
堤義明がいったい何にお金を使ったのかよくわかりませんが、
少なくてもこういうことがいえそうです。
世界一の大富豪とは、
お金を使うのが上手な人はそんなものになるより先にどんどん使ってしまうということ。
世界一の大富豪より重要なのは、世界一の消費王であること。
世界一の大富豪の座につくには、強力な警備員や賢い部下、若くてかわいい異性がいないと面白くないこと。
そして、自分の使いたいようにお金を使えないと面白くないこと。
そのように消費されてもまだ残ったお金で勝負しているのが世界一の大富豪であるということ。
もちろん、収入は桁違いに大きなものでなければ勝負にもならないこと。
世界一をとる人生はありえないくらい参考になるということ。
ですね。
あまり堤義明さんに詳しくないので、これから少しづつ調べていきたいと思います。
なんでも、天皇よりでっかい墓を建てたそうですが、誰の墓だったんでしょうかね。
日本人は、堤義明という幻影を追い求めるより、もっと現代的な人物像を目指さなければ、幸せになどなるはずがないでしょう。
追記。
以下は削除しました。