村上春樹のことは嫌いになっても村上春樹作品は嫌いにならないでください
村上春樹がノーベル文学賞を今年も落選しました。
代わりに受賞したのが、カズオ・イシグロです。日系イギリス人です。
日系人が受賞するという最悪の展開になってしまったため、おそらく村上春樹さんはあと七年はとれないでしょう。
ということは、現在68歳の村上春樹は、おそらく一生、ノーベル文学賞はとれないでしょう。七年後のアジア枠は、他の発展途上国のアジア諸国が受賞するでしょう。
もう村上春樹の受賞はなくなったのです。
それで、いいたいことがあります。
村上春樹さんは優れた日本文学者です。
どうか、ノーベル文学賞がとれなくても、村上春樹の小説を読んでほしいのです。
おすすめは、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「ノルウェイの森」「国境の南、太陽の西」です。ぼくは17冊の村上春樹作品を読んでいます。
なぜ、受賞できなかったのか。推測ですが、原因は三つ推測できます。
・最新作「騎士団長殺し」でイデアを扱ったのに、プラトンを読んでなかったから。
・ノンポリ(政治的中立)が売りだったのに、ノーベル賞がほしくて左翼的発現が増えたこと。
・代表作「ノルウェイの森」で手で女性器をしごくのが流行ったが、それは優しくやらないと女性器から血が出てきて悪影響が大きかったこと。
だと思います。