表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/268

企業間取引の電子化ようやく実用化できるか

さまざまな自動化の波がやってきています。





まず、物流の自動化。


そして、事務作業の自動化。


最後に、銀行の自動化です。




ひとつひとつ見ていきましょう。




セブン、店の検品時間20分の1  ICタグで負担軽く 種類や数、カゴごと確認


https://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ07HOX_Q7A620C1MM0000/





セブンは国内に1万9千店超のコンビニエンスストアを持ち、各地の配送センターから商品を届けている。各店舗は1日平均で9回ほど商品を受け取る。現在は店舗で店員が商品のバーコードを一つ一つ読み取って品目や数を確認しており、1日で170分かかる。


 新たな仕組みでは配送センターで店舗ごとに仕分けした商品をICタグを付けたカゴに入れる。品目や数をタグに記録し、店舗に送信しておく。受け取った店舗でデータ読み取り機の前をカゴが通過すると品目や数を確認できる仕組み。作業時間は1日約8分と現行の20分の1に短縮できる。


 セブンは8月にも一部店舗で実証実験を始め、効果を検証した後に本格導入する予定だ。





以上。






やっとICタグで検品できるようになったのか。

十五年前に実用化する話が持ち上がってたけど、実用化に15年かかったね。いけるようならいっきに普及するぞ。



十五年前は、ICタグの値段が一個5円とかいうふざけた値段で、一日に何万ケースとか移動させる現場では、そんな高い値段は払えませでした。百分の一以下に経費が下がらないと、まず導入は無理という見解でした。


やっと、2017年になってやっと導入されるんですね。


8月から実証試験をしているようなので、三か月は様子を見るとして、まだ普及するのは先の話でしょうか。


本当に誤出荷がなくなるなら夢の技術です。




次に、事務作業の自動化です。




アイティフォーのRPA業務自動化ツール、住信SBIネット銀行が採用し稼働

https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20170905_158100.html





今回のRPAの導入により、月1700時間の業務効率化を実現。1件につき10~15分かかっていた作業が約1~2分となり、約90%の作業負担を削減した。さらに5~6名を要していたスタッフを1~2人に削減することで、より効率的な要員配置が可能となった。





以上。




いやあ、事務作業の導入は本当にうれしいです。まだ大企業に導入されたばかりのようですが、中小企業にまで広まるのを早く待っています。アイティフォーは将来有望な企業ですね。




最後に、銀行の自動化。




銀行なのに伝票がない!三井住友・銀座支店の先進性

http://diamond.jp/articles/-/134230






 その理由について丸山は、「銀座支店を未来型店舗のフラッグシップ(象徴)にしたいという思いが皆に浸透していたため」と、振り返る。その思いは、「いつしか、チームのみんなが“ギンザ”という言葉を口にしていましたね」という言葉に表れている。


 ここであらためて、「未来の銀行の店舗はどんな姿か」という最初の問いに立ち返ろう。口座の開設や振り込みが、インターネット上で完結できるこの時代に、わざわざ店舗へと足を運ぶ必要性は希薄化しているといえる。


 そうした中で、店舗の強みは、資産運用や相続など、窓口でしか相談できないようなデリケートな業務に人員を割けることにある。そのためのツールが、ペーパーレス化というわけだ。そのため、「対面型」や「寄り添い型」と呼ばれる個別の応対スペースを設置。後者では、職員が顧客の横に座って話をすることができる。いずれも顧客と近距離で話すことに最適化された空間だ。


 つまり、人と場所を整えることによって、銀座支店は、店舗にわざわざ足を運ぶ意味を生み出した、未来型の店舗といえる。


 丸山は「全国約430店舗のうち100店舗を移転し、銀座をモデルにして造り替えたい」と、すでに次の未来図を描き始めている。(敬称略)





以上。




銀行がペーパーレスになりました。


これらを総合すると、1994年のIT革命の時に世界がこうなるといわれていた夢の未来社会がようやく、2017年になって実現するということになるのではないでしょうか。


なお、物流企業の総合職は、2017年8月にもまだ月100時間以上、伝票処理に仕事時間を使っているそうです。早く賢い物流経理網が構築されることを切に願っています。


インターネットから23年たってやっとです。実用化されるようになるのです。長かったですね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ