表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
204/268

就職率のウィキがめっちゃ正直になる

ウィキの「就職率」の記事がめっちゃ正直になって2016年の統計を発表しました。





        中卒 高卒 高等専門校卒  大卒   修士卒 博士卒

2012年  0.4 16.8 57.6      63.9 73.3 67.3

2013年  0.4 17.0 58.0      67.3 73.7 65.8 

2014年  0.4 17.5 57.6      69.8 74.4 66.0

2015年  0.4 17.8 57.9      72.6 76。2 67.2

2016年  0.3 17.9 57.9      74.7 77.5 67.4



ウィキ「就職率」を見てください。この抜き書きよりかなり詳しく書いてありますので、それをご覧ください。



短大卒を抜きましたが、ぼくが指摘する前よりだいぶ正直になりました。



しかし、まだ非正規雇用就職したもので就職率を数%上げてごまかして発表していますので、いただけません。



正社員就職が普通、就職率だと思われるものです。



一時的に職についたとされる人数は、おそらく、ブラック企業の非正規雇用の営業なので、これも糾弾していかなければならない数字です。





何にせよ、まちがった就職率の誇張が糾弾されるようになったのは喜ばしいことです。


転職をくり返す自由な生き方は、よほどの好景気な職種の技能を持っていないとやっていけません。例えば、プログラマーなどでは転職は多く、成功することもあると聞きます。


しかし、かつてノマド(遊牧民)的生き方だとして、浅田彰の「逃走論」などで推奨されたスキゾキッズの生き方は、とても貧しい人生を強いられたという結果がはっきりしており、やはり、ひとつの職について家をかまえて生きるのが安上がりな生き方です。


フリーター人生を夢みたぼくたち2001年就職組はノマド的生き方を目指し、ぼくもSF作家志望でしたのでノマド的に生きるつもりでした。そして小泉改革にフリーターに有利な要望をがんがん送りまくりました。その結果、小泉改革では新自由主義的な競争主義となる生き方が社会構造として認められました。


そして、ぼくは幻聴が聞こえたこともあり、2003年に会社を辞めましたが、フリーターにろくな仕事はありませんでした。とてもやりがいのある仕事はフリーターには与えられません。転職もできませんでした。


人生に失敗したぼくはそのままSF小説などを書いてすごしましたが。


2010年に精神病院で出会った二十歳前後の若者もまだノマド的生き方に憧れていました。しかし絶対にうまくいかないとぼくは強く否定しました。



あれから時がたち、今、2017年です。



やっと、就職率の誇張が訂正されそうになっているのです。まだごまかしはありますが。


一年前まで、就職率は、大卒就職率も高卒就職率もともに90%以上だと公表されていたのです。大きく変わりました。


ちょっとググった具合では、まだ「2016年度の就職率が何%であったか」という記事は出ていないようです。今まで虚偽を体裁していたことを認め、別に責任をとる必要はないですから、正確な数字を発表してほしいものです。それができないなら、日本なんて国はまともに機能するわけがない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ