はじまり
バタン
扉の閉まる音がした
彼が帰ってきたのだ。
結婚して5年大恋愛の末結婚し、彼の愛は変わらずわたしに向いていた。
ただここ3ヶ月、彼は仕事を理由に遅くまで帰ってこない。
足音は浴室へと向かった
きっと今日もあの女の匂い纏って帰ってきたのだろう。
3ヶ月前彼の初恋の人が急に帰国した。
彼は喜びわたしとの約束をすっぽかし彼女を迎えに行った。
結婚記念日のその日に。
いつから肉体関係になったのかはわからない。
いつのまにか彼から彼女の匂いがしだした。
足音が近づいてくる
彼は扉をあけ寝室に入ってきた
「きゃっ....」
後ろから抱きついてきた
「千佳 ただいま。」
彼は私の匂いをかぎながら背中に顔を埋めながら言った。
「おかえりない。今日も遅かったのね。明日は休みでしょ?ゆっくり寝よう」
彼の逞しい腕が私のパジャマのぼたんを外し始めた。
「今日生理が来ちゃったの。」
彼女を抱いた手が触れるだけで鳥肌が立つ。
気持ち悪い。
彼の手がそっと離れていく。
「明日仕事になった。」
「そうなの?明日くらい休めないの?
明日はあなたの実家に行く予定になっていたぢゃない。」
「急な仕事だ。明日のことは任せた。」
そう言うと彼は興味をなしくたように反対を向いて眠りについた。
ほっと息をつく。
彼に触られるなんてたまったもんぢゃない。
なぜ彼女を抱いたあとでそんな気になるのか意味がわからない。
どうせ彼女の買い物にでも付き合うのだろう。
もうこんな男いらない。
離婚してやる。
とりあえずは証拠を集めないと。
固く決意を決めて眠りについた




