第33話 下積み生活。その9
皆が表で三節根を振り回している。
葉月縄跳びじゃないですよ。
後の皆はマジ! 縄跳びしだした。
セバスさんはあきれ顔になってるがやるんかい!
ほっとこう······
縄跳びも作っておこう。
転移!
パッ
鍛冶部屋到着! 虎鉄がスゴい勢いで走ってきた。
「ごめんごめん、まだ皆とお昼寝かと思ってたんや、お手伝いしてくれるか?」
『······』
こくこく
「ありがとな」
なでなで
カチャ
「よし、とりあえずは鞣しだな」
ナビ~龍さんの皮 肉·脂無しで
『は~い! 肉無し脂無し入りま~す!』
「いいねぇ~ほいっと! 虎鉄これの汚れお願いします!」
こくこく
ペロッ
「ありがとうございます! 鞣し液は粉? 溶かすのか、水は湖のあったな、ドバドバっと粉も分量はこんなくらいか入れてまぜまぜ······。横目でみた液体の物は腐ってるな、皮さん浸けておっ! いい感じの落し蓋! ってグレーチングやっちゅうねん! で2~3週間置きますね~って長っ! 収納! 時間進めてね!
さてこれが3週間経ったものです。
出してみましょう! まぁ! 良く浸かってるわね! 素敵! 乾燥は~生活魔法で水さん移動お願いします! 要らない鞣し液は虎鉄さんやってお仕舞い!」
ペロッ
「ありがとな」
なでなで
「さてさてどうするかなぁ、ついでだから4種類使うとして縄! より編み込みしてブレスレット? アンクレット? 凛はどうするかなぁ、小さいしなぁ、虎鉄達はスカーフだろ編み込みだと無理か······。縄編みネックレスかな凛は細くするか!」
細く細く革を切っていく流石龍厚みも分厚い削るのは勿体ないでもゴツい! 削りましょう! スライスしたのも今度鎧に使いましょっと、さて、4種類を各3本で12本 まずは、片方の端を固定した2本をねじってねじって絡めて縄に3本目も同じ場所に固定 ねじってねじって2本の物と合わせて縄へ×4 両端は縛る!後で縫うからとりあえずっと、次は2種類の端を固定 ねじりながら絡ませて縄へ×2 最後はその2本の端を固定しねじりなから絡ませる、は~い完成!
4色ねじねじ留め具はどうするかなぁ、ワイヤー無いし細いクサリも無いしなぁ虎鉄合わせて見ても良い感じでは!
ん~端を輪っかして縫い留めてこっちの端を通してキツいくらいにして輪っかに縫い留めるよし! 調整出来るな!
「虎鉄おいで~はい首通してここ引っ張ってこんなもん? 苦しくない?」
『······』
こくこく
「うん! カッコ良いぞ! んじゃシー公爵とあの子の黒猫さんは一緒のサイズ、梟の静とフェレットさんは小さめ、シルと九尾の狐さんと保留さん犬っぽいからちょい大きめ、玉藻の子ども達とティアは大きめ、円ちゃんとスレイプニルさんはさらに大きめ、タマちゃんは変わらんがティアママと玉藻は大きさ変わるからなぁ、玉藻は大きめに作って調整か、サイズ変更する時は収納してしまおう! 付与魔法まだサイズ調整わからんからなぁ、凛とティアママは小さくしておこう!」
ねじねじねじねじねじねじねじねじ······
よし! 人間サイズも材料あるだけ作ったし! スライスしたのも使いきったし! 鑑定したら効果変わらんし!
「よし、今日は完了! お片付け開始!」
虎鉄はペロペロ舐め歩き俺も道具を、メンテして仕舞っていく。
完了し外に出たら夕方ちょうどいい感じやね
カチャ
「よし虎鉄行こうか、転移!」
パッ
「ただいまぁ!」
「ん、帰ったか」
アルバトが古代の刀をしげしげながめている。
ダンジョン部屋を覗くと、魔道士グランドマスターがソファーで読書、前のテーブルには本が山積み、1年1組もソファーで読書、本棚前に座り込んでおとなし4人が読書、聖、紗々、三葉、葉月、まりあも別のソファーで読書、パラミスとパミュ、エスさん復活して読書、やかまし3人は本を持ったまま寝てる! 読書しろよ! 居ないセバスとセレスさん部屋に戻るとセレスさんとセバスが夕食の準備、セバスもああしてると執事やね(苦笑)
「ありがとう、先に2人に渡しておくよ、4属性耐性付きネックレスほいっと」
「マジか!」
「ありが とうございます、何て物を」
「どうした母ちゃん」
「4属性耐性は良く在りますが、効果が "極" あり得ません」
「俺の愛情たっぷりだ(笑)おいアルバト目を覚ませコレやる! 龍で作ったんや中々カッコいいだろ!」
「円ちゃんはこれな着けてやるほいっと、ティアはちょうどだな! 玉藻はまだ余裕があるからちょっとくらいなら大きくても行けるな、デカくなる時は収納するから、ティアママはこの小さいやつで大きくなるときは収納するからな、凛もこの小さいやつほいっと似合うな、静とフェレットさんはこのサイズいいじゃん、シー公爵と黒猫さんはこのサイズだなおお! 決まってるぞ! シルと九尾の狐さんと犬さん? これでちょうど良いはず! バッチリ! スレイプニルさんはこれな、思ったよりデカいか調整しておっし! いいじゃん! は~い玉藻の子ども達お待たせ順番やでぇ~ほいっと調整×8あれ? タマは? タマー」
したしたしたしたとテラスから入ってきた外で寝てたな(苦笑)
「ほいっとタマはっと、デカいか調整オッケー!」
「ユタ、オメー」
「セバス仲間何人だ? セレスさんも、ん~とあの部屋分と少し予備抜いて、10、20、30·····78本で足りるか? 後、侍女リリさんにもあげてね」
「ユタ様」
「おっ! ユタ、帝国と教国の本は無いのか? エルフのとこも」
「ちょっと待ってね」
ナビある?
『ダは3冊、他のもダブってないものは後で出しますか?書棚も中々良い物がありますし』
だね3冊出して行こうか
「3冊あったよ、ほい!」
「でかした!」
「エスさん後これ着けといて、んで後3個奥さんとグロリアと騎士団父ちゃんの分も母さんの分も、もう1つつけるよ」
「ネックレスかって何て物! 極だぞ! 国宝でも無いぞ!」
「4種類の龍の革で編んだら出来たからいいやん」
「あのなぁってかお前らもってその数なんだ! 多いだろ! ユタ何するつもりだ!」
「何するって猪鹿蝶騎士団? 騎士団長だろ」
「本気か?」
「あん! どこに攻め込むつもりだ?」
「攻め込まん、友達で遊ぶ団、それが猪鹿蝶騎士団だ、団長が俺、侍女隊隊長リリ、わーるどじゃんぷ隊隊長ユタだ、今決まってるのは」
「執事隊隊長セバス! メイド隊隊長セレス! で決まりね(笑)、ビッグボアと龍で革鎧もお揃いな! アルバトは鍛冶士隊隊長な! 後入ってくれそうなのはあの魔道士のお婆さんと、錬金術士の三葉の弟子、冒険者ギルドからはギルマスとお兄さん? アルトさんも入って欲しいな、商人さんも、あっ! エスさんの父ちゃんも入ってくれたぞ」
「お婆さん違う! ぴちぴち!」
後ろを振り向くと幼女が
「どしたの? 迷子?」
「魔道士ギルドグランドマスターのシンディ!」
「えっと、腰曲がってた?」
「リュック背負って上からローブ着てたの!」
「うっ、失礼しました、お詫びにこれを」
そっと首にかけてあげる、シンディは目がうるうる頬は赤く染まる。
「あっ!」×4
「ユタおめでとうな」
「ん?」
「あの、末長くお願いしますユタ」
「シンディはエルフでも全然別ものだ エンシェントエルフ、まぁ、トレントの上がエルダートレントみたいなもんだか、ネックレスを、男性が女性にかけるのはプロポーズだ、それをシンディは受けた以上エルフのしきたりで一生添い遂げるシンディにしたら王命レベルだな」
「マジすか······」
「はい、魔道士隊隊長も頑張ります!」
握りこぶし握り気合いをいれてる。
「すけこましですの! ハーレム王になりますの!」
「中々の人材だの、よろしゅうな」
「増えて来ますね(笑)」
「ユタさん、ばら蒔き気をつけてね(笑)」
「勇大さんしょうがないです、昔からもてもてですし(笑)」
「がははは! こんだけいるんだ、1人や2人関係無い!」
「またやってます(笑)」×5
「羨ましい(苦笑)」×4
「いいなぁ」×3
「あー! わかった! まとめて来い! 全部受けきってやる! 任せとけ!」
「男前だな! くははははっ!」
猪鹿蝶騎士団結成式? 違っ!
「んじゃ、ネックレス渡していくぞ1列な」
「ほい、ケンジ4属性の耐性付きだ」
「さんきゅー」
「ほい、4属性の耐性付きだ」
「中々いいじゃんありがとなおっさん」
「4属性の耐性付きだ、頑張れ」
「ありがとう、頑張るよ」
「ほい、4属性の耐性付きで調整出来るから」
「ありがとう、あの子のもありがとうです」
「はい、4属性の耐性付きだし調整機能付き」
「いつもありがとう」
「4属性の耐性付きだ、結構良いだろ?」
「カッコいい! ありがとう!」
「これな4属性の耐性付きで調整もバッチリだ」
「良いものいつもありがとうございます」
「4属性の耐性&調整付きで今ならなんと、もう1つ付けて!」
「うふふ、ありがとうございます」
「聖のも4属性の耐性付きだほいっと」
「ユタさん大事にするね~」
「紗々はい、4属性の耐性付きだ極だそうだ(笑)」
「勇大さんありがとう私も末長くお願いします」
「ああ、こちらこそ」
「ほい、三葉、4属性の耐性付、こうして輪っかを縮めるとアンクレットにも(笑)」
「なるほどの、ありがたく」
「葉月も4属性の耐性付きだ、凛のは苦労したぞ(笑)」
「細かく作ってありましたの! ありがとうですの!」
「4属性の耐性付きだまりあ、ほいっと」
「救われる手助けして貰ってから好きになりました大好きです」
「ああ、俺もだ」
夕食の後皆は勉強会、俺も古代魔法の飛翔のお勉強、ん! 来た! ステータス!
名前 ユタ Lv 239
¿»¾ ±∞^«¿
性別 ♂
年齢 8歳(48)
状態 健康·スラさん
職業1 鍛冶士Lv 75(神鍛冶士Lv MAX)
職業2 魔法刀士Lv 159(神力刀士Lv MAX)
職業3 王(神王)
職業4 忍者·上忍(神忍Lv MAX)
職業5 魔道士Lv 1(魔道神Lv MAX)▼
スキル
古代魔法 転移·ルーム·飛翔·●
4属性魔法Lv 1
光魔法Lv 1
闇魔法Lv 1
付与魔法Lv 1
念話
回復魔法Lv 59
料理Lv 14
テイマーLv 107
格闘術Lv 98
▪️中国武術
刀術Lv 278
生活魔法Lv MAX
鑑定Lv MAX(神眼)
身体強化Lv MAX(神体強化)
アイテムボックスLv MAX(無限収納)
精神耐性(完全耐性)▼
HP 3(測定不能)
MP 3(測定不能)
STR 3(測定不能)
DEF 3(測定不能)
AGL 3(測定不能)
DEX 3(測定不能)
MIND 3(測定不能)
INT 3(測定不能)
LUK 3(測定不能)
装備
称号 魔法生物の創造主
ドラゴンスレイヤー 地龍 水龍 風龍 火龍
天狐の主
ダンジョンマスター
グ・パヤナタ・シー マスター
世界樹の祝福
世界樹の加護
世界樹の祝福
世界樹の加護
ハーレム王(聖·紗々·三葉·葉月·まりあ·パラミス·パミュ·シンディ)
従魔 虎鉄·スラさん×3·玉藻
飛翔! くははははっ! 後は見ない! 見えてない! 大丈夫だ!
練習しよう······
テラスから外に出ると今日は皆は読書何だな、飛んで見ますかね。
スー
浮いた! とりあえず上昇だ!
シュ
うおっ! めっちゃ高い! あの暗い所は北の森だな、月明かりで湖が少しだけキラキラしてる西を見ると真っ暗(笑)東はポツポツと明かりはあるな。
『お宝セット行きますか?』
今日はやめとくよ、ちょっと北にかうっすら光ってるねイルミンスール、今の俺の目線より高いって!
【お空飛べるのですね】
イルミンスール?
【はい、古代魔法ですね】
そうなんだ、練習中。
【消費魔力の心配は無かったですね】
減ったこと無いからわら
【うふふ、そうそうエルフ達が攻撃して来ましたよ、おバカさんですね】
はぁ、お宝セット行くかな面倒臭いから直接来たらにしよう!
【それで良いと思います、被害がないのでクスクス】
了解、少し飛んで練習するからまたな
【はい、見物でもしてます】
よし! 大国見物でも行きますか北へ~Go!
シュ
あの大きな明かりの集まりが王都かな?
『違いますね兵士が集まってますね進軍中? の夜営でしょうか少し下まで行って見ましょう』
了解
スー
上空30メートルくらいなら見つからなさそう。
『このポイントしたローブを、来てください隠密付きです』
良いのあるじゃん羽織ってっと
『下についても大丈夫ですねそのローブなら、あの城の物なので高性能です声だしても大丈夫(笑)』
マジか! 降りてこそこそしよう(笑)
あの1番デカいテントにこそこそ、入口は兵士さん守ってるけど開いてちゃ入っちゃいますよ、とてとてとて
ふむふむ
「まだ帝国は気づいてないな」
「はい、国境も火が少なく兵士もまばらです」
「魔道王国は」
「こちらは火、兵士共に警戒はしているようです」
「ふむ、予定通り5000で帝国、本体5万は明日魔道王国に入りダンジョン街を落とす、後詰め10万帝国へのこり10万魔道王国! 宣戦布告無しだ、落とさずば生きて帰れんと皆に伝えよ! 夜が明けぬ間に砦に取り付け! 行け!」
「はっ!」×多数
皆が駆け足で出ていく
んと、夜勤ですな。
『深夜手当ては出ますかね(苦笑)』
エスさんからぶんどる! その前に大国お宝セットだ!
『はい! セット終わりました』
収納!
テントも無くなり隊長さんかな目の前のおっちゃんはパンだけ、服も魔道具だったか回りは混乱の嵐。
何も残っておらず松明の明かりに照らされるのは兵士達だけ、沢山の馬車まで無くなった馬さんは馬具も無くなりうろうろしている。
『軍馬はルームで保護しましょう!(笑)』
転移!
パッ
では上昇
シュ
南端から片っ端だね。
『ルート検索します、表示しました矢印方へ向かってください』
了解! 行けっ!
大きな明かりの集まり残すと思ったら王都ですね
『はい、メインディッシュお召し上がりを(笑)それにお魚買った港街は省いてます』
「いただきます(笑)収納! 真っ暗やね、王城に近づいて様子を」
『クスクス』
スー
トタ
屋上みたいだ。
下から王を、護れ! とか聞こえます。
背後から蹴りが踏ん張る。
ズガンッ!
「きゃ」
パンだけの女の子がいたので服出して
「とりあえずこれ着なさいほいっと!」
投げて後ろを向く
『あ~』
言わないで、そんな気は無いからホンマやで
「あの······」
「ん? 着れた? 振り向いても大丈夫?」
「はい」
振り向くと、ジャージを着た女の子が、さっきの蹴りは中々強かったよな
『あ~強いっすよ、お姫様っすよ』
マジか! しらんやん! たまたまやん! 俺悪くないやん! 大国が悪いやん!
「貴方は誰?」
「俺? ユタ冒険者ギルドねずみ色で鍛冶士」
と言ってギルドプレートを見せる。
「ねずみ色?」
と近づいて手を取りプレートを目の前に
「見にくいよね、光さんお願いね、ほい」
穴が開くくらい見つめている。
『あ~あ、またかぁ~(笑)』
いやいや、こんな可愛くてお姫様やで?
そんな要素無かったやん! 服も渡したらあかんの?
パンだよ!
「この騒ぎ貴方の仕業?」
「ん~攻め込まれそうだったから? 止めてみた?」
「貴方は帝国? 魔道王国?」
「魔道王国やね」
「馬鹿な事をしようとするから······わかりました!」
「何が?」
『捕虜~かな』
「私が捕虜になります、民は見逃して下さい! お願いします」
見事な D O G E Z A だ!
『当たりですよ~』
「ん~特にこの後は何もしないよ」
「本当に!ありがとうございます」
「では、じゃあね」
スー
浮かび上がったら
「お待ちください!」
足にしがみつき、くっついてきてますやん!
『クスクス』
「危ないよ」
「なぜ連れていかないのですか!」
「連れて行って欲しいの? 着いてきてもダンジョン行って遊んたり旅もしたいし」
「言ってませんでしたが私は王女です! その、は、裸を見られました、貴方に妻にはして貰えませんか? ダメならこのまま手を離し身を投げます!」
『やっぱりですね、その子のステータス見てあげて、あの屋上で勇大様が見えた証拠がありますから』
転生者! 大賢者(叡智神)! 測定不能! マジか~猫さん
「辻 直ちゃん」
「はい、えっ! 何で!」
「俺、召喚者、直ちゃん転生者、猫さん助けたこと無い?」
「溺れかけた白猫さん助けて帰りに一緒に車に引かれたと思う」
『当たり』
はぁ、正解、猫さん波乱万丈やん! 何人に助けられてますのん!
「私、3歳の王女が熱で死んだ所に入ったみたいで5年間こっちにいます、王女の記憶もあり疑われはしなかったのです、向こうでは中学1年で足すと17歳です。記憶があるまま この偽った生活もう耐えられません、先ほど屋上にいたのも飛び降りるつもりでした」
「直ちゃん、ステータスみたことある?」
「はい、何度も城の皆には強いと言っても鑑定士でも魔道具でも3しかありませんし聞き届けてはくれませんでした」
「じゃあ、誘拐されて楽しくまったりするか?」
「はい、末長くお願いします」
俺は足にしがみついてる直ちゃんを引き上げお姫様抱っこはヤバイけどここからおんぶは難しい、しゃあないか。
「今からの魔法は内緒だから」
「転移ですね」
「そっか見えるよね、行くよ、転移」
パッ
「到着、下ろすね」
足を下に
「流石ハーレム王ですの!」
三節根を持った葉月が出迎えてくれた。
「皆は?」
「寝ちゃったですの! 私は明日の朝ごはん用意してましたの! ちょっと体動かして寝る予定でしたの! ユタ様帰ってきましたの! 拾いましたの?」
「大国が攻めて来るところだったからお宝パクして回って王都のお宝も貰って、屋上で蹴られたから拾った?」
「わかりましたの! 初めまして葉月ですの! よろしくお願いしますの! ギルドプレートですの!」
ギルドプレートを直ちゃんに渡している。
「初めまして、辻 直と言います。転生者ですよろしくお願いします!」
ギルドプレートは無いようだ、王女さんが冒険者しやんよな。
「葉月ちゃん、ギルドプレートは落書きしたらダメですよ、捕まっちゃいます」
「大丈夫ですの! ちゃんとギルマスの印押して貰ってありますの!」
「ほんとだ印が押してある、Sランク? ドラゴンスレイヤー? ダンジョンマスター? ユタの妻!」
「Sランクとドラゴンスレイヤーは予定ですの!ダンジョンマスターとユタ様の妻は既成事実ありますの!」
「妻は置いといて、ダンジョンマスター! まじすか!」
「マジですの! ユグドラシルですの! ダンジョンですの! マスターですの!」
「ユグドラシル! って頭に響いたあの声の!」
「マジだぞ」
「ステータス鑑定してみな」
「レベル239! ほんとだユタ様の妻」
違っ!
「ダンジョンマスター世界樹異世界してる裏山」
お前もか! 裏山!
「とりあえず中入る?」
こくこく
「まりあ起きたのか?」
「タマ寝相が悪くてまた噛られた」
「タマなら頭綺麗になるじゃん」
「確かにって! 直ちゃん!」
「へっ?」
「隣のクラスのまりあ! 異世界小説仲間の!」
「まりあちゃん! マジっすか! まりあちゃんも死んだっすか!」
「私は召喚! 直ちゃん死んだの?」
「白猫さん溺れてたの助けたっす、助けた帰りに一緒に車に引かれたっすよ」
○○っす、なんや(笑)それにちょっとどころか、はまってたみたいやね異世界小説
「定番······」
「トラックじゃ無かったす! 軽トラックっすよ! 微妙に外してるっす! まりあちゃんはどうなんすか?」
「うっ、クラス召喚で自分だけ違う所に······」
「定番······。ユタさんは?」
「クラスの召喚するところにたまたま居合わせてな」
「「定番······」」
「知らんやん! 定番カモンやん! ええやん! 苦労してるやん! 48歳やったのに頑張ってるやん!」
「若返りバージョンすっか! で、支援職で、最強······。ダンジョンで崖とか、落とし穴とか気をつけるっす! 絶対危ないっす! 罠もヤバイっす!」
「······。いや、普通に気を付けるけど······」
「メンバーにお調子者いないっすか? どじっ子とか? いじめっ子とか······」
「パーティーメンバーでは無いですが、お調子者っぽい方は居ますね」
「イキッてとんでもない事を、しでかすっすよ!」
「やっ! やりそう! 俺に任せとけ! とか言いながら!」
「······!······っす!」
「しかも······?なら······!」
・
・
・
盛り上がってるね(苦笑)今日はもう遅いし寝るね、おやすみ。
ソファーに横になるととととととと虎鉄が来てくれた、撫でてると玉藻と子ども達が来てくれた、こっそり葉月ももぐり込んでくるが皆をなでなでしながら眠りについた。
「寝ちゃったっすね」
「私は行きます、もぐり込みます、おやすみ直ちゃん」
玉藻ちゃんがしっぽをよけてくれたので そっと引っ付つくユタさんの横。
直ちゃんも来たが玉藻ちゃんの子ども達に捕まって埋もれた(笑)
ユタさんの上に葉月が、私も引っ付いてると玉藻ちゃんが優しくしっぽをかぶせてくれてもふもふ······




