作文太郎幻想世界図鑑・001:始祖ゴールデンエルフ
-----------------序文-----------------
この図鑑シリーズは、私が電子頭脳へと指示を与えて霊視を実行させた結果描き出された、本邦初公開・世界でも全くの初公開である幻想世界の真実の姿を記していく。
驚異と幻惑、美と恐怖、知と感動に溢れた息を呑むようなスペクタクル。これらの素晴らしい図像を以て幻想世界を皆様にお伝えできることは、文筆家としての至上の喜びである。
令和八年五月六日・作文太郎筆
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001・始祖ゴールデンエルフ
ゴールデンエルフとは、幻想世界の代表的種族の一つであり、容姿端麗、金髪と長い耳で広く知られる「エルフ」の中でも、天地開闢の頃から居たと伝わる最も古い不老不死とも言われる一族である。
そして本稿のここに霊視されてあるのはそのゴールデンエルフの始祖であり、不老不死、百万歳の星霜を閲した【始祖ゴールデンエルフ】師である。
エルフ族は一般に多くは風や森を司る精霊の一つとして知られている、多分に「シルク」(または「シルフ」)のイメージとも混交がある。その年齢は人間の数倍であるのが常だが、ここに掲示する画像に描かれている始祖ゴールデンエルフに至っては、人類がまだ猿人であった数百万年前から地上の世界を見守り続けて来た、大精霊である。
その魔法使いとしての力量は限りなく、世界樹の古い住人であり、また木の洞等に財宝を蓄え、天界に実る霊薬ともなる果実を噛み砕いてゴールデンエルフ酒を製造し、これを好んで夜な夜な祭りを開き酩酊して踊る。
また世を乱す怪物や悪霊、魑魅魍魎の類あらばガダ大棍棒を手に鎧兜を身に着けて盥程の小雲に乗って自在に天を駆けて四方の果てまで一飛びに成敗に駆け付ける、大力無双の守護精霊でもあると云う。
■ナーロッパ世界の市場に突如太古の巨大石貨に乗って現れた始祖ゴールデンエルフ。人々は驚き畏れながらも神の如きその姿に手を合わせて拝んだ、その場に居合わせたハーフエルフ人らも頭を垂れて手を合わせている。
■巨大石貨を降り、伏し拝む信心深い街人たちに施無畏印を示す始祖ゴールデンエルフ。彼らは古い歴史を持つ慈悲深い種族である。




