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20幕目 道にいる犬
雨宮「……つか……なんであいつが玄関前に居座ってるのよ」
アテーナ「あ、どもー」
雨宮「中入りなよ」
アテーナ「だってぇ、一応あんたらの仲間じゃないよーはいるわけがないよー」
雨宮「おいしいご飯あるぞ?」
するとすたすたと歩いて行った。
雨宮「飯につられやがって」
アテーナ「すごーい」
メコ「これこれぇ」
アテーナ「……亜人も…いるし…」
雨宮「どうだ?」
アテーナ「で…でもこれで入るって決めたわけじゃ……」
口元にはよだれがべったりくっついていた。
雨宮「食いなよ」
アテーナ「いただきまぁす!」
そして食べた瞬間、こう言い放った。
アテーナ「うめぇぇ!!!」




