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みんなのせいか

 あの後も、色々と本を漁ったが収穫は異世界人録くらいだった。他はエニグマに聞いたことある話を学術的に解説なんかをしているだけの本ばかりだった。


 「結構、本見たなぁ」


 その言葉と同じタイミングで俺は本棚を遠い目で見渡す。


 流石に棚の全ては見れなかったが、大分数は読んだと思う。それでも、


  「氷山の一角なんだよなぁ」



 召喚術、異世界関連の蔵書の十分の一に届かないというのが恐ろしい。まぁ、中にはチキュウ語で書いてあるだけで中身が一緒の本というのもあったが、読み飛ばすわけにもいかなかった。


 この点の本は、翻訳の間違いで意味が変わっている場合や、独特の意訳で関係者以外には違う解釈をしていると思える本があるからだ。当然、プロフェッショナルでもこの世界の文化に詳しくもない俺は例え内容自体は全部同じ本を二冊でも三冊でも全部読んで比較する必要がある。


 「似た内容の本の比較とか読書感想文か、大学のレポート作成の時くらいでいいよ。ほんと」


 そろそろ閉館ですよーとダリエラさんとは別の司書さんに言われたので、ダリエラさんと会話した入口近くのセントラルエリアに戻る。異世界人録は貴重なので貸出許可を貰おうとしたがやはりと言うべきか貴重な本だったらしく帯禁の本であった。


 しかし、コピーによる中の情報の持ち出しばかりは制限されてない本だったので魔法でコピーした紙束を閉じた物をいただいた。魔法って凄いね。


 こうして一応成果をもって他のメンツにあいに行く、さてあっちの成果はどうだろうか?


 「駄目だ、異世界への接続に関する効率の良い日とか、役に立ちそうなものがあったけど、直接帰還するために、必要な情報はこれっぽっちもなかった」


 「こちらは一応ありましたが、破壊神を目覚めさせて両方の世界の内どちらかを壊すことの余波で帰還するとか言う危ないものがありました……試しませんよね?」


 「流石にそこまでして帰りたくはないな……しかもそれ、めんどくさいよね? テレザ」


 一応帰れる方法ではあるので、実行するつもりはこれっぽっちもないけど詳細は聞く、何らかの足しになればいいけど。


 「そうですね、封印を守る人間がいるらしくその人に認められるか、倒して持ち帰るかする必要があるらしいですね。近年、八つある神器の中で悪用されかけた物もあるらしくそれに関しては現在厳重な警備がなされているようです」


 「それ、聞いたことあるけど、そもそもこの大陸のあっちこっちに置いてあるから後ろ盾を持たない僕たちだと、守ってる奴がいなくてもおいてある場所をすべて回るだけで年単位を視野に入れて行動する必要あるよ?」


 「うん俺も異世界人の行動を等を簡易的に収集しただけの本しか持ってないから人のこと言えないけど、やっぱりいい情報なかったなぁ」


 これ以上は明日の図書館探索に任せるしかない。外も暗いし今日はもうここの近くの宿泊施設で休もう。所で、そういえば俺たちここの宿泊施設に予約とかとっていないけど大丈夫だろうか?


 「あーそれに関しては大丈夫ダリエラ経由で宿泊施設の手配してもらってるから」


 「どーゆー事なんだ。この世界の司書って宿泊施設の予約までしてくれるのか?」


 「この世界って言うよりは学術的に有名な都市では図書館が観光地と同じくらい旅人を集める要素持っているので自然とそうなっているところが多いとの事ですよ?」


 言葉の最後に師匠の受け売りですけどと付けてテレザが説明してくれる。そういえばあの人稀に、外で共同研究してるって言ってたな。


 嬉しい誤算だが、宿泊の心配しなくていいらしい。場所はダリエラさんに聞いているとの事なのでエニグマの案内で俺たちは宿泊施設を目指す。


 明日も本とにらめっこかぁ、めんどくさいなぁ。

ちょっと会話文増やしてみた


しかし、エニグマは本当に役に立つな 後、地金を晒し始めてきた主人公この世界に送られてきた理由が表面に出てきたね

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