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長い夜。
しだいに、シュイの意識も朦朧としてきた。
傍らを見ると、ポロノシューも体力の限界なのか、気絶するように眠っている。
村人たちの間にも、疲労と諦めの色が濃く広がっていた。
「ああッ!」
キローネが呻き声をあげ、またベッドの上でもがきだす。
「!」
途切れかけていた意識が鮮明になる。
「だめ!」
キローネの体を、力ずくで押さえつけた。
「頑張って。お願い、頑張って……キローネ!」
シュイは歯を食い縛った。
唇が切れる。その痛みで意識を保ち、何度も励ましの言葉をかける。
夜が……長い夜が更ける。




