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悲しき嘘には裏があり、  作者: 炎の精霊
序章
9/14

9 新たな発見と整理の時間と思いきや、、

本当に投稿が長く遅れてしまって申し訳ございませんでした。見てくださっている方々はお待たせいたしました。どうぞご覧ください


 「え? いや、俺ってそんなに?」  「マジで自覚なさすぎだろ。」


 いや、流石に自分でも変だとは思わないけどそこまでではないでしょ、 ないよな?


 「お前、心配症とか対女性コミュ症以前に自己過小評価癖を直せよ。」


 「う、うるさいわ!」「はいはい、」 この時俺はふと疑問に思ったことがあった。


 「俺がそうなってるのは分かったんだが何で周りからは橋本と彩芽ののそんな話がないんだよ。前で集まった食事会とかみたいな話だったら、」


 「ん、なんでその話をお前が知ってんの?」


 そのとき俺は思わず出てしまった言葉に後悔する他無かった。


 「え、あ、いや」「何か隠してんなお前。」「それはその、あの、」


そのあとはもう俺が話すのを待つだけであった。


 「ああ、もう!本当は彩芽と三人でいるときに話したかったけどとりあえず先言うよ、お前達がそうやって抑えてくれてる時、俺だっていつまでもこのままよりかはと思って講義が終わった後に一緒に講義受けた奴と話すようにしてんだよ。」


 「、、、、それってマジ?」と橋本は唖然としていた。


 「ああ、そうだよ。って は、橋本!?何で少し泣きそうなんだよって近づいてくんな!」


 「まさかお前がそこまでしてたなんて、やっぱりお前は冷道だな、」「いや、だからってくっつくなって恥ずかしいから、周り見てるって!」


 「いや、俺は離れんぞ最高の親友よー!」「とりあえず落ち着けって橋本、橋本!」


 俺たちは(ほとんど俺は)周りの目やこのうるささによって来るこの恥ずかしさからすぐ逃げるためほぼ橋本を引きずる形で昼飯を食べに行くことにした。


 「いや、すまんすまん。突然だったものでつい本音が出てしまったわ。」


 「マジでふざけんなよ。キャンパスの中ではやめて。本っ当に恥ずかしかったんだから。だから言いたくなかったのに。」 「へいへーい次からはしないよう気を付けるわ。」


 その後俺達はご飯を食べ終えキャンパスに戻ることにした。


 「橋本。」「んー? 何。」「今日って大学の帰り少し空いてるか?」「うん。今日はなんにもねーよ。」「なら彩芽も集めてあの話の続きするからよろしく。」「りょーかーい。」


 と二人はここで分かれ午後の講義に参加することにした。


その後、みんなで駅前の喫茶店に集まることにして、当然だがあの二人より前に来ていた。


「冷道はやっ、同じ講義だったよな。」と言いながらまず橋本が来た。   そして、


「お、お兄ちゃん、、」と緊張気味の彩芽が来てその雰囲気のまま喫茶店に入っていった。


 軽くメニューのものを頼みそれを食べひと段落してから俺は今回の話をまとめることにした。


 「橋本と彩芽。今回は他でもない、俺のことであんなことになっててすまんかった。」


 それに対して彩芽は「いいから、そんな謝んないでって。こっちだってお兄ちゃんの変装解除初日にいつもの感じでくっついたりしてたんだし、、、」と自分のあの事で恥ずかしがっていた。


 逆に橋本は「そうだぞー冷道どんだけ疲れたと思ってんだよ。おかげで学校とかでも、お前とか彩芽ちゃんに迂闊に会えなかったんだからなー。」


 「返す言葉がない。」しか出てこなかった。


 「もう、お前は自分の評価を低すぎだかんな。そのせいで彩芽ちゃんとかの間にあんな噂流れたりるんだかんなー。」 「、、、、、」「っっ?!」  と俺は何も言えず彩芽は顔を真っ赤にしてびっくりしていた。


「し、しん兄ちゃん、からかわないでよ!ただでさえあの時教えるのすら恥ずかしかったんだから、、。」


「はは、ばれた? そうだよー俺は別に何とも思ってないから。」の瞬間俺は橋本に向かって思いっきりチョップしていた。「痛ーい、なにすんだよ。別にお前が自分を過小評価してたのは本当なんだからいいだろー。」 「だとしても彩芽をからかうんだったら容赦はせんぞ、橋本。」「なんだと~。」


 と話をしていたら「ふふ、アハハハハ、、!」と笑う彩芽がいた。


 「やっぱ、お兄ちゃん達と話すのは楽しいな、二人とも気を遣ってくれてありがとね。私はもういいから後の話を聞かせて。」


 「、、わかった。で、橋本には話したんだが俺大学でお前らが止めていてくれた間にできることはないかと思って友達とまではいかないけど同じ学部の講義受けてる奴らとかと話すようになったんだ。」


 「、、、、それって本当、、?」 「ま、まあ、一様だけどな。」


 そして俺はもう一つ決心して言うことにした。


 「それから二人ともにもう一つ。これから本格的に大学で友達作りをしていきたいと思う。もうこれ以上お前たちに迷惑はかけたくないし、俺だって今の自分自身が嫌いだ。だから変わりたい。だけどそれでも心配症だったり、女性コミュ症だったりとかまだ全然なところはある。だからもう少し迷惑かけるかもしれないがよろしく頼む。」


 それを聞いた橋本はただ笑顔で任せろと言ってくれた。彩芽のはというと、


 「あ、彩芽。」「ご、ごめん。お兄ちゃん。本当はちょっと自分でも駄目だったかなって思っちゃってたんだよね。ただでさえその状態のお兄ちゃんにあの時は無茶ぶりを言っちゃったから。でもお兄ちゃんはやっぱりお兄ちゃんだね。」と涙を流して笑っていた。


 そんな二人を見て俺はただこの二人が近くにいてよかったと思うだけだった。


 そんな話し合いが終わって俺たちは解散することにした。俺はバイトがあったのでそこから駅を使ってバイト先へと向かうことにした。その道中、俺はあの場所を通りかかった。あの場所とは財布を落としたあの女性がいた場所である。

 あの人はあの後ちゃんと帰れたのだろうか。など思ったが別にもう会わんだろうと思いながらそのまま過ぎ去ろうとしていた。


 その時、後ろから「、、あ、あの」と後ろから声が聞こえたような気がした。はじめは声が小さくて遠くから聞こえてるように感じて俺じゃないだろうなと思いそのまま歩いていたが、2、3回聞こえてからあれ?まさか俺に言ってるのか。と思い後ろを向いた。すると後ろには財布を落とした女性が立っていて。俺はただ息を呑んで立ち尽くすほか無かった。

前書きにもありましたが遅れてしまって申し訳ございません。いろいろと家庭やらなんやらで忙しく書く時間がありませんでした。そして私自身が思ったことですが。このままの調子では毎週日曜日投稿は厳しいと感じたため。不定期更新とさせていただきます。これからは気長に見ていただければ嬉しい限りです。出来れば評価、コメント、ブックマークをしていただければ励みとなります。これからもよろしくお願いします。

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