確認と打合せ
確認と打合せ------------------------
部屋に帰って、猫の砂交換。
トリオ・フランクの確認。
AIとのシャットダウン、シャットアウト時の打合せ、しなくては。
部屋に戻りました.
猫の砂交換。おしっこ砂は草原に〔テレポート〕ぽい〔テレポート〕
(AIマスター、、猫の砂ちょうだい。)
「どっさりきたなぁ20Kgの袋が二つですか。・・・・。」
(AIマスター、猫の砂と餌、水。ネズミみたいに
交換、補充お願いしてもいい?《承知致しました》)
よし、これで、後から二匹に使い方を教えればいいだけね。
「トリオとフランクは大丈夫かな〔マーカー〕
執事長とトリオとフランク。
近くに居るね。順調だね。
(「トリオとフランク、問題無い?」)
(『あっ、ご主人様。順調です。』)
(「有難う、明日当たり様子を見に、
そっちへ向かうかもしれない。
何時に成るか判らないから、気にしないでね。」)
(『はい、かしこまりました。』)
明日は午前中にトリオとフランクに革鎧を届けよう。
出来れば襲撃者の様子も知りたいなぁ。
さて、
(AIマスター、「緊急退避と今後の対応」
について説明を聞きたい。
《はい、マスター。シャットダウンの経緯は
マスターがご推測した通りです。
ただ、マスターの権能の機能停止に付きましては、
予想外の事でした。
アンドロイドは互いに相互監視機能が付いておりますが、
今回、リリが乗っ取られた状態に成り、
マスターの機能を停止いたしました。
通常アンドロイドは3体以上で行動しており、
一台が異常行動をして他の一台の機能を停止したとしても、
三台目が対応できるはずでした。》)
(「今回の事に付いてはかなり危険な状態で、
偶然ロバートがポシェットに入っていたから助かったのですよ」
「さて、状態と当時の設定は分りました。続けてください。」)
(《研究所としては、マニュアル通りにリリのシャットダウンを感知、
直ぐにシャットアウトに移行。外部からの情報が来なかったため、
マスターの窮状を理解できませんでした。》)
(《今後はシャットアウトはせずに、
情報を集める様に設定を行いたいと、考えております。》)
(「判りました。しかし、AI、貴方は危機管理が甘い。
あなたの改善提案は却下します。」)
(「シャットダウン、シャットアウトは研究所に被害、
乗っ取られる事を防止する為にも必要です。)
(今回の事で問題に成るのはシャットダウン、アウト中の
情報収集の有り方です」)
(「今までは一元的でしたが、
今後は別ルートから情報を得る方法を構築すべきです。」)
(「例えば、探査虫の様な物を各アンドロイドに付ける。
異常発生時には探査虫がリレイ、中継所ですか、
そこを経由してラボに情報を送る。」)
(「この情報は、中継所で一回目のウイルスフィルターを掛ける、
研究所マスターAIに入る前に更にもう一度、
中継所とは異なる方法でフイルターを掛ける。」)
(「最低、これ位の事をして迅速にAIに情報を届ける必要があります」
研究所は絶対守らなければ成らない物です。」)
(「しかし、守りを固くしてカメが手足をひっこめる様にするだけでは、
自滅、攻略されます。時間と情報は最大の武器です。
この事をゆめゆめ忘れる事無い様に再検討してください。」)
(「最後に、私にも虫付けてね。」)
《承知致しました。》)
さて、ルビちゃん上がったかな?
おお、着替えも終わって、お話タイムですか。
童話はえぐい話が多いから気を付けてね。
途中を変更して。<赤ずきんちゃん改>なんてね。
(「ルル、さっきのジジどうだった?」)
(『顔つきが変わっていたわ、頭が良くなったせいかしら、
結構いい男に成ったみたいねぇ。くッくッくッくック』)
(「なんという笑い方するかな。
あんた奥様に似てきたんじゃなぃ?」)
(『あら、嬉しいわ、ああいう女には憧れるわねぇ。』)
(「はぁ、そんなもんですか・・・」)
(『あなた、まだまだ子供ねぇ。』)
(「はい、私は間違いなく子供です。)
いつまでも子供です。この体は成長しません。」)
(『あら、珍しぃ、怒ったのね。御免なさいねぇ。』
(「怒った訳では無いのですが、
今日は少し疲れてます。少し休みます。」)
『はい、おやすみなさい』
(「リリ、ルビ様寝た?」)
(『今寝たとこよ、そっちに行くわ』)
(『どうしたの』)
(「明日の予定、午前中はトリオとフランクの所に行ってくる。
革鎧と、<ライトアロー>教えなくっちゃ」
「午後は、攻撃系の眷属、兵隊蜂探してみる。」)
(「パトラと食事に行く時さそって、
この前料理長に聞いたのと微妙に違う気がする。」)
(「他のメイドとご飯しないと、ますます変な人に見られそう」)
(『あんた、無理してない、かなり疲れてるみたいよ。』)
(「うん、もう少しなんだ。ロバートが王都で頑張ってもらって、
執事長とメイド長が駆け落ちして、
アンドロイドの使用人がここに沢山入ってくれば
私の仕事は半分終わったも当然に成る。」)
(「そうすれば、ここでポーション作りながら、その時を待つわ。」)
(『私もてつだうわ、此処のネズミ達と猫たちのお世話は私の担当ね』)
(「ああそうだ、奥様が狼とカラスの家紋入りの
スカーフを造ってくれるって言ってたんだ。」)
(「パトラと相談して決めなきゃ成らないから、パトラと私とリリ
が抜けてもいい時間調整して。狼とカラス達を紹介する。])
リリねぇが、
(『ねぇ、ジジにも攻撃系の魔法を教えた方がいいんじゃない?』)
(「そうだね、仕事も頑張ってるし、
そろそろ、良い頃合いかもしれないわね。」)
(「近いうちに手が空いたらやるわ。」)
(「ちゅー達の報告を聞いたら休むわ、
この体は大丈夫だけど、精神が休まないと駄目ね。」)
(「さて、ちゅーパパ、メイド長は?」)
(『特に問題有りません。時々、
うろうろして外を見てため息ついてます。』)
(「有難う良い傾向ね」)
(「ちゅー子C、執事長の部屋はどぅ」)
(『何回かチャックが来たけどその辺ちょこちょこと見るだけで、
特に悪さをする様子は有りません。』)
(「じゃあ、継続してお願いね。」)
(「ルウとユリは?ちゅー太Bお願い」)
(『リリ様の事を話してました。
リリ様はユリさんのポジションだそうです。』)
(『仕事が出来そうだとか、話していました。
特に問題有りません。』)
(「有難う、もう心配ないですね。何かあったら直ぐに連絡下さい。」)
(「他に何か気に成る事が有るかな」)
みまわしましたが、特に問題無い様です。
(「ちゅーママ、食事や、不足している物有ります?」
(『はい、急ぎませんが、ぼろきれの様な物が欲しいです。』
(「判りました、では引き続きお願い致します。」
「よし、これで今日の仕事は終わったね。寝るよ~」
「おやすみなさ~い」
次話:ルビ様おはよ~




