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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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使い魔のジジ

使い魔のジジ------


さて、ジジの眷属化をやりましょうか。

(「ジジ、起きて」)〔魔眼〕


ジジが目を開けます。右目が赤いですね。

かまわず進めます。


(「あなたを私の眷属とします。そうする事により、

 貴方の魔力が上がりますので、

 その身下目の魔眼を抑え込む事が出来る様に成ります。」)


(「宜しいですか?」)

(「はい」)


 私の魔眼で抑えられているので、否定や疑問は有りませんね。

(「我が名はルビ・ヴラド、親愛の証として汝ジジを使い魔とし、

 わが権能の一部を与える。」)


(「生涯、お前と共に生き、お前にとって不名誉な命令はしない。)

 友として一緒に歩んで欲しい。」)

(「ジジ承認して」)


(『我名はジジ、私は授けられた名を使い、

 ご主人様の親愛の情を裏切らない事を誓います。』)


私からオレンジ色の光が出てジジを包みます。

ジジからも光が湧き出て、私の出した光と混じり合い、

渦を巻きながらジジの胸に吸い込まれます。


ジジから<ふわっ>と柔らかい光が出ると、

ジジが一回り大きく成った様です。

ヤマネコサイズですよ。


私からも光が出るのは初めてです。

やはりジジは特別なのでしょうか。


魔力も数倍に成ってます。これは魔道具要らないですね。

(「ジジ、どんな感じ?」)

(『すげぇ、体でかくなったのに、軽いぞ。』)


(「その体の説明するね」)

(「基本能力だけど、私と同じ、不老、超再生、念話、

 感覚共有が与えられました。つまり、年を取らない、


 けがはすぐ治るけど死ぬ事はある。遠くに離れていても

 眷属同士の会話が可能。

 お前達が見た物を私もみる事が出来る。と言う事です。」)


(「あと、右目の魔眼の力だけど、魅惑の魔眼。

 自分より魔力が高い人には効かないけど、

 常時発動で、なんとなく好かれる位の魅惑。


 暗示は強く意識した時に発動、目が赤くなるわ、

 強い暗示は出来ない。自殺させる事は出来ない。」)

(「不道徳な使い方をした場合は罰します。」)


(「すべてはルビ様のために有ると思いなさい。」)

(「あなたの役目は、屋敷の中全般に成ると思ってください。

 眷属のネズミ達を保護し、異物を排除する事、


 但し、無理をしない事、危険な物が入ってきたら

 すぐ報告してください。」)


(「これから、ご主人様にご挨拶に行きます。

 その後、奥様とルビ様にご挨拶に行きます。」


(「あなたが私の眷属に成ったことは秘密です。

 奥様とご主人様には、魔眼を抑えるため、

 私の魔力を分け与えたと言っておきます。」)


(「さぁ、行きましょうか。」)

執務室のドアをノックします。「ララです。」

『入りなさい。』


「失礼します。お忙しい所申し訳ありません、

 ジジに付きまして。ご報告しなければいけない事が出来ました。」

(『ん?。ジジ大きく成った?』)


(「はい、お昼ごろの事です、ジジに魔眼が発現し、

 暴走してしまいました。 私とリリ姉さん、

 パトラさんに影響が出ましたので、


 ジジの魔眼を抑えるため、ジジに私の魔力を分け与えました所、

 魔眼は抑えられましたが、体が少し大きく成りました。


 急ぎの事で有りましたので、許可も頂かずに、

 行いました事、お許しください。」)

 ジジと二人で頭を下げました。


『ほほぅ。ジジ、前より力も知恵もついたようだね。

 結構な事だ。で、ジジには屋敷内の警護かな?』

「はい、その様にお願いしたいと思います。」


『分った、ジジ、これからも宜しくね。』

『にゃぁー。』

『じじ、言葉が判るようになったか。』


「はい、ルルと同じ位には理解できていると思います。」

『ララ、君が来てから周りの動物たちがどんどん

 賢くなって行くね、これもご先祖様に力なのかな?』


「はいそのようにご理解して頂ければ幸いです。」

「ご主人様、奥様の所にもご挨拶に行きますので、

 これで失礼いたします。」


『ああ、また変わった事が有ったら、報告しなさい。』

「はい、失礼いたします。」

 礼をして退室します。


「次は奥様の所ね」

すれ違ったメイド達がジジの事を見て、

振り返って首をかしげてます。


ノックをして、「ララです。」

ジジには念話でルルと同じ挨拶をするよう言って有ります。


ドアが開き、「入って」何か待ち構えていた様な・・・。怖い

中に入るとジジも入って、左にエジプト座り。

私が礼をして、「遅くなりまして、申し訳ありません。」


と言うと横でジジが首を下げて「にゃごにゃ。」と言います。

奥様、びっくり、目を丸くしています。


こんな顔初めて見ました~~!!

『ジジよね』奥様が思わず確認してきます。


「はい、間違い御座いません。魔眼の暴走を抑えるため、

私の魔力を分け与えた為、体も少し大きく成った様です。」

『ララもジジも此方にいらっしゃい。』


『ジジ、此処においで、』奥様に呼ばれると横に座ります。

『お前、しばらく見なかったけど、何処に行っていたの?


 修行でもしていたの。』

「あっ、修行、それいいな。」


ジジの顔や、喉、体もサラサラと撫でます。奥様上手です。

『ジジ、時々、ここに居らっしゃい。

 あなたの顔を見ないと寂しいわ。』


さすが奥様です。優しい。

心を震わせる言葉をさりげなく渡してくれます。


『にゃぁ。』ご返事、それを聞いてパトラが

『ジジも言葉判るようになったんですか。これもララのせいね。

 ほんと、魔女見たい。』


「私、魔女ですか、そういえばお薬も作れますし。」

奥様が笑いながら、

『あなたご自分で気が付いていなかったのね。』


「げっ。奥様のお墨付きも頂きました。私、魔女だったのですね。

 あの~、せめて見習いと言う事で・・・」

パトラが吹きます。リリがぱっとハンカチでパトラの口元を隠します。


『リリのあの素早さはすごいわね。

 所で、ジジの魔眼てどんなことが出来るの?』


「そんなに強い物では無いですが、魅惑の魔眼。

 自分より魔力が高い人には効かないけど、

 常時発動で、なんとなく好かれる位の魅惑。


 暗示は強く意識した時に発動、目が赤くなります、

 強い暗示は出来ません。自殺や他殺をさせるよう事は出来ません。」

『たいして、強くは無いのね』


「奥様、そんなことは有りません、

 例えば、お屋敷の屋根に上りましょう、

 上りましたら北にまっすぐ進みましょう。」


「此れだけで普通の人は死んでしまうでしょう。それに、

 本人の魔力が大きく成れば、魔眼も進化します。

 とても怖い事が出来る様に成る可能性が有ります。」


「ジジが味方であると言うことは、将来的にも、

 とても心強い事なのです。」


『ふぅ~ん。貴方は魔法の事に成ると一家言有りますね。

 さすがです』

ほめられちった~~~!!


『リリ、奥様に褒められて嬉しいのは分りますが、

 顔がゆるんでますよ。』

「はぎゃ。」思わず顔を隠しましたが、手遅れですね。


『本当にあなたは、色んな意味で、楽しい子ねぇ~。』

 顔が真っ赤に成りました。恥ずかしいです。


<コンコン>ノックです。

パトラさんが出ました

『お食事の用意が出来たそうです。』


「あっ、お肉取りに行くの忘れてた。

 リリ姉お願い、わたし、お肉取って来る」


『あらあら、走って行ちゃったわ、奥様申訳有りません。

 ここからは私がお世話を変わります。』


『良いわよ、今日は初日だと言うのに、慌しかったわね』

 急いで帰って来て、メイドの列、リリねぇの隣に並びます。

 小声で「お風呂お願いね。」

OKのサインをもらいました。


次話:確認と打合せ

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