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24日目

 聞いて驚いてください!

 いえ、聞かなくてもいいから驚いてください!

 いや、驚いてもいいから聞いてください!

 いや、驚かなくてもいいから聞かないでください!



 ああ、もう何を書いてるんだかわからなくなっちゃった!



 なんと!

 なんとですね!



 エルフきたーーーーーーー!!!!!



 思わず右手を挙げてガッツポーズするほど大興奮してしまいました。

 そうなんです!

 エルフの里に来たんです!



 ファンタジーの代名詞とも言える森の住民エルフ。


 いや、もうほんとエルフでした。

 耳がピーンととんがってて、金色の長い髪をファサーッとなびかせてて。

 どこもかしこも美男美女だらけ。


 おいおいおいおい。

 これがエルフの楽園ってやつかい?

 ヒャッホーウ!(だいぶおかしくなってます)



 さて。

 なんでエルフの里に来たかというと、永久凍土の町に行くためにはエルフさんの魔法の道具が必要なんだそうです。

 永久凍土の町はやっぱり極寒の地らしく、どんなに防寒着を着てても凍り付くんだって。

 どんなに防寒着を着てても凍り付くって、南極以上にヤバいところじゃん。


 だからその対策としてエルフの里特産の「凍らずの衣」をもらうために来ました。


 ちなみにアシュリーさんはエルフの里の長と顔見知りなんだとか。

 エルフの長と知り合いって、すごくない?

 日本で言ったら「オレ、ハリウッドスターと知り合いなんだぜ」レベルでしょ? なんで黙ってたのかな、アシュリーさんは。

 エルフのサイン、もらえないかなぁ。

 でもエルフってプライド高そうだから人間の僕なんか相手にもされなそうだよなぁ。



 なーんて思ってたんだけど、この世界のエルフってなんか普通の人間っぽくてビックリしました。

 なんていうのかな、みんなフレンドリーというか。いい意味で陽気なんだよね。


 グラマラスな美女が「ハーイ」なんて言いながら手をひらひら振ってきましたもの。

 海外特有のノリというか。まさにパリピ感満載。

 海外ドラマなんかで、若い男女がキャッキャッキャッキャしながらパーティーしてるシーンとかあるじゃない? そんな感じ。

 陰キャの僕は「は、はーい……」ってぎこちなく手を振るだけで精一杯でした。



 でもどこもかしこもエルフさん(しかも美男美女)なので、眺めてるだけでもほんと最高でした。

 いいよねー、エルフ。


 しかもしかも、泊まるところないって言ったらエルフの長が家に泊めてくれたんですよ。エルフの家に泊まるってなかなかないよね。

 エルフの長も見た目30歳くらいの超美人なおねーさんでした。年齢を聞くのは失礼かなと思って聞かなかったんだけど、アシュリーさん曰く300歳超えてるらしい。300歳だって、300歳。江戸時代生まれじゃん。

 ってか、確かに年齢は知りたかったけど、そういうのは秘密にしといたほうがいいんじゃないかなぁ。ってちょっと思いました。



 あ、そうそう。

 肝心の「凍らずの衣」は無償で二人分くれました。魔王を倒すのに氷の冠が必要だと言ったらタダでくれました。どうやらエルフの里でも魔物の襲撃がここ最近増えてて、一刻も早く元凶である魔王を倒して欲しいんだそうです。

 人間ごときがエルフに頼まれるなんて想像もつかないよね。案の定、アシュリーさんに頭下げてたけどね。



 最近、町に寄れてなくて充電が心許なかったけど、エルフの長にスマホの充電をお願いしてみたら、雷の魔法で充電してくれました。

 いいなー、雷魔法。充電器いらずじゃん。でもこれで充電100%になりました。よかったよかった。



追伸:エルフの里の料理は木の実ばかりでした。こういうのばっかり食べてるから肌が綺麗なのかなってちょっと思いました。



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